いくつかあったリストの中で、「お薦めはどれですか？」と伺った所、即答でお応え頂いたのが、「ジュヴレ・シャンベルタン　２００５」。

実際にドメーヌを訪問した時に、その美味しさに心底、感動したそうです。

「余韻が長く、深み、複雑みがあって、ジャミーな程の凝縮感・果実感、程よい獣臭、でも決して硬すぎることなく、丸みがあって綺麗な果実味なんです」

そうおっしゃる言葉に、早く飲んでみたい！と期待が高まりました。

ドメーヌの本拠地はヴォーヌ・ロマネ。フラッグシップであるヴォーヌ・ロマネは、やはり「間違いない美味しさ」だそう。

彼のワインは全て、凝縮感と丁寧に造られた果実の旨味。一緒にドメーヌを訪れた他のスタッフ達と、「これは絶対いいね〜。」と口をそろえていたそうです。

その後、現地から戻り、日本の他スタッフが試飲した時も大好評で、今後ほぼ確実に即売切れ、追加オーダーが殺到するのではないか、とおっしゃってました。

ファブリス・マルタン氏は2000年、父ベルナール・マルタン・ノブレ氏からドメーヌを引き継ぎました。

若手注目の生産者で、地元でも大評判ですが、何せ生産量が非常に少ない！初年の2000年はわずか２樽分だけ。

ヴォーヌ・ロマネ、ジュヴレ・シャンベルタン、ニュイ・サン・ジョリュジュに計3.5haの畑を所有していますが、自社で瓶詰めして販売するのはそのごく一部、ジュヴとヴォーヌ・ロマネの村名ワインに拘り、力を注ぎ、それぞれ1500本ずつしか生産していません。

父であるベルナール・マルタン・ノブレ氏はDRC社の現醸造長ベルナール・ノブレの叔父