一度口にすれば誰もが虜に♪
イタリアのペトリュス『ガラトローナ』
こんにちは、デリバリーワインの太田です。
欧米や香港でサッシカイアを凌ぐ人気のワイナリー「ペトローロ」。
最上級キュヴェ「ガラトローナ」は欧米では専門家に「トスカーナのペトリュス」と評され、注目を浴びています。
私も以前この「ガラトローナ」を頂き、本気で感激したことがあります。
十分に熟した葡萄のしっかり凝縮した香り。赤や黒の果実の香りに、ココア、トリュフ、コーヒー、スパイス等のニュアンスが溶け込みます。
口に含むと思わず笑顔がこぼれるような、じわじわと温かみが伝わるしっとりとした感触。タンニンが優雅に溶け込み、樽熟成によるヴァニラやトースト香が調和して、メルローの旨みが十分に引き出された、エレガントで優美なフルボディのワインです。(セパージュ:メルロー100%)
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弊社試飲会でもダントツの人気!
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今まで私も色んなシチュエーションで頂いてきましたが、ガラトローナはとにかく飲んだ方皆さんが気に入ってくださるワイン!
「一度口にすれば誰もが虜に」と言ってしまっても過言じゃないほど、リピーターも多いのです♪
実際今年の初めに行った弊社の試飲販売会でもダントツの人気で、この価格帯でありながら沢山の方にご購入頂き、大好評でした!
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インポーターがこよなく愛する生産者
私がガラトローナのファンになったのは、この生産者ペトローロをこよなく愛すインポーター(株)スマイルの佐藤正樹氏のお話を伺ってからです。
生産地に出向き、実際に生産者に会って話をして、畑やセラーを前にワイン造りを見てきたインポーターさんだからこそ伝えられる、生産者の想いやワインの素性を、是非皆様にもご案内させていただければと思い、佐藤さんのコメントをそのままご紹介させていただきます♪
インポーターの佐藤正樹氏(2010年ワインアドバイザー全国3位)のコメント
作り手の心意気が素直に伝わってくる1本。
ペトローロ ガラトローナ。専門家からは、”トスカーナのペトリュス”、”トスカーナのル・パン”(※どちらもフランスを代表する銘柄で、1本10万円を超えることも多い超高級ワイン)とも称されるほどのプレミアムワインで、イタリア国内はもちろん、アメリカや
イギリス、香港など、世界の高級ワイン市場では引く手数多の逸品です。
実際、近年まで日本への割り当ては300本にも満たないくらいで
した。
2004ヴィンテージが、ワインスペクテーター(アメリカの権威あるワイン雑誌)で、97点を獲得、イタリアの5大有名ワイン評価誌すべてで最高級評価を獲得するなど、とにかく話題満載のワインなのですが、僕が特にこのワインを気にいっているのは、このワインをつくっているルカ・サンジュスト氏のワ
インづくりに込める情熱が、ワインにそのまま表現されているところ。
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ルカ氏は、もともと画家としての将来も嘱望されていたアーティストだったのですが、実家のワイナリーを継ぐために90年代半ばにトスカーナに戻り、ワインづくりに参加しはじめました。
彼曰く「畑ででき得る努力を全て行い、そして良い天気に恵まれれば、完璧なブドウが得られる。あとは、その完璧なブドウの完璧さをいかに崩さず、そのままワインに表現するか、それが僕らの仕事だ」と、いかにもアーティストっぽいことを語ったりします。
収量制限、手摘みの収穫、厳しい選果、最新の注意をはらった仕込み、熟成、そして最後のロット選別(最良の樽のみを、選んで瓶詰め)・・・・
その熱い想いの通り、畑仕事から、醸造、熟成まで気の遠くなるような丹念な作業を経て、瓶詰めされます。
まぁ、この話をしはじめると長く なるので、ワインの味わいについて話をすると、まさにルカさんの思想が表れている完成度の高さが実感できます。
