2009年のボルドーは皆様ご存知の通り、近年まれに見る超当たり年ですが、その中でも、この年のシャトー・ラフィット・ロートシルトは非常に完成度が高く、パーカーポイントでなんと99+点という、ほぼ100点満点と言ってよい程の高い評価を獲得しています。
そして、彼らが生み出すセカンド「カリュアド」についても過去最高とも言われる出来となっており、パーカーポイント93点というセカンドとは思えない高得点を獲得しています。
しかし、その得点以上に凄いのが、
「2009年のカリュアドは、私が今まで味わった中で過去最高の出来栄えだ」
と、あのパーカー氏に言わせしめたこと!
おそらく全てのヴィンテージをテイスティングしたであろうパーカーが「過去最高」と言ってはばからないのですから、いやがうえにも期待が高まります。
見つけてしまいました!
絶対お買得な「カリュアド・ド・ラフィット 2009」!!
そもそもこの数年、海外で異常なまでの人気を誇るシャトー・ラフィット・ロートシルトですが、稀に見る当たり年であった2009年は日本国内においてもすでに15万円前後〜という高額な価格で取引されています。
このラフィット人気はセカンドであるカリュアドについても同じことが言え、このヴィンテージがリリースされるや、世界中で奪い合いとなったと言います。
そのようななか、今回見つけたこのカリュアド2009は、さらに価格が高騰するであろうことを考えても、相当にお買得だと思います!
なぜならば、ここまで評価が高くはないこれまでのヴィンテージでも現在すでにに3〜4万円前後で取引されているので、これだけの好評価を獲得しているこのヴィンテージは今後めぐり合っても必ず価格が上がると予想されるからです。
そもそも、カリュアドはなぜここまで人気が高いのか?
それは、セカンドであるにもかかわらず、そのクオリティと気品は他の格付けシャトーを凌駕するものであり、超人気ワイン「ラフィット」のニュアンスを充分に感じ取ることのできる、このセカンドワイン「カリュアド」はワインとして本当にお買得だからなのです!
実際、このワインにはラフィットに使用されるものと同じ畑で収穫された葡萄が使われています。シャトーでは、収穫量の三分の一をラフィットに、そして4割をカリュアドに選別し使用しているそうです。ラフィットに比べメルローの割合が高くなっている分、親しみやすいスタイルを実現しているのが特長と言えるかもしれません。
ラフィットの「気品」を手軽に堪能できる素晴らしいワイン
1855年に行われたボルドーワインの格付けにおいて、第一級の中のトップに選ばれたシャトー「シャトー・ラフィット・ロートシルト」。
ボルドーの超一流シャトーにふさわしい「気品」が常に存在していると言われるシャトーの味わいを「過去最高の出来」と評価されているこの「カリュアド」でご堪能くださいませ!
カリュアド・ド・ラフィット 2009 テクニカルデータ (公式HPより)
この年、春は比較的高温でむしろ多湿な天候に見舞われ、ブドウ栽培の年始は畑管理に手間の掛かるスタートとなった。畑の状態を健全に保つための作業が入念に行われた。
6月以降、夏季を通じて安定した好天が続いた。その後は旱魃傾向となり、7,8,9月それぞれ恵みの雨が少量あった。良質の日照、猛暑とまではいかない暑さの日中と充分に冷涼な夜間。それによりゆっくりと果実熟成は進み、収穫開始は9月末へと引き延ばされた。
天候条件は格別良好で太陽のもと、れきぢに残る成果を上げるであろう収穫が行われた。
葡萄品種 カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー42%、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド8%
テイスティングコメント(ボトリング時)
はじけんばかりの見事なアロマ表現。味わいはアタックには丸みがあり、徐々に熟したタンニンと完全なストラクチュアがあらわれてくる。非常に果実味豊かなフィニッシュ。
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