【ブルーノ・ミシェル】
Bruno Michel
(以下輸入元資料より)
遂に登場。ビオの大本命。
ミシェル家は、エペルネから2km南の村、ピエリーに代々続くヴィニュロンの家系です。
1980年にジョゼ・ミシェルがレコルタン・マニピュランとして創業し、1988年に息子の現当主ブルーノ・ミシェルに世代交代しました。
ヴァレ・シュル・マルヌに、シャルドネ40%、ピノ・ムニエ40%、ピノ・ノワール20%の植樹比率で合計15ヘクタールの畑を所有しています。すべてのセパージュについて平均樹齢は約35年、70年の樹も多いという、ヴィエイユ・ヴィーニュに恵まれた生産者です。
このRMは、1982年からリュット・レゾネを厳格に実行していたという筋金入りの自然派生産者で、1999年から正式にビオロジック栽培を開始(2007年にECOCERT取得予定)。少しずつ、ビオディナミに移行中です(2006年現在で5ヘクタールがビオディナミ)。
「僕の畑はヴィエイユ・ヴィーニュが多く、根は地中深くまで伸びています。ヴィエイユ・ヴィーニュがシャンパンの味にもたらすメリットは、ビオロジック栽培によって増幅します。それに何より、ビオの方が仕事が楽しい」
というブルーノ・ミシェルは、親しい友人にダヴィッド・レクラパール、ジャック・ボーフォールらを持ち、いつも彼らと情報交換をしているそうです。
醸造は清潔そのものの設備を使用しできるだけナチュラルに行いますが、すべてのキュヴェについて、樽発酵・熟成させたものをブレンドしているのが特徴です。
「樽を使用することによって、ゆるやかな酸化作用が得られ、アロマがより複雑になります。樽香を求めているわけではありません。3〜4回使用した樽を、ラ・シャブリジェンヌなどから購入しています」。
基本的にマロラクティック発酵は行います。尚、ドザージュに使用している濃縮ぶどう果汁もビオでつくられたものです。
彼の造るシャンパンは、生産量の約半分がイギリス、ドイツ、ベルギー、イタリア、アメリカ、オーストラリアなどに輸出されています。残り半分は主にフランスのレストランに販売されており、パリ、リヨン、南仏などの多数のレストランにオンリストされています。ワインメディアでは、「ギド・アシェット」「ゴー・ミヨー」などが毎年高い評価を与えています。 |