カベルネを試飲、これも美味しいんです!!
先日インポーターさんの試飲会で同じヒースフィールドのカベルネ・ソーヴィニヨンを 飲んでみましたが、これがまた美味しかったのです!
これまで私自身は弊社で取り扱いしているシラーズしか飲んだことが無かったのですが、今回ヒースフィールドそのもののクオリティの高さを再確認するよい機会となりました。
シラーズはもちろんシャルドネや、メルローそれぞれに共通した上品さ、飲み頃感がありましたが、特にカベルネ・ソーヴィニヨンが飲み口、バランスとも秀逸でしたので今回ご紹介いたします。
個人的にはこちらの カベルネ・ソーヴィニヨン 好みでした。
シラーズがドロッとくるくらいの凝縮感とアメリカン・オークならではの甘味が魅力なのに対して、カベルネ・ソーヴィニヨンはフレンチオークを半分使っているためなのか、
品種の特性なのか、ニューワールドらしい凝縮感は存在しつつ、ミントなどのスーッとくる香りも存在していて、端正な印象を受けました。
1980円でこのバランス!この洗練度!なかなか出会えないカベルネです!
オーナーが語る!「妥協はしません」
来日していたオーナーにお話しを伺ったところ
「私は弁護士なのですが、いつかは自分のワイナリーを持ちたいという夢があって 1997年ようやくその夢がヴァロッサでかなったんです。
とにかく美味しいワインを造りたいので、ヴィンテージがよくない年にはワインは造らない方針で やってます。」とのこと。
さらに、ご自身のベストワインはどれ?と不躾な質問をしてみましたが、
「それは全部ですよ(笑) 食事やシチュエーションで使い分けてます。
シラーズはバーベキューや、ステーキを食べるとき、 この
カベルネ・ソーヴィニヨンはチキンやラム、パスタともいいんですよ!」
とのことでした。
そうですよね、ワインは食事と合わせてこそ魅力の増す飲み物ですから、納得のお答えです。
テイスティングコメント
後日サンプルをとり全員でテイスティングをしてみました。以下それぞれのコメントです。
香りよく、アタックが今風。
果実的、パワフル、濃い。
ワイン飲んでるなと言う感じでいい。新世界のよくできたワイン。
値段とのバランスがよい。 うちの定番商品になると思う。 (酒井)
ストレートにプラムやベリー、熟した果実の香りがすっと素直に体に入ってくる。 口に含むと厚みのある、熟したプラムのジューシーさから、こがした木の香り、オー
キーなのも印象的。決して強すぎる樽香ではなく、上品で素直。時間をおいて飲むと 甘みがかなり強くなり、バニラやチョコの甘味も強い。同じヒースフィールドのシ
ラーズの印象が似た、濃く凝縮した甘味に近いかな。オールトラリア独特の強い香り もなく、キレイに仕上がっていて、バランスもいいと思うしお料理にも合わせやすい
と思う。私ならやっぱりお肉料理にパスタを添えて♪(小林)
カベルネらしい。 2000年という5年の熟成感も感じられた。
本日テイスティングした中で間違いなく一番美味しい。 (天沼)
色は黒味のあるガーネット。
インク、花、ココアとメントール系のすっきりとした香りもあり少し時間がたつとぐんと甘味がたってくる、。
味わいは酸味がしっかりとのっていて、果実とのバランスがいい。 こってりタイプではないけど、バランス取れたエレガンスCS。
シラーズと比べるとフレンチオークの比率が高いためか、上品な印象。
料理を選ばないし、我が家の定番ワインとしておすすした1本。(江下)
|