【受賞歴多数の実力派】

「やさしく、しなやか」
デイリーに飲みたいまっとうボルドー

https://www.delivery-wine.net/2007/nardou.html
１，７４０円（税込１，８２７円）

こんにちは、デリバリーワインの江下です。

受賞歴多数の実力派

今回ご紹介する　シャトー・ナルドーは

パリのコンクールの金賞受賞の常連で、
フランスのワイン評価雑誌「アシェット誌」も

「大注目の生産者！
樹齢３０年の葡萄から造られるワインは、凝縮感がある色合いと落ち着いたベリーの香りに満ちている！」

と絶賛。

また、国内でも雑誌「ぴあ」が特集したお買得ワインランキングのボルドー部門の第１位獲得、ボルドー委員会が選ぶバリューボルドー１００選にも選出歴ある実力派のデイリーボルドーです。

樹齢３０年の葡萄　+　ほどよい樽使い　＝　しなやか

シャトー・ナルドは決して派手なタイプのワインではありません。

産地もA.O.Cコート・ド・フランというボルドーのアントル・ド・メール地区のマイナーな地域で、そこに植わる樹齢３０年を超えるメルローを中心に丁寧に栽培・醸造を行い、その畑が持つ「テロワール」を最大限に表現することに力を注いでいます。

香りはベリーとフレッシュなアプリコットの綺麗でジューシーな香りに、樽に由来するカフェ・オレっぽい香ばしさが絡み合い優しい印象です。

そして味わいは、角のとれた丸みのあるタンニンと、程よい酸味、そして果実の素直な甘味が程よくバランスし、違和感なく喉に滑り落ちていきます。

ボルドーワインで感じるテロワール

デイリーな価格帯のボルドー・ワインには、売れっ子コンサルタントの名を借り、画一的なワインを造るシャトーが多いなか、今回ご紹介のシャトー・ナルドはその対極とも言うべき生産者のポリシーが前面に出た「テロワールを感じる」こだわりのボルドーワインを造っています。

ギュット凝縮した濃い紫色で、完熟したベリーとフレッシュなアプリコットの上品なフルーツバスケットを思い浮かべる香りが立ち上り、そこにカフェ・オレのような香ばしいニュアンスが加って、口に含むとメルロー特有の角のとれたまろやかなタンニンが口に広がり、柔らかくミネラリーな印象がボルドーらしさをかもし出しています。

化粧をしていないすっぴんのよさが光るボルドーという印象です。

現地で日常的に飲まれるワイン

余談になりますが、先日私どものスタッフの一人がボルドーへ旅をしてきました。

ボルドーというと、グラン・ヴァンに代表される格付けシャトーの華やかでゴージャスなイメージが先行しますが、現地に赴くと昔から所有する畑と真剣に向き合い、テロワールを意識した造りにまい進する生産者が数多くいるそうです。

そんな彼らのワインは生産本数も限られており、地元で消費されてしまうものも多く、なかなか輸出されることはありません。

彼女が生産者のポリシーに心底ほれ込みお土産に持ち帰ってくれたワインは、メルロー本来の活き活きとした酸味と果実味が生き、素性のよさが前面に出ている、飲むほどに体が生き返るような新鮮なワインでした。

通り一辺倒なボルドーばかり、思い起こしてしまう私には彼女がしてくれた話も、お土産にいただいたワインもとても新鮮で、ワイン本来のあるべき姿を考えさせられた出来事でした。

葡萄の素性のよさと丁寧な造りを素直に感じるワイン

スタッフが持ち帰ったワインはあいにく日本には未入荷でご紹介することは出来ないのですが、こんな経験をした矢先、出会ったのがこのシャトー・ナルドです。

これまでのボルドーワインの概念を少し変えてくれる、葡萄の素性のよさと丁寧な造りを素直に感じることの出来るワイン。

シャトー・ナルドは決して有名なワインではありませんが、その受賞歴の多さからも分かるとおり、秀逸なデイリー・ボルドーです。

体の中に違和感なく入っていく味わい、毎日のお食事のおともにひお試しくださいませ！

 

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■シャトー・ナルド　2004
　　chateau Nardou 2004

販売価格　（）内税込 １本 1,740円（1,827円） ６本セット 9,920円（10,416円） １２本セット 18,850円（19,792円）

産地　　　フランス／ボルドー地方
格付け 　A.C.ボルドー・コート・ド・フラン
品種　　　メルロー　75％、カベルネ・ソーヴィニヨン　15％、カベルネ・フラン　10％
熟成　　　フレンチ・オークで１２ヶ月
ボディ　　ミディアム

テイスティングコメント
濁りのない、濃くぎゅっと凝縮したボルドーカラーから
しっかりとしたワインであることがイメージされる。

完熟したベリーの中心にほんのりと、アプリコットの芯に感じるフレッシュな印象が垣間見られ、
上品なフルーツバスケットを思い浮かべ素性のよい葡萄だけを使っていることが伝わってくる。

さらに、グラスを回すとフルーツの香りにカフェ・オレのような香ばしいニュアンスが加わり、まろやかさが加わってくる。

口に含むと香りで感じたよりもずっとやわらかく、またミネラリーな塩気を感じる。
これは葡萄の根っこが地面に深く入り込んでいるからだろうか？

余韻はさほど長くないが、豊富にあるタンニンはメルローならではのまろやかで角のとれたタンニンで
口いっぱいにワインを含んでも口の中がぎしぎしするようなことはなく、
完熟した葡萄のボルドーらしいさすがボルドーと思わせる大人っぽさがある。

生ハムやチキンのコンフィをはさんだサンドイッチや、
ぶたバラ肉の塩焼きとあわせたら油っぽさをワインが流し、
いくらでも食べられそう。

このまま飲んでもスイスイ飲めてしまうが、どんな料理とも違和感なく合ってしまうこの感じは、毎日ワインを召し上がる方にこそお勧めしたい！
　（江下）

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多数の受賞歴

このシャトー・ナルドはヴィンテージのばらつきが少なく、安定した造りも特徴のようです。実際、複数の年にわたって下記のように取り上げられていますa

●雑誌「ぴあ」の２００４年度お買得ワインランキングでボルドー部門

●バリューボルドー１００選に選出

●パリ農業コンクールで金賞を１９９９、２００１、２００３、２００４と受賞

●フランスの評価誌「アシェット」でも「ますます期待できる注目の生産者」として取り上げられる

生産者情報

シャトー・ナルドはサンテ・ミリオンから東へ１０キロの砂岩質土壌の地にに畑があります。
土壌に恵まれ水はけがよく、また樹齢３０年におよぶ葡萄樹は地中深くに根を張り、土地のキャラクターをめいっぱい吸い上げています。

また植栽密度は5000本/haと高くすることと、豊富な下草を自然に生やすことで、凝縮感の高い葡萄が収穫されるよう配慮されています。

丁寧に栽培した葡萄から最大限の「テロワール」を引き出すことに留意するというのが、醸造過程での一貫したポリシーです。

12ヶ月に及ぶ樽（フレンチ・オーク）熟成が、上品さと力強さをワインに添えています。