サン・ポリーノ　サンタンティモ

待望の新ヴィンテージ入荷！

美味しい！

こんにちは、デリバリーワインの太田です。

５月にご紹介した０８ヴィンテージが予想以上の人気・売れ行きで、一時輸入元でも在庫を切らしてしまっていたサンタンティモ、待望の新ヴィンテージ０９年が入荷しました！

早速取り寄せ試飲したところ、やっぱり間違いない味わいです！

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと同じく、贅沢にもサンジョベーゼ・グロッソ１００％で造られたこのサンタンティモは、早くから気軽に楽しめる、カジュアル版ブルネッロ・ディ・モンタルチーノといったイメージ！

ピノノワールに共通する美しい酸を持ちながら、メルローを思わせるような密度の高い果実味を持ち合わせており、イタリアワイン好きの方のみならず、普段フランスワインをメインにいただいている方も、満足・納得の味わいだと思います！

試飲会に並んだのは、

テスタマッタ０７（希望小売価格21,000円）、
クルニ０８（希望小売価格21,000円）、
ソッティマーノのバルバレスコ・パヨレ０６（希望小売価格12,600円）、
ピアン・デッロリーノのブルネッロ０４（希望小売価格10,500円）、

など、どれも華やかで濃密なフルボディの最高級ワイン達。

そしてその中に、サン・ポリーノの代表ワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ０６（希望小売価格16,800円）もありました！

このレンジのワインになってくるとどれも素晴らしいものばかりなのですが、サン・ポリーノのブルネッロは、「香りも舌触りも、しっとりとベルメットの滑らかさで、上品かつ華やか」だったのが印象的。

ジャンシス・ロビンソンがこのワインを、「マルゴーの様なスタイルのモンタルチーノ」と表現したそうですが、本当に、エレガントで丸みがあってふくよかな果実みを感じられるワインなのです。

そのサン・ポリーノが造るカジュアルライン、サンタンティモ！
これがまた、飲んでみて感激！

何故かって、ブルネッロに比べれば４分の１以下の値段でありながら、しっかりブルネロらしい味わいのニュアンスを抑えていて、飲み応えがあって、深みがあって、バランスが良くって、口にした人皆が「美味しい」といってくれそうな、とっても満足感のある味わいだったからです！

ご存知の方は少ないかもしれませんが、イタリアの格付けで９６年に新たにDOCに認定されたエリアで、一部はブルネッロ・ディ・モンタルチーノと重なっています。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが、ブルネッロ種（＝サンジョベーゼ・グロッソ）を１００％使う事が決められているのに対し、サンタンティモではブルネッロの他にカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ピノ・ネロ等をブレンドする事が許されている為、様々なスタイルが生まれます。

※サンタンティモとはモンタルチーノ南部にあり2004年に世界遺産登録されオルチャ渓谷にある歴史のあるロマネスクの修道院の名前です。

けれどこのサン・ポリーノは「サンタンティモ」でも、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと同じく、サンジョベーゼ・グロッソしか用いません。

だからでしょう、ブルネッロらしいニュアンスが綺麗に表現されていて、早くから気軽に楽しめる、カジュアル版ブルネッロ・ディ・モンタルチーノといったイメージが非常に強いのです！

【ブルネッロ=サンジョヴェーゼ・グロッソ】

もともとブルネッロは、タンニンが強い特殊なクローンの苗だけを集めて熟成型のワインを造ろうという動きから始まりました。

キャンティ用のサンジョベーゼよりも小粒で皮が厚め、色素が濃く、酸味はやや抑えられ、糖度や濃度は高めで、ポリフェノール含有量はサンジョベーゼの３倍、そのため複雑性があり、長期熟成型ワインとなります。

トスカーナ、というとまずキャンティを思い浮かべてしまいますが、昔からブルネッロの方が格上とされ、「ワインの王様」と呼ばれるバローロに対して「ワインの女王様」とも言われてきました。 また、サンジョベーゼは元々酸のしっかりした品種なので、バローロやバルバレスコといった力強い印象のワインに対し、極めてエレガントなスタイルで多くの人を魅了しています。

生命力の強い葡萄

小規模だからこそ可能な丁寧な畑作業で有機栽培を行うため、畑は他の畑に比べ生命力が強く、見ただけでその特別な様子が分かるのだそうです。

サン・ポリーノの紋章は古代都市国家集団エトルリアのシンボルです。

オーナーのルイジは

「太陽神が乗る馬車の車輪を象ったこのデザインは葡萄の房に写る太陽の陰を思い起こさます。葡萄と一緒に太陽も収獲したワインに思えたのでラベルにこのデザインを用いました。」

と語ります。

生産者情報
生産者のルイジとその妻であるカティアはカリスマ性のある人物だ。 1992年にモンタルチーノとカステルヌォーヴォ・デル・アバテの中間にワイナリーを創立した。 有機栽培を行い、栽培から醸造まで全て自分で担当している。

畑情報
土壌は粘土砂質と粘土泥質の2種類。標高は450m。
小さなワイナリーだが、土壌に栄養を与えるため堆肥には32種類もの草を組み合わせて作っている。収穫には葡萄の完熟度を見極め3回に分けて行う。

ワイン情報
ルイジはテロワールの特徴、飲み心地、ストラクチャー、全てが一体となるようなバランスを目指し、毎日誠心誠意ワイン造りをしている。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2005はフルーティーで柔らかい。

2001ヴィンテージのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは トロフィーを一つ獲得するだけでも難しい ジャパン・ワイン・チャレンジ2006にて

「Best Old World Red Wine」
「Best Biodynamic/Organic Wine」
「Best Italian Wine」

の3冠という輝かしい成績をおさめました。

希望小売価格　4,000円（4,200円税込）
販売価格　3,440円（3,612円税込）

１本(750ml)

残り僅か！

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細かなタンニン、華やかな香り。カカオリキュールのような甘みと苦み。プルーンやワイルドベリーのコンフィ、ザクロなどをイメージします。

アフターにはコーヒー豆の苦味と甘味。

アタックはしっかりありたっぷり濃厚なのに、知らぬ間にぐんぐん飲んでしまう飲み心地の良さが不思議です。

時間が経つにつれ、程よい酸味が際立ってきます。

飲み応えがあって、深みがあって、バランスが良くって、口にした人皆が「美味しい」といってくれそうな、とっても満足感のある味わいです！

お料理はお肉料理！柔らかい赤身のお肉のレアステーキなどにも良いですが、ラグーパスタなどにしてみても良さそうです。