先代ジョルジュ・ルーミエのスタイルを継承する孫が造る正統派ブルゴーニュ!
ブルゴーニュワインの中でも圧倒的な人気を誇るジョルジュ・ルーミエは、ブルゴーニュワインファン垂涎のドメーヌですが、とにかく人気で価格高騰が激しいワインの一つです。
そんなルーミエの血を引き、畑の一部も貰ってドメーヌを立ち上げたのが、今回ご紹介するローラン・ルーミエ。
彼の造るワインは、ジョルジュ・ルーミエの現当主よりも、先代ルーミエのスタイルに似ていると言われており、ブルゴーニュらしい繊細さの中に奥深さを存分に発揮するスタイルに仕上がっていてとても満足度の高い味わいとなっています。
真骨頂シャンボール・ミュジニーが、ジョルジュ・ルーミエの三分の一のお値段で楽しめちゃう!!これ以上、知名度が上がりませんように、、、
しかも、嬉しいのは今回ご紹介のシャンボール・ミュジニーであっても、ジョルジュ・ルーミエだったら3万円は下らないところ、いまだに1万円台前半とジョルジュ・ルーミエの三分の一のお値段で買えること!
これは本当にありがたく、どうぞこのまま値上がりしないで!!と祈りたい気持ちになります。
そもそも生産本数が少ない上に、アメリカ、香港などで人気が高いためフランス国内ではほとんどお目にかかることが出来ないそうで、とにかくこれ以上知名度を上げてほしくない、と個人的には思ってしまいます。
今飲んでも美味しく、熟成のポテンシャルもたっぷりのシャンボール・ミュジニーお求めのがしございませんように!在庫限りです。
ブルゴーニュってやっぱりいいな、、、
色合いは可憐さのあるルビー色。
香りはボトルを開けてすぐはややこもっていますが、数回スワリングをして10分ほどするとふわっと広がり始めます。
赤い果実のよく熟したニュアンスとともに、オリエンタルなスパイスやミネラリーな風合いが感じられます。 下から湧き上がって来るような力強さがありながら、とっつきやすくチャーミングな表情が前に出ていてとても魅力的です。
味わいは、果実のナチュラルな甘みが心地よく、酸は前面に出ることなくワインの骨格をしっかりと支えています。 全体にまるみのある味わいで、口に含むと素直に美味しい!と笑顔がこぼれるような味わいです。
豊かなボリューム感と多様な味わいが詰まっていて、もちろん余韻は長く心地よく。 ブルゴーニュのワインっていいな、、、と再確認させられる素晴らしい味わいのワインです!
ドメーヌ・ローラン・ルーミエとは
ドメーヌ・ローラン・ルーミエは1991年に創設したドメーヌです。
1924年に設立以来、ブルゴーニュワイン界を牽引するドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエの血を引き、ジョルジュ・ルーミエ現当主のクリストフの甥にあたるのがローラン・ルーミエ。
当初はジョルジュ・ルーミエでワイン作りを手伝っていましたが、1991年に一念発起し4ヘクタールの畑を手に入れ独立しました。 その際、ジョルジュ・ルーミエが所有する特級畑 クロヴージョを譲り受けたことも話題になっています。
少しづつ畑を買い増し、現在は10ヘクタール強の畑を所有していますが、それでも需要には追い付かず、入手困難なワインとなっています。 彼の造るワインは大変本数が少なく、日本に入ってくるのはごくわずです。
ローラン・ルーミエの造るワインは、クリストフが造る現在のジョルジュ・ルーミエよりも、よりジョルジュ・ルーミエらしい、すなわちジャン・マリーのスタイルに近いと言われています。
商売っ気がないうか、これだけ本数が少なく入手困難にもかかわらず価格を上げずに頑張っていることも、ワイン愛好家としては嬉しい生産者です!
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