ありました!
綺麗な造り、香り豊かなリースリング
ドイツやフランスのアルザス地方で主に生産されているブドウ品種で、香り高くフルーティな飲み口が信条。樽熟成はせず、リースリング固有の芳醇な香りと、果実そのものの味わいがストレートに楽しめるワインで、私たちが日本人が日常的に口にするお寿司や天ぷら、そして煮物など素材の良さを生かす和食にぴったりです。それも理由の一つかもしれませんが、最近とても人気のある白ワインとなっています。
私自身もリースリングは好きで飲む機会も多いのですが、ドイツの辛口リースリングは酸味がシャープで思わずすっぱい!と言ってしまうものがあったり、カリフォルニアやオーストラリアのは気温のせいなのか厚ぼったくなりがちだったりで、お手ごろ価格で美味しいリースリングに出会うのは難しい!というのが正直な感想でした。
リースリングが気候や土壌が適切でないと本領発揮をしない気難しい品種であるのも遭遇率が低い理由かもしれません。
ところが、今回出会ってしまいました!しっかりと個性の出た綺麗な造りのリースリングに!
クオリティ勝負のコノスルが畑にこだわり、リースリングの特性を最大限引き出すことにこだわり造りあげたワイン
生産者は「コノスル」。そう、自転車マークのワインで世界的な人気を誇るワイナリーあのコノスルです。
「No family trees, no dusty bottles, just quality wine 家柄もなければ誇りをかぶった古いボトルもない。ただ品質あるのみ」というスローガンのもと、20年前にワイン作りをはじめ、そのクオリティとコストパフォーマンスの高さで、あっという間にチリ第二位の輸出量を誇るワイナリー。
創業20年足らずで画期的な成功をおさめたコノスルが、2000haもの所有畑の中から5年以上の歳月をかけて自社畑のテロワール研究を重ね、ブドウ品種の個性を最も引き出す区画を選び抜き誕生したのが、今回オススメするシングル・ヴィンヤード・リースリングです。
リースリングのための畑
”ルーロス・デル・アルト”の区画23番
コノスルが最上のリースリングを造るためにこだわった畑は、”ルーロス・デル・アルト”の区画23番。コノスルが所有する畑のなかで一番標高が高く、強い日差しが得られるとともに、気温の寒暖差が大きな地区です。もっとも樹齢の古いリースリングがある区画でもあります。
赤粘土土壌。また、降雨量が1100mmと多めで冬の間に降るため、生育期に灌漑をする必要がないという気象条件にも恵まれています。
バランスにこだわった醸造
醸造方法は、ステンレスタンクで低温発酵させマロラクティック発酵や樽熟成はしていません。残糖も6.8g/lと通常のリースリングが4g/lなのに対し多めに仕上げてあるので、ボリュームのあす酸があるにもかかわらず口当たりが優しく感じられるのです。
コストパフォーマンスの高さも抜群!
もし、同じクオリティのリースリングを他のワイナリーで出そうとすると、とてもこの価格では勝負できないだろうな、と思えるしっかりとした造りは歴史や伝統にとらわれない革新的なチャレンジを続けるコノスルならでは!
リースリング好きの方は満足されることまちがいないし!
初めてトライするという方も、このリースリングを飲めばその魅力を理解いただけるはず!
このお値段で、このクオリティ!
リースリングの醍醐味をお楽しみください!!
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