入手困難度 No1
その突出した味わいに魅了されたマニアの圧倒的な支持、そして生産本数が極端に少ないため非常に入手困難なワイン シャトー・ル・パン。
ル・パンは今や30万円前後まで値段か高騰してしまったポムロールのシンデレラワインですが、そのル・パンがプライベート用として作り始め、ル・パン以上に圧倒的に生産本数が少なく入手しづらいワインがこの トリロジー です。
今回はその トリロジー が12本限定で入荷しましたのでご案内させていただきます!
あのル・パンが造る、プライベートワイン!
シャトー・ル・パンはポムロールにあるとても小さなシャトーです。1979年に現オーナーであるディアンポン家が所有するようになってから急激に評価があがったことから、シンデレラワインとも呼ばれていますが、1982年ヴィンテージでは100万円を超える値がついたことも話題となりました。
そんなル・パンが手がけたセカンド的存在のワインが今回ご紹介できることとなった トリロジーです。
もともと、ル・パンにおいてプライベートワインとして造られ、公に販売されることはなく、シャトー内で消費されるほかはワイナリーに訪れたときに運がよければ分けてもらえる、という特別なワインでした。
今でも生産量が増えたという情報もなく、いつ入るかもわからない入手困難な稀少ワインです!
とにかく稀少!!
情報も少なく謎に満ちたワイン!
このトリロジーは、元々は1990年代にシャトーのプライベート用として、3つのヴィンテージの若木の区画などから出来たワインをブレンドして造られたのですが、何年のものをブレンドしたのか生産者も判らなくなってしまった(!?)のだそうで、そこから『三部作』を意味する『トリロジー』という名前がつけられたのだとか。
その後、若木の区画や、グラン・ヴァンの規格に満たないワインを、2003年&2004、2005&2006、2007&2008とブレンドして造られているそうです。そして本日ご紹介するのがこの2007年と2008年がブレンドされたもの。
私も海外の文献等も含め、色々調べてみたのですが、あまりにも情報が少ないんです。
とにかく判ったことは、
☆ものすごく生産量が少ない
☆最近ま市場に流通することがなかった
☆ヨーロッパでは超人気
ということ。(ザックリ過ぎてすみません・・・。)
生産量に関しては、僅か約2ha足らずの小さな畑、ファースト・ラベル(という言い方が正しいかは別として)のル・パンが平均500ケースと極少量生産ということを考えれば、当然と言えば当然。
その生産数の少なさと、元々プライベート用ということもあり、以前は流通することはまず無いワインだったそうです。関係者以外が手に入れる方法は、シャトーを訪問して運良くわけてもらう以外には無かったとか。。
そうなると人気もものすごいようで、インポーターさんも在庫確保するのが一苦労の商品だそうです。なんでも現地のワイン商から案内が来て『ちょっと考えるから』と数分保留にしている間に完売になってしまったとか! 海外のワインショップなどでも入荷するとすぐ完売となり、次の入荷待ちの予約も一杯になるほどの人気だそうです。。
トリロジーの由来
トリロジーは、1990年代にシャトー・ル・パンのプライベート用ワインとして、若木の区画やグランヴァンとしてはまだ出すことの出来ない樽のワインをいくつかブレンドして生み出されました。ファーストらべるとは異なり、ヴィンテージの異なるワインをブレンドすることで完成したワインはなかなかの完成度に仕上がったのですが、いざ出来上がってみると、生産者自身が何年物のワインをブレンドしたのかわからなくなってしまったことから、「三部作」を意味する『トリロジー』という名前がつけられました。
現在のトリロジーは、2003&2004年、2005&2006年、2007&2008年のようにブレンドして作られているそうです。
今回入荷したのは 2007&2008年ブレンドです。
なかなか見かけることのないワインなのです。
シャトー・ル・パンの所有する畑はわずか2ヘクタールほどしかなく、ル・パンの生産量はわずか500ケースとごく少量です。そのため、彼らが作るプライベートワイン トリロジー の本数がごく少量であることは容易に想像できます。
ル・パンのプライベートワイン、ワイナリー以外での入手はほぼ無理、と言われたらぜひとも飲んでみたい!とワイン好きなら思ってしまいます、、、
というわけで、このワインは輸入元のワインリストで見つけるのは本当に大変なのです。
限定10本!早いもの勝ち!!
限られた人しか飲むこのできない、究極の超高級ワイン ル・パン
シャトー・ルパンは1980年代はじめに、ヴィユー・シャトー・セルタンなど所有していたジャック・ティエポンが購入したごく小さな畑からその歴史が始まります。
この僅か2ヘクタールしかない畑の葡萄を、すぐ近くにもつシャトー、ヴィユー・シャトー・セルタンのワインとして販売してしまうことも可能だったのですが、オーナーとなったジャックは、土壌の特異性を見極め、あえてチャレンジングなワイン造りに取り組みました。
彼の目標は現代の味覚にマッチする贅沢なワイン「偉大なまでの豊かさと荘厳さを兼ね備えたワイン」でした。マロラクティック醗酵にオークの新樽を使用するなど、手間をおしまない工夫と努力を重ね、他のポムロールワインとは異なる、官能的なまでの果実香とリッチな樽使いを兼ね備えたゴージャスで魅惑的なワインを完成させたのです。
この評判は瞬く間に世界中のワイン愛好家に知られるところとなり、「ガレージワイン」という新しいワイン(小さなワイナリーだからこそ出来る、特別な手間と時間をかけて造られたワイン)の概念を作りました。
そして、彼が造るわずか600ケースのワインは、一度飲んだ人には「究極のワイン」と言わしめ、その味わいはまたたく間に評判を呼び、あっという間にめったにお目にかかることのできない幻のワイン、超高額ワインとなったのです。
なかなかお目にかかることのできない、あのル・パンがプライベート用に造る超稀少ワイン!
今回ご紹介するワイン トリロジーは、そのル・パンがわずか2ヘクタールしかない畑から取れた貴重な葡萄でできたワインの中から、ル・パンとして販売するには若干若いと判断したものをブレンドして造られた、もともとはプライベート用のワインです。
シャトーでは1990年代に3つのビンテージをブレンドして造ったのが始まりで、その際、使用したビンテージが何年だったのか造った本人もわからなくなってしまったため「トリロジー(三部作)」というネーミングがされたのだとか。
ビンテージすら覚えていない程のプライベートワインが発端ですが、続いて造った2003&2004年ブレンドを親しい顧客にのみ販売したところ、大変な評判をよび、その後も2005&2006年ブレンド2007&2008年ブレンドとこれまでに3つのビンテージブレンドがひっそりと販売されています。
というのも、生産本数は非公開ながら、かなり少ないことは間違いなく、シャトーから正式にオファーがないため、ひっそりと販売されているのです。
海外市場で大人気のため、滅多に日本に出回らない!
生産本数すら非公開の幻のワインのため、そもそも出会うことが少ないトリロジーですが、特に海外市場での人気はすさまじく、リストで見かけたら即完売というほどの熱狂的支持者がいるワインでもあります。
数十万円するル・パンのエッセンスを10分の1ほどのお値段で楽しむことができるとなれば、熱狂的なファンがいるのも納得のいく話ではありますね!
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