【スキアヴェンツァ】
Schiavenza
公式ホームページ:http://www.schiavenza.com/
(以下輸入元資料より)
ピエモンテのセッラルンガ・ダルバにカンティーナと畑を所有し1956年に現オーナーであるルチアーノ・ピラ氏の義父が創立したワイナリーです。
合計8haの畑を所有し、そこでネッビオーロ、ドルチェットバルベラを栽培しております。
醗酵には代々受け継がれてきたセメント・タンクを使い熟成前には必ず6ヶ月間タンクで休ませてから大樽にて熟成を行います。
その為、他の生産者よりもリリース時期が半年遅くなってしまいコンクールやガイド誌へのサンプル提出が難しく、あまりメディアへの露出は多くありません。
そんな評価誌のポイントよりも古くからの伝統と味を頑なに守り続ける事のほうが大事だというのがルチアーノ・ピラ氏の考えです。
しかしその品質の高さはヴェロネッリ誌のテイスター“ダニエル・トマセス”は見逃しませんでした。
ダニエル・トマセスはピエモンテに訪れた際に必ずスキアヴェンツァに立ち寄ります。
そして2006年度版のヴェロネッリ誌に初掲載。
バローロ・リゼルヴァが初登場で、なんと 97/100点 を獲得!
更に年間のBest20に値する Il Sole(イル・ソーレ) を獲得!
一気に世間の注目を浴びるバローロ生産者となりました。
また以前からアラン・デュカスにもその品質を認められており
グループ・アラン・デュカスのソムリエの最高責任者
ジェラール・マルジオンが、毎年部下を引き連れ
フランスから、わざわざ足を運んで買い付けに来るほどです。
≪スキアヴェンツァが造るバローロの特徴≫
・天然酵母のみを使いアルコール醗酵を行います。
・醗酵はコンクリートタンクを使い行います。
醗酵温度がゆっくりと上昇する為、 滑らかな果実味が得られるとの事です。
・そしてスキアヴェンッツァを象徴する昔ながらの大樽にて熟成を行います。
・日に幾度も醗酵温度などをチェックし、細く書き綴られています。
≪Serralunga d'Alba(セッラルンガ・ダルバ)の特徴≫
南北に山脈が連なり「長い山脈」(Serra=山脈 lunga=長い)という意味のセッラルンガ。
土壌は白っぽくローミーで、石灰質を含むアルカリ性泥灰土壌にセッラルンガ渓谷特有の鉄分を多く含むミネラルが特徴的なストラクチャーのあるバローロが産み出されます。
エスプレッソ誌では2011年度より星付き生産者として紹介
エスプレッソ誌は2011年度版から1つ星生産者として掲載。
更に掲載文章にはマークも付いております。
マークはエスプレッソ誌が2009年版より採用したマークで特にポジティブな要素のあるワインにつくマークです。
Barolo Broglio 2005 4 Bottiglie 17/20
スモークされた肉の香、色が濃く、力強く、
タンニンがパワフルで、口の中心でオークの甘いアロマや果実味が感じられます
Barolo Prapo’ 2005 4 Bottiglie 16.5/20
エーテル性の香り。口中で力強くタンニンが躍動する。
2011年度版スローワインに掲載
SCHIAVENZA
生産者情報
スキアヴェンツァの活動は1956年にヴィットリオとウーゴ・アレッサンドリア兄弟によりスタートした。
現在農業家であるルチアーノ・ピラがワイナリーを継ぎ、奥さんのマウラと義兄のウォルター・アンセルマが協力している。
スキアヴェンツァのワインはワイナリーに併設されたレストランで郷土料理と共に試飲することが出来る。
畑情報
スキアヴェンツァは、環境を非常に大切にしながら、自社畑で栽培している。
畑の一部はペルノ地区(モンフォルテ・ダルバ)にあり、他はセッラルンガ・ダルバのチェレッタ、ブローリオ、プラポーに点在する。
全ての畑は南東向きで、標高は350-390m、石灰質粘土土壌である。
ワイン情報
スキアヴェンツァのワインは伝統的な造りで、テロワールと強く結びついている。
セッラルンガの特徴であるパワフルなストラクチャー、しっかりしたタンニンが感じられ、どのキュヴェもポテンシャルが高い。
ガンベロ・ロッソ2008年11月号に掲載
[掲載文章抜粋]
スキアヴェンツァはヴィットリオとウーゴ兄弟によって1956年に創立された。
現在はヴィットリオの娘の婿ルチアーノ・ピラが中心に運営をしている。
ルチアーノ・ピラ曰く
「我々の土地から生まれたワインを造りたかったのです。
ワインを通して我々の哲学が伝えられたら良いと思いました。
ワインは伝統的なスタイルで造られ、コンクリートタンク内発酵毎日2〜3回ルモンタージュ、長いマセラシオンを行います。
大変な作業ですが、結果は非常に良く、特に成分の抽出が丁寧にできます。
ワインの持つ特徴を生かす為大樽を使っています。」
4つのクリュからバローロが造られ、最も珍しいクリュがブローリオだ。
ブローリオはセラーの真下にあり、東南向き。
今年(2004ヴィンテージ)は素晴らしいのでトレ・ビッキエーリを与えた。
(インポーターからのコメント)
スキアヴェンツァのワインを一言で言い表すなら
「実直で決して自分を大きく見せない生産者そのもの」
といった味わいのワインです。
難しい事を考えずに「素直に美味しい」です。
オーナー:ルチアーノ・ピラ氏
小手先のテクニック等は使わず、その年の気象条件を受け入れ、素直に、そして真面目に造られたバローロは、テロワールのポテンシャルを忠実に表現する事で、如何に素晴らしいワインが生み出されるかを解り易く飲み手に伝えてくれます。
特にセッラルンガ・ダルバの土壌はセッラルンガ渓谷特有の鉄分を多く含むミネラルが特徴で、スキアヴェンツァのバローロからはその特徴的なミネラル感がよく感じられます。
控え目なワインでありながらもワイン・ガイドがハイスコアを与え絶賛するのはテイスターが「素直に美味しい」と感じるからなのでしょう。
ワイン・アドヴォケートはスタンダードのバローロに対し
「特にこのレベルのワインとしてのバランスは非の打ち所がない。」
と大絶賛しております。
グループ・アラン・デュカスのソムリエの最高責任者ジェラール・マルジオンが、毎年部下を引き連れ
フランスからわざわざ足を運ぶのも頷けます。 |
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