際立って綺麗なブルピノ
「さすが!」と思う美味しさ!!
先日の試飲会での事、数多くのブルゴーニュワインが並ぶ中、他のワインに比べて際立ってバランスが良く、アフターの心地良い綺麗な造りだったのが、モンジャール・ミュニュレのワインでした。
比べてみると、やはり「さすが〜!」と思う美味しさがあります。凝縮感もありエレガント。
中でもずば抜けてコストパフォーマンスが高かったのが今回ご案内する「06ラ・クロワ」。心地良さと共に力強さを持ち、偉大な村名ワインに匹敵する味わいがありました。
ミュニュレの06年は純粋でエレガントなエキスを持ち、うっとりとするような質感があると言われています。
ラ・クロワは香りも口当たりも華やか。今すぐ飲んで美味しく、しばらく経ってからも変化が楽しめそうです。
ブラックベリー×薔薇の華やかな香り、
「ぐぐっ」と喉に感じる力強さ
まず香るのは、ブラックベリーなどの黒系果実や赤系果実のぎゅっと詰まった凝縮感のある香り。
そして、華やかに香るのはうっとりするような薔薇の香り・・・
何とも透明感がありながらしっとりエレガントな香りは非常に上品です。
口に含んで更に納得。
ぐぐっと喉の奥で感じる力強さや果実の旨味、ほのかにながく続く余韻、全くの引っかかりがなく綺麗な造り。
深みあるアフターの心地良さに、このワインの素性の良さを感じます。 |
|
平均樹齢50年「ラ・クロワ」
そう、この「ラ・クロワ」と名付けられたキュヴェ、約1haばかりのニュイの高台にある畑のうち、平均樹齢50年の古樹の葡萄のみを使用して造られた特別なキュヴェになります。
凝縮感や複雑味は古樹ならではの味わい深さ、エキス分たっぷりの「ラ・クロワ」は、村名ワインに匹敵する飲み応えがあるのです。 |
|
モンジャール・ミュニュレ
このラベルのマークは、ご存知の方も多いでしょう。
ラベルに描かれた「掌から葡萄が生っている様子」は、自分自身の手作業で葡萄を育て、ワインを造る事を意味していると言います。
現当主ヴァンサン・モンジャール氏は8代目。18世紀末以来ヴォーヌ・ロマネ村(フラジェ・エシェゾー区域)を本拠地とし、総面積30ha余りを所有する由緒正しいトップクラスのドメーヌです。
亡きジャン・モンジャール氏は・モンジャール氏は、ミュニュレ・ジブールの先代ジョルジュの従兄弟にあたります。
ヴァンサン氏は代々の造りを守りながら、より葡萄栽培に力を入れ、1990年代初頭からはリュット・レゾネを行っています。
その為品質も向上し、力強さに加えてフィネスのあるエレガントさも兼ね備えたと言われています。 |
|
純粋でエレガントなエキス、06ヴィンテージ
当主ヴァンサン・モンジャール氏は「2006年はかなり成功した年だ」と自信満々でお話をされていたようです。
(以下インポーター資料参照)
05年が男性的なら、06年は女性的な優雅でエレガントさ。
細心の注意を払い畑からワイン造りまで全く手を抜かないミュニュレのワインは、純粋でエレガントなエキスを得ることが出来ました。きめが細かく洗練されたうっとりとするような質感があります。 |
|
2005年が男性的と表現にすると、2006年は、女性的な美しさ(エレガント)があり、後世に語り継がれるに十分な品質を備えたワインとなりました。原点回帰が活発なブルゴーニュにおいて素晴らしい指針であり、このドメーヌの未来は限りなく明るいと誰もが素直に実感できるワインをお届け出来るでしょう!
|