ワイン好きなら絶対にチェックするべき 2015年ヴィンテージ!!
2015年ヴィンテージのプレミアムなワインが最近市場に出回ってきましたが、この2015年、ワイン好きなら必ずチェックするべき偉大な年と言われています。
2010年以来、ブルゴーニュでも難しいヴィンテージが続いてきましたが、2015年は、猛暑とも言うべき気温の高い夏のおかげで、春先まで心配されていた冷涼な気候から一変。さらに、雨量の少なさから水分不足が懸念されていましたが、これもちょうどよいタイミングに程よい雨が降り、葡萄の生長を促しました。
結果的に、赤ワインは豊かな糖度のある、濃縮して色の濃い、素晴らしいアロマを持ったヴィンテージになりました。
この素晴らしい出来栄えは、ブルゴーニュにとどまらず、ボルドーでも大当たり年といわれており、2015年を見たらとりあえず買い!! 是非2015年というヴィテージ、お見知りおきを!
平均樹齢90年超えの凝縮感!偉大なる2015年産ブルゴーニュ!
今回、ご紹介する 2015年のブルゴーニュは、平均樹齢90年以上のモレ・サンドニの1級畑から造られた赤ワインで、「 これは凄い!凝縮感のある果実味にびっくりしました 」 と、輸入元からご紹介いただいたワインです!
前ローマ法王 ヨハネ・パウロ2世の お顔がラベルに印刷された、この生産者最高のキュヴェです。
とにかく美味しい!と輸入元一押しの2015年特別ワイン!
24本限定、早い者勝ちです!!
「今飲んで最高に美味しいです」
「赤い果実がぎゅっと凝縮!これは凄い!!」
今回の入荷はわずか24本のみなので、残念ながら私たちは試飲することができません。でもどんなお味なのか気になるので、輸入元担当者の方にお話を伺いいました。
「今飲んで最高に美味しいです!」
「 クリストフ・ブリチェックのワインは、土っぽさというよりも、赤い果実味が強いのが特徴的なのですが、この2015年はとにかく果実味がドーンッとくるんですよ。 力強いんですけど、アルコールや酸の強すぎる感じがないので、今飲んでも美味しいし、果実味だけのダラッとした感じはなてバランスがいいです。 一口飲んで、これは凄い!と思いました 」
とのことでした。 また、お孫さんが2015年生まれということで、このワインを1ケース、20年後の為に買いたいと思いました、とも。 今飲んでも美味しいけれど、20年後も魅力を保っていること間違いない、とおっしゃっていました!
ほぼ一人でワインを造る、頑固な生産者。造るワインが美味しいから許せます。
ドメーヌ・クリストフ・ブリチェックは、1953年にポーランド生まれの ジョルジュ・ブリチェックがドメーヌを創設してから3代目にあたる、オーナーであり醸造責任者です。
1938年、単身フランスに渡ったジョルジュはジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌなどで働きながら少しずつ葡萄畑を購入し、現在は3ヘクタールの畑を所有しています。 1983年に引退後は、長男のエドゥアールが引き継ぎ、2003年には現当主クリストフがドメーヌの全てを担っています。
畑仕事から、醸造にいたるまで、ほぼ全ての工程を一人で担っている クリストフは職人気質の生産者でかなりの頑固者。 ワインの樽詰めが終わるまでは、送ったメールにも返信してこない(あるいは、する時間がない?)そうで、輸入元としても、付き合いやすい生産者ではないけれど、しっかりとした良いワインを造るので、付き合いは止められないんです(笑)と、輸入元の方はおっしゃっていました。
有機肥料と除草剤不使用。 小箱での手作業の収穫。 18ヶ月の樽熟成期間も、初めの6ヶ月は新樽(女性的で優しいアリエ産と、風味の穏かなニエーヴル産を50%ずつ使用)、7ヶ月目に3年目の樽に移し変え、、、と、とても手をかけています。
このようにして、口の中で果実が爆発するような凝縮感のあるワインが完成します。
ヨハネ・パウロ2世 の名前を冠した最高の畑
ブリチェック家はポーランドからの移民であり、熱心なカトリック信者の家系です。 ワイン蔵のなかには立派なカトリックの装飾がなされており、家族はバチカンで洗礼を受けています。
前教皇 ヨハネ・パウロ2世 がブリチェック氏と同じポーランド出身という縁もあり、彼が所有している最高の畑 モレ・サン・ドニの1級畑に 「 キュヴェ・デュ・パープ ジャン・ポール2世 」と名づけました。
この畑名は1978年にバチカンからの許可も受けています。
そして、ワインのラベルには 前ローマ教皇 ヨハネ・パウロ2世のお顔が描かれています。
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