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ドメーヌ・セリーヌ ピノ・ノワール
こんにちは、デリバリーワインの酒井です。 こんなに美味しいピノにはなかなか出会えない 先日、ワシントンやオレゴンなどのワインを輸入しているアメリカ人の社長さんがいらして、彼の輸入するお勧めワインを何本か試飲させていただいたのですが、その中でもこのワインは飲んでびっくりしました。 「凝縮されたベリー系の果実味、滑らかな舌触り」 アメリカのピノと言うと果実味たっぷりで濃くて分かり易い、割と単調なワインを想像される方も少なくないと思いますが、このワインは格が違うようで、しっかりとした果実味の中にも繊細さと奥深さを兼ね備え、優しく柔らか印象を持つものでした。 それもそのはず、あのDRCに勝ったワイン 凄いクオリティーのワインだなと思ったら、それもそのはず。 このワインは2004年11月に米国で行われたブラインド・テイスティングであの、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)のワインに勝ったというすごい経歴を持つワインなのです。 DRCといえば、ピノ・ノワールの最高峰「ロマネコンティ」の造り手ですが、そのDRCの「ラ・ターシュ」や「リシブール」と言った数々のグランクリュ達との比較でそれら全てのDRCワインよりも高い評価を受けてしまったそうなのです。
人気とともに上昇し続ける価格 もともとクォリティが高いことでアメリカ国内で人気が高い生産者、DRCワインに勝ったことも一因となっているのか、最近ではその人気にますます拍車がかかり、販売価格もどんどん上昇しているようです。輸入元は「買い付ける度に仕入価格が上がるので、正直困っている」と嘆くほど。 ロバートパーカーはドメーヌ・セリーヌを「オレゴンで傑出したピノ・ノワール・ワインの2大生産者の1つ」と評価し、ワイン&スピリッツ誌の読者投票では最も人気のあるオレゴン・ピノの生産者として名前が挙がりました。 また、ワインスペクター誌においてこのワインは92点を獲得しています。 こうした状況を知るにつけ、このワインがカリフォルニアのカルトワインのようになってしまわないことを、コストパフォーマンス優先の人間としては願ってしまいます。 しかし、現実的に、このワイン、来年同じ価格を維持できる可能性は残念ながらほぼない、と言えるでしょう。 つまり、まさに今、買っておくべき価値のあるワインなのです。
また、酸味の強いピノが苦手な方にもおすすめです。
■ドメーヌ・セリーヌ ピノ・ノワール・エヴェンスタッド リザーヴ 2004
産地 米国/オレゴン州/ウィラメット・ヴァレー
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティとの勝負で圧勝 ブラインドテイスティングは2004年11月に全米22州から集まった業界トップ・クラスのプロフェッショナル37人によって両生産者のワイン(今回ご紹介のエヴェンスタッドを含む)の1998年、1999年、2000年の3ヴィンテージにおいて行われました。 結果は3ヴィンテージすべてにおいて、ドメーヌ・セリーヌがDRCを抑えて上位を占めたのです。 ちなみに、このブラインドテイスティングに出されたDRCのワインはラ・ターシュ、グラン・エシェゾー、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、というそうそうたる顔ぶれでした。そして、今回ご紹介のエヴェンスタッドは、どのヴィンテージでもこれらDRCのワインを上回る評価を得ました。
Domaine Serene (ドメーヌ・セリーヌ)
Domaine Serene(ドメーヌ・セリーヌ)はオレゴン州の有名な葡萄栽培地ダンディ・ヒルズの丘の上にある自社畑で栽培された葡萄から見事で素晴らしいピノ・ノワールとシャルドネをつくっています。その畑の管理と醸造法は毎年複雑味をもち、凝縮したエレガントなピノ・ノワールとシャルドネを作り出すようにデザインされ、全ての資材はこの目標に向かって投資されています。 栽培は凝縮したフレーヴァーを得る為、非常に収穫量を抑えた方法 - 過去14年間で全ての品種の平均収穫量は30hl/ha - を採っています。葡萄は全て手で収穫、選別が行なわれます。各畑の各区画のロット毎に小さな開放型の醗酵槽で別々に醗酵させ、フランスの複数の森の厳選されたオーク樽で熟成をさせます。最初から最後の行程までワインはポンプを一切使わないで自然の重力で移動させ、人の手による介入は最小限に抑えています。 ピノ・ノワールは14 - 18ヶ月樽で熟成させ、清澄も濾過もしないで、瓶詰め時にラッキングを行います。すべてのワインは瓶詰め後1年以上便宿させてから出荷します。
オレゴンのピノ・ノワール、高品質ワインの秘密 そもそも、なぜ、アメリカの、しかもカリフォルニアではなく、オレゴンから、DRCに勝る評価を得るような素晴らしいワインが生まれたのでしょう? その鍵の1つを握るのはオレゴンという土地が持つテロワールです。 オレゴン州は北緯45度に位置しピノ・ノワールの銘醸地ブルゴーニュとほぼ同緯度。 気候は冷涼かつ温暖、日照時間も長く、初夏から秋にかけてほとんど降雨がないため、栽培が大変難しいとされるピノ・ノワールの生育に理想的な条件が揃っています。 しかも、ブルゴーニュに比べても冷涼なオレゴンでは、収穫時期が9月末から10月後半と1ヶ月近く遅いため葡萄の生育期間が長く、ゆっくりと成熟を進ませることができます。 それにより、ピノ・ノワールの果実味を凝縮させ、独自の味わいを自然に引き出すことができるのです。 オレゴン最大のワイン産地ウィラメット・ヴァレー ウィラメット・ヴァレーはオレゴン州最大のAVA(政府認定ワイン産地)で、州内にあるワイナリーの70%がウィラメット・ヴァレーにあります。 太平洋の影響を受ける穏やかな気候の下、冷涼な気候に適した葡萄品種には理想的な生育条件が備わっています。 ところで、ウィラメット・ヴァレーはオレゴン州のワイン造りの発祥の地でもあるのです。今からおよそ40年ほど前、デイヴィッド・レットという1人の若者がウィラメット・ヴァレーにあるダンディ・ヒルズにピノ・ノワールを植えたことから、オレゴンのワイン生産の歴史が始まりました(彼は後に「Papa Pinot(パパ・ピノ)」という愛称で呼ばれるようになります)。 医者の道からワイン造りの道へと方向転換を図ったレット氏は栽培・醸造学を修めた後、ブルゴーニュ、アルザスの生産者をまわり、オレゴンがピノ・ノワールの栽培適地だと考え、最終的に行き着いたのがウィラメット・ヴァレーだったというわけです。 その後、40年という短い年月でオレゴン州のワイン生産は驚くほどの急発展をとげ、今や生産量は全米第4位。 オレゴン州ウィラメット・ヴァレーをワインの生産地に選んだデイヴィッド・レット氏の先見性、ワイナリーの人々の情熱とテロワールの素晴らしさ、どれが欠けても今日のオレゴン・ワイン成功は有り得なかったでしょう。 最後に、昨年、米国の某ワイン・メディアとのインタヴューの際に氏が残した言葉を参照させていただきます。
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