とっても濃厚な色合いで、
輝きのあるルビー色。香りは、良く熟したカシスとかブラックべりー、桑の実などの果実の凝縮された香りがストレートに立ちのぼって、その中に樽のトースト香やコショウとかのスパイスの香り、深煎りしたコーヒーのような甘く馨しい香りが感じられます。
口に含むと、香りにあったような果実のジューシーな旨味が楽しめて、きめ細やかな渋みが心地よく感じられます。果実の旨味、スパイス、渋み、酸味、などのバランスがとても良いフルボディのワインで、余韻も長く続きます。
このワインを飲んでいると、まさに旨味が凝縮されたブドウそのものを食べているような、手を伸ばしたらそのブドウの房に触れるんじゃないかというような、イメージが沸き起こります(決して酔っ払いの幻覚ではありませ
ん。。)。
丹念に育て上げられたブドウの素材の良さが伝わってきて、それが生まれた風土や作り手の努力までが伝わってくるようなワインはなかなかありません。
まだまだ若々しく、今飲んでも十分美味しいのですが、今後熟成を続けていって、2020年くらいまでは十分に楽しめそうです。
ラベルの絵は、ワイナリーがある山のてっぺんにある塔(文化遺産)をモチーフに、ルカさんと、同じく画家であるルカさんの奥さんがデザインしたそうです。
高額ですが、それに見合うだけの奥深さと、世界的な評価、そして作り手の想いがあるワインです。
記念日や、ここぞという時のため、是非どうぞ。 |
創立者はサッシカイアの従姉妹!
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創立者であるルチア・サンジェスト婦人(母)は、サッシカイアのオーナーであるニコラ・インチザ・デッラ・ロケッタ氏の従姉妹にあたります。
そして現在の当主、ルカ・サンジェスト氏は、それまで画家・アーティストとしての道を歩んできましたが、家族の持つ畑、ワイナリーのポテンシャルに
「この畑は偉大なワインを生み出す可能性を秘めている」
と信じ、ワイナリーでの一生を選んだそうです。
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徹底した理想を映し出すワイン
このペトローロの現当主、ルカ・サンジェスト氏の理想とするワインは、
『ボルドー・ポムロールのワインのような、しなやかで優雅で、洗練されたワイン』
彼はとにかく、『収穫量を 「徹底的に」 落とし、「高品質」のワイン造りに徹する』、という新たな改革に挑みました。
その思想は、面白いかのように、ガラトローナとペトローロに反映されています。
<ペトローロの畑>
『葡萄をいかにやさしく扱うか、に一番重きを置いている。畑で最高の葡萄を育て、そしてその葡萄の味を引き出してやるのが僕らの役目であって、色々と手を加えればいいというものじゃないんだ。』
そのワイン造りを支えているものは、小さな家族経営のワイナリーで、エノロゴと当主自らが常に畑に気を配り、『最大限ブドウの味を引き出す』ことを重要視していることから始まっているのでしょう。
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<コンクリート発酵槽とルカ・サンジェスト氏>
発酵は、ペトリュスのような偉大なポムロールワインと同様の、コンクリートの発酵槽を使用。
コンクリートタンクは、メンテナンスが大変だというデメ リットがある一方、
ステンレスタンクなどよりも発行中の温度変化が穏やかで、より自然のままにゆっくりと発酵を進めることができるので、葡萄本来の
エレガントな果実味を最大限に引き出すことができるのだそう。
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成功の影の立役者、イタリアが誇る天才醸造家
さて、そんなトリオーネがコンサルタントとして迎えたのは、今やイタリアを背負うスーパーエノロゴ、カルロ・フェッリーニ(Carlo
Ferrini)氏。
<Tenuta san LeonardoのHPより、カルロ・フェッリーニ氏>
カルロ・フェッリーニ氏の手がけるワインは世界的にも高評価なモノがずらりずらり!
キャンティ・クラッシコ協会で研究に励みながら栽培・醸造を任され、トルカーナが、いえ、イタリア全土が誇る天才醸造家で、彼自身も、
『キャンティ、サンジョヴェーゼに関して自分の右に出るものはいない』
と言ってはばからない実力を備えています。
その証明として、ガンベロロッソ2000では最優秀エノロゴ、『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』 を受賞、2003年にはイタリアソムリエ協会で、『最優秀エノロゴ』 を受賞。
その後、フリーのエノロゴとして独立してからも、ブランカイア、フォンテルートリ、ポリツィアーノ、バローネ・リカーソリ、ブローリオ、ラ・マッサなどなど、
多くのワイナリーからひっぱりだこで大変!
さらにその実力を見せつけるかのように、次々とそのワイン達を、高評価ワインに仕立て上げています!
ファットリア・ペトローロ
Fattoria Petrolo
インポーターさんのイタリア訪問の際に撮ったお写真をなどをこちらからご覧いただけます!
●フリッカー(オンライン・フォトギャラリー)
http://www.flickr.com/photos/smilewinephoto/sets/72157625464998224/
●Petrolo公式HP
http://www.petrolo.it/
オーナーのルカ・サンジェスト氏。もともとはローマで画家として活動し、将来を有望視されていたが、実家の葡萄畑のポテンシャルを信じ、筆を置いてワ インづくりに専念するようになった。CHレグリーズ・クリネのオーナーとの親交が深く、「偉大なポムロールのようなメルローとサンジョヴェーゼを自分 の故郷であるトスカーナでつくりたい」という信念の下、様々な手法を取り入れ努力している。その結果はワインに如実に現れており、ペトローロの個性を もったエレガントでしなやかなワインは世界中のワイン愛好家から愛されている。 |
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1990年に植えられたガラトローナの最初の畑でわずか2haからはじまった。葡萄木は地面からの反射熱も最大限に得られるよう、高さ50cmほどの ところに仕立てられている。そのため、作業は大変な苦労を強いられるが葡萄が理想的な状態にまで熟すことができる。写真はルカさん(オーナー)とカル ロさん(栽培責任者) |
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ペトリュスのような偉大なポムロールと同様に、コンクリートの発酵槽を使用。コンクリートタンクは、メンテナスが大変だというデメリットがある一方、 温度変化が少なく自然のままにゆっくりと発酵を進めることができるので、葡萄本来のエレガントな果実味を最大限に引き出すことができる。 |
ガラトローナに使われるメルローの畑。樹齢7〜10年くらい。日当たりのよいなだらかな斜面。厳しい収量制限をし葡萄の凝縮感を高めている。有機認証 は取っていないが、農薬など化学的なものは一切排除し自然農法に力を入れている。 |
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ガラトローナ2004、圧巻の評価です!
イタリア評価誌、全最高評価を獲得
●ガンベロロッソ2007、3グラス獲得!
●ヴェロネッリ2007、3 stars ★★★!
●ルカ・マローニ、over 90/100 Migliori Vini Italiani2007獲得!
●ドゥエミッラヴィーニ、5グラッポリ獲得!
●エスプレッソ2007、5 bottles獲得!
●A.I.S.(イタリアソムリエ協会)、Five Bunches獲得!
さらに!
●ワインスペクテーター誌(Wine Spectator)97点の高評価!
●ワインアドボケイト誌(Wine Advocate)96点
●ワインエンスージアスト(Wine Enthusiast)97点
ガラトローナ2005
ガンベロロッソ 3グラス
ワインスペクテーター 93点
ワインアドヴォケイト 93点
ガラトローナ2006
ガンベロロッソ 3グラス
ワイン・スペクテーター 96点
ワイン・アドヴォケイト 95点
ガラトローナ2007
ガンベロロッソ 3グラス
ワイン・スペクテーター 98点
ワイン・アドヴォケイト 95点
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