ロバート・パーカー氏、絶賛のブルネロ
「もし私が、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノをたった1本だけ味わうとすれば、ペルティマーリのものになるだろうと思う。」
ロバート・パーカー氏が「西ヨーロッパのワイン」の中でこう評したというこのワイン(インポーター資料より)、一体どれ程素晴らしいワインなのだろう?と私も飲む前からかなりわくわく気持ちが高まりました。
あれだけ毎日毎日多くのワインを試飲しているロバート・パーカー氏がここまで言うのであれば、ブルネロ好きとして、絶対に飲んでおきたいワインの1つです。
香り高くリッチ、最高にバランスが良い
その味わいといったら!
飲んでみて良かった!!と思える幸せの味。
香り高くリッチでバランスよく、そして口当たりも柔らかくなっていて、とても素晴らしいワインです。
グラスに注がれると共に、奥行きのある香りが広がり、ブラックベリーの香りに始まり、ブルーベリー、ダークチェリー、葉巻のニュアンスやココアの要素、赤身の肉、スモーク、野生の花やスパイス、濃厚で複雑な香り。
味わいは力強くエレガント。ふくよかな香りと共にボリューム感を感じ、角のとれたタンニンからくる柔らかで甘みのある感覚、余韻の長さが心地よく感じられます。
今既に飲み頃、
これからの10年〜、熟成がお楽しみ
とにかくバランスが良く完璧な造り、ボリュームがありながらも「シルクのような滑らかなタンニン」を持っているので、今飲んでも楽しめて、これから熟成して複雑性を増していくのが本当に楽しみな味わいです。
評価雑誌にも、大体2008年頃から10年位が飲み頃、等と書かれているので、これからどんどん旨味が増していくに違いありません。
偉大なブルネロはその後も熟成し続けまるでブルゴーニュのピノのように艶やかに変化する事もあるといいます。タンニンがありながらしっかりとした酸が存在するからでしょうか、このペルティマリのブルネロも、そんな予感をさせてくれるエレガントなワインです。
長期熟成のエレガント・スター
ワインの女王様とも言われるブルッネロ・ディ・モンタルチーノは、トスカーナ州のキャンティより南のシエナ県モンタルチーノで生産されます。
使用ブドウ品種はサンジョベーゼを改良して造られた「サンジョヴェーゼ・グロッソ(この地域では「ブルネッロと呼ばれます」)」を100%で造られています。
もともとブルネッロはタンニンが強い特殊なクローンの苗だけを集めて熟成型のワインを造ろうという動きから始まり、サンジョベーゼよりも小粒で皮が厚め、色素が濃く、酸味はやや抑えられ、糖度や濃度は高めで、ポリフェノール含有量はサンジョベーゼの3倍、そのため複雑性があり、長期熟成型ワインとなります。
また、サンジョベーゼは元々酸のしっかりした品種なので、バローロやバルバレスコといった力強い印象のワインに対し、極めてエレガントなスタイルで多くの人を魅了しています。
偉大なワインはぶどう畑でできる
数あるブルネッロ・ディ・モンタルチーノのカンティーナの中でも最高のワインを造り出す生産者の一つがペルティマーリ。
「偉大なワインはぶどう畑でできる」という強い信念の持ち主であるリビオ・サセッティは二人の息子ロレンツォ、ルチアーノにも使命感、専門的知識を植え付け、管理を任せるようになりました。
とにかく美味しいので是非お試し下さい。
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