華やかな香りとゴージャスな泡を兼ね備える、たいへん美味しいイタリアの泡を見つけました!
聞けば、イタリアで開催されたサミットの公式ワインとして採用されていたり、ヴェネツィア映画祭のVIPルームでサービスされていたりと、話題も盛りだくさん!
さらに、「死ぬ前に飲むべき1001のワイン」として選出されたり、ワインアドボケイトには「価格差以上のポテンシャルを保証する」と書かれたり・・・とにかく一度飲んだら忘れられない華やかで印象的なワインなのです。
まさに、これから始まるパーティシーズンにもぴったり。
是非オススメしたいイタリアのプロセッコです!!
G8サミットのディナー、ヴェネツィア映画祭のVIPルーム・・・世界のトップ、セレブリティをもてなす為に選ばれたプロセッコ!
このボスカ・ディ・ジーカは、イタリアを代表する泡として2009年開催のイタリアのアブルッツォで行われたG8サミットのワーキング・ディナーとランチにて提供されたそうですが、このほかにもイタリア国内にて国を代表するような公式行事に多数採用されることが多いのだそうです。
さらに、日本でも有名な映画祭「ヴェネツィア国際映画祭」ではVIPをもてなすための、特別室で振舞われているそうです。あの映画スターや監督も召し上がったのかしら・・・と思うと、なんだか嬉しくなってしまいます。
どちらもイタリアを代表するイベント、国の顔ともいう催し物で提供されていることからも、ボスカ・ディ・ジーカの実力がうかがえるのではないでしょうか?
「必ずあなたも虜になる」
「価格差以上のポテンシャルを保証する」
評論家達に、ここまで言わせる味わい!
公式行事に多数採用されているボスコ・ディ・ジーカですが、ワイン評論家からも高い評価を獲得しています。
たとえば著名ジャーナリストが集まり世界中の生産地から1001本のワインを選び出したワイン・ガイド「死ぬ前に飲むべき1001のワイン」にセレクトされ紹介されたのですが、選定委員の一人、実際にこのワインを選び出したロンドン在住のイタリア人ジャーナリストAndrea Sturniolo氏は
「必ずあなたもこのワインの虜になり、すぐにもっと欲しくなるだろう」
と紹介しています。
さらに、ロバート・パーカー氏のワインアドヴォケイトでは、91点を獲得するとともに、
「白い果実や砕いた岩、スモーキーで強烈な香り。私を感動させるシリアスなスタイルだ。アダミのスタンダードアイテム。華やかな香りと、きめ細かく、かつ力強い泡と余韻の長い味わいは他のプロセッコをはるかに凌駕する味わいだった。他のプロセッコと比べると価格が若干高めだが、その価格差以上のポテンシャルを保証する」
と述べられています。
ワイン&スピリッツ誌が選ぶ
「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」も獲得しています。
白ワイン用のグラスで楽しんでいただきたい豊かな香り!
ムースのように滑らかな泡!
りんごの密、豊かに咲く白い花、ミネラリーな透明感など華やかで清潔感の溢れるボリュームある香り。この香りだけでよく熟したブドウを丁寧に収穫したことが伺われます。
口に含むとムースのようなきめの細かい泡が口の中いっぱいに優しく広がり、しっかりと熟した果実の力強さが、その甘み、酸味が泡とともにフワーッと喉元をすり抜けていきます。
そして余韻にかけて再度りんごの密や洋ナシ、白い花の香り、さらにはミネラリーな印象が加わり鼻腔に長く感じられます。
香りのボリュームが大きく大変華やか!そしてムースのような泡のキメ細かさで口に含むたびに豊かな気持ちになってゆきます。
醸造家でオーナーでもあるフランコ・アダミ氏は「このプロセッコはフルートグラスではなく、白ワイン用にグラスを使っていただき、この豊かな香りを存分に楽しんでほしい」と語っているそうです。
たしかに、香りのボリュームがしっかりとしていたので、グラスを大振りなものに変えたら、さらに開いてきたかもしれません。このアドバイスは是非試す価値があると思いました。
元プロセッコ協会会長を務めた醸造家オーナー、こだわりの畑と醸造方法
アダミのオーナーであり、エノロゴ(醸造家)でもあるフランコ・アダミ氏はつい最近までプロセッコ協会の会長を勤めていました。そんな彼は地元でも一目を置かれる存在で、プロセッコの品質向上に貢献するリーダー的存在。
醸造家でオーナーでもあるフランコ・アダミ氏(右)
アダミの畑はプロセッコを生み出す産地の中でも標高の高い場所に位置しています。そこは昼夜の寒暖差が大きく、そのため豊かなアロマが生み出されるブドウが収穫できる場所となっています。
ただし、高低差が激しいため、手摘みで行われる収穫作業には、なんと通常の畑の16倍もの時間をかけて行われているとのこと!通常1ヘクタールあたり10時間程度の作業がアダミの畑では160時間もかけて行われているのです。なんという、手間のかけ方でしょう!
さらに、収穫したブドウを圧搾する際には圧力を通常の1.6〜1.7倍にまであげて行っています。フランコ氏いわく「ボディが強くなり長命になる。これ以上強くすると雑味が出てくるギリギリの気圧」とのことです。
そして、極め付けが二次醗酵を年に100回以上もこまめに行う、というこだわり!必要な分量だけを、そのたびごとのアッサンブラージュして二次醗酵を行い瓶詰めをするのだそうです。こんなに手間のかかるやり方をする生産者はなかなかいないのですが、これも「プロセッコの命、フレッシュで豊かなアロマを常に提供したい」という信念から行なっているそうです。
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