葡萄の理想郷「カファジャテ」
アルゼンチンはフランス、イタリア、スペイン、米国に続き世界第五位のワイン生産量を誇る大産地ですが、その中でもカファジャテは標高1700mと、世界のワイン産地の中でも最も高い場所に位置しています。
というわけで、葡萄が熟すのに必要な強い日差しに恵まれ、昼夜の寒暖差は実に25℃もあるため、アロマティックで豊かな香りの濃縮感あるワインが出来る大変恵まれた環境にあります。
さらに湿度が低い(平均15%)ため葡萄が病気にかかりにくいので、農薬などを一切使わずに健全な成長を遂げることができるのです。
カファジャテは、「高品質なワイン『しか』造れない」と言われるほど葡萄栽培には理想的な土地なのです。
アルゼンチンの土着品種「トロンテス」を進化させた注目ワイナリー
ワイナリーはこの土地に魅了されたフランス人兄弟デヴィッドとサルヴァドールによって1892年に始められました。
そして1929年、アルゼンチンのワイナリーとしては初めて、スペインのワインコンテストで国際的な栄誉を受け、さらにアルゼンチンのワイナリーとしては早く1990年台には環境に配慮した葡萄栽培をはじめました。
そしてこのワイナリーが何よりも注目されているのは、アルゼンチンの土着品種「トロンテス」のアロマティックな香りを最大限に引き出しながら、ピュアで洗練された味わいに仕上げることに成功したからです。
イギリスの著名なワイン評価誌「デキャンター」がこの秋主催する注目ワイナリーを集めたワインイベントにも、ミシェル・トリーノ・エステートはエントリーされています。
ラベルにも注目!
この印象的なラベルには、ワイナリー「ミシェル・トリーノ・エステート」の想いが描かれています。
豊かに降り注ぐ太陽、アンデス山脈から流れ出るピュアな雪解け水、雑草を食べる羊は現在のカジャファテの葡萄畑の様子であり、これからもずっと残しておきたい自然豊かな光景なのです。
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