美味しいブルゴーニュ・ピノに出合いました!!
「今朝事務所で開けてみたワインがとても美味しかったので是非飲んでいただきたくて!」と輸入元の方からお電話をいただきました。こんなお電話をいただくことは滅多にないので、早速夕方にそのワインを持ってきていただいたのですが、、、
一口飲んで、ものすごく美味しいくて嬉しくなってしまいました!
ブルゴーニュワインらしい、シルキーでエレガントなスタイルを保ちながら、力強さを秘めた味わいは素直に美味しくワクワクさせてくれる味わいです。素晴らしいワインを紹介していただけたので、皆様にも早速ご紹介させていただきます。
このワインを飲まないのは勿体ないと思います!
あまりに美味しくて、もうグラスが止まりません
綺麗なベリーの香り、まとまりのある球体の味わい、長い余韻。生き生きとしたパワーを秘めた液体がもたらす、滑らかでシルキーなのど越しは余韻にまで続き、口にしていると元気をもらえます。
飲みやすく美味しくて、グラスが止まらなくなり、気づけばテイスティングしながらグラス1杯をあっという間に飲み干してしまいました。(じっくりテイスティングして観察してみてください、とたっぷり注いでいただいたにもかかわらず、、、)
生き生きとした飲み口、味わいは生命力に満ちていて、余韻が長く美しい!このワインは絶対に買いです
香りはよく熟したピノ・ノワールの健全な香りがあり、ブラックチェリーのような赤い果実の素直で深みのあるニュアンスがやさしくグラスの中で膨らみ始めます。中くらいのグラスの中で注いで勢いよくスワリングするとフワーッとつぼみが開くよくに香りが紐解かれていきます。とても心地よい良い香りです。
そして、口に含んでビックリ!
香りのやわらかさに比べて、口の中に広がる味わいは力強いのです。果実の甘みと角のとれた酸、そして非常に滑らかなタンニンが三位一体となって広がります。滑らかに喉をとおりすぎていったその後には余韻長く続きます。
フィサンというブルゴーニュの中でもマイナーな地域のワイン、しかもあまり聞いたことのない生産者、、、普通に店頭に並べてあってもスルーしてしまいそうなブルゴーニュワインかもしれませんが、このワインは絶対に買いです!
地味な見た目とは裏腹の華やかな味わい。すでにワイナートなどでは「期待の次世代生産者」として取り上げられたりしているようです。まさに掘り出し物のブルゴーニュワイン、米英での人気が沸騰しはじめ、日本への入荷量は年々少なくなっているそうなので、ぜひとも今のうちに飲んでおくべきワインだと思いました!
生産者は若干28歳の女性醸造家。代替わりしたファーストヴィンテージが米英で大ブレイク!すでに入手が難しくなりはじめ、、、
このワインを造っているのは若干28歳の女性醸造家 アメリ・ベルトー です。2013年に父親からドメーヌを引き継ぎ一人でワイン造りを始めたのですが、彼女の手によるファーストヴィンテージ2013年が展示会などで米英のバイヤーから注目を集め、一気に人気に火がついてしまいました。
何代にもわたり家族で守ってきたドメーヌと畑は、フィサンの地において一目おかれる存在ではありましたが国際的に注目を浴びるようなドメーヌではありませんでした。しかし、ボルドー大学で醸造学を学び、ニュージーランドやオーストラリアでワーキングホリデーをしながらワインの現場を見つめた彼女がドメーヌを引き継ぐと、その才能は一気に開花し、父が造っていたワインとはスタイルの異なる、華やかで洗練されたスタイルを作り上げたのです。
このワインをご紹介くださった日本の輸入元では、先代のお父様の時代からこちらのワインを取り扱っていた関係で、それなりの本数は確保できてはいるそうですが、それでも確実に日本への入荷本数が少なくなり始め、トップキュヴェに到っては1ケース単位でなんとか入ればラッキーなのだとか、、、
この先、ますます人気が高まることは間違いなく、28歳の醸造家がさらに経験を重ねてた暁にはどんなワインを私たちに提供してくれるのか、目が離せない生産者であること間違いありません。
手に入る今のうちに、ぜひとも召し上がってみてください!きっと心に残るワインになるはずです。
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