見つけました! 複雑でボリュームいっぱいの甘やかな香りに包まれる、濃厚でエレガントな赤ワインを!
どうしても皆さまにご紹介したくて、無理をお願いして抑えていただきました、、、
このワイン、かつて 『神の雫』 にも取り上げられたことがあるそうで、新進ドメーヌながらこの漫画の影響もあり世界的に引く手あまたとなってしまい、輸入元でも入荷するとすぐに在庫がなくなってしまう人気ワインなのだそうですが、一口飲めばそのクオリティの高さが伝わってきます。
実際、生産者のワイン造りに対する真面目な姿勢、こだわりは素晴らしく、彼らが生み出す最高級キュヴェ シャトー・ヌフ・デュ・パプ では2000年以降一同もパーカーポイントで90点を下回ったことがありません。 今回ご紹介する コート・デュ・ローヌ 2016 も91点を獲得しています。
今回試飲してあまりに美味しかったので、無理をお願いしてデリバリーワインのお客様の為に、この2016年ヴィンテージを特別に抑えていただきました。 すでにこのヴィンテージは輸入元でも完売しておりますので、お求めのがしございませんように!
多様な香りと、ボリューム感ある球体の味わい!そして、フランスワインらしい緊張感が全体を引き締めます。
グラスに注ぐと深みのあるレッドで、少しふちにオレンジのニュアンスが感じられます。
ベリー、クリーム、プラム、タイム、カカオ、花の蜜の甘やかで濃厚な香りが抜栓とともに感じられます。
グラスに注いだ瞬間は香りもこもっているように感じられますが、1回スワリングをしただけで多様な表情が垣間見え、時間とともに多様性をみせてくれそうな期待感が高まります。
口に含むとボリューム感いっぱいの丸みのある球体の味わいがふわっと広がり、豊かな果実味、熟した酸、まろやかでたっぷりとしたタンニンが一体感をもって膨らんでいきます。
そして、余韻にかけてミネラル感に充ちた塩味が味わいを引き締め、フランスワインらしい緊張感がワインに上品さを与えています。
栓を抜いて30分、ぐんぐん香りが広がってきました!濃厚ブルゴーニュを飲んでいるようなエレガンスを感じます。
栓を抜いて30分、ぐんぐん香りが広がってきました! バラの花の華やかさも加わり豪華なブーケ、花束のような香りです。
味わいにも滑らかさが出てきて、ローヌでありながら、濃厚なブルゴーニュを飲んでいるようなエレガンスを感じます。
舌の中心にしっかりと旨味とパワーを感じたと思ったら、そのあとすっとほどけて滑らかに体に入っていきます。 程よい甘みと酸が素直に飲みやすく、それでいてエキスの詰まった味わいに素性の良さがにじみ出ます。
上品で力強く、しなやかさのあるワイン! 圧倒的な造りの良さでコストパフォーマンスが高い! 凄くよいワイン! 美味しいです!
畑の管理、収穫、選果、醸造、ブレンド、、、すべての工程に真摯に取り組む生産者
生産者 ドメーヌ・ド・ラ・ジャナスは、代々農場を営む家系でしたが、1973年 現当主 クリストフ・サボンの父がセラーを造ったことから本格的なワイン造りがはじまりました。 当初15haしかなかった畑を徐々に買い足しながら現在では90haの畑を管理するまでになっています。
そして彼らのドメーヌの素晴らしいところは、これら90ha 60区画の畑がローヌのあちらこちらに散在しているために、管理こそ手間がかかりますが、多様性をもつ葡萄を収穫することが出来るので、ヴィンテージごとに最善のブレンドで美味しいワインを提供することができるところ。
常にベストを生み出すために、同じことを繰り返すのではなく、土壌の特性、気候の変化に注意をはらいながら、作業の工程、ブレンドの割合を毎年変えながら工夫を凝らす、そんな彼らの姿勢に頭が下がりました。
収穫時には、まず畑で健全な果実だけを選果しながら作業を行います。 そして、ドメーヌに運び込まれると、当主に選ばれ訓練を受けた従業員によって2度目の選果が行われます。 この作業を通して、クリーンなワインを造ることが可能になるのみならず、1年を通して行われた畑の作業の状態を評価し、翌年以降へのフィードバックへと繋がっていくそうです。
1991年に父からドメーヌを引き継いだクリストフは、ボルドー大学醸造科を卒業した妹イザベルとともにドメーヌを運営しています。 研究熱心な二人の兄妹が生み出すワインは世界的に高い評価を獲得しています。
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