秋の始めに開催されたローヌワイン専門の輸入会社主催・試飲会で「ウワァー、いい香り♪」とグラスから離れられなくなった赤ワインがありました!
飲んだら止まらなくなる、気品溢れるローヌ・ワイン
代官山で開かれた試飲会場では、先入観を持たないように、生産者情報は一切見ないでひたすら60種ほどをテイスティングを行った私ですが、驚くことにデイリークラスの「コート・デュ・ローヌ」でも、トップキュヴェの「ジゴンダス」でも、今回ご紹介の「ドメーヌ・デ・エスピエ」に◎をしていました。
ベリーやスパイスのローヌらしさがありながら、エレガントさを失わない気品のある深い香りと、ボリュームがありつつ柔らかな酸に裏打ちされたシルキーな味わいが優しく喉をすべり落ちます。
同じようなセパージュを使用したローヌのワインばかりが並ぶなか、そのたたずまいは他のワインから際立っていたのです。
パーカー氏曰く 「ローヌ南部で最も成功した生産者」
その後色々調べてみますと、
●パリの三ッ星レストラン「タイユヴァン」の定番ワイン、かつシェフのお気に入り
●著名評論家達の賞賛多数!
「ローヌ南部で最も成功した生産者」byロバート・パーカー
「コート・ロティに匹敵するジゴンダスを造る優れた生産者」byステファン・タンザー
●蔵元では即完売、現地で買いたくても手に入らない小規模・少量生産
●有機農法・手摘みでの収穫・天然酵母使用の自然な造りへのこだわり
などなど、興味深い情報が次々と出てくる南ローヌで最もホットな生産者の一人だったのです!
*お届けするヴィンテージは2006年です
即完売のためワイナリーでも買えない
パリの三ッ星レストラン「タイユヴァン」のワインリストには、ドメーヌ・デ・エスピエのワインがオンリストされています。そして、ホテル・リッツや、ル・クリオンなど錚錚たるホテルのダイニングでも愛用されています。
現在、フランスでは大変な人気があり、蔵元に直接買いに行く方もあるそうですが、こうしたレストランから引く手あまたなことに加え、イギリス、オランダ、ドイツへも輸出されているため、ワイナリーにはまったくストックがない状態が続いているそうです。
情熱が日本での入荷を可能にしました
今回のワインを日本に紹介しているのは、ローヌ・ワインの素晴らしさを伝えたいという情熱が高じて専門輸入会社を始めたという情熱溢れる会社です。創業者のイギリス人社長は年の半分をローヌで過ごし、現地の情報、ネットワークを駆使し買い付けをされているそうです。
そんな情熱が実を結び、買い付けることのできた話題のローヌワイン。秋の夜長に相応しい美しいワイン、美味しいですよ!!
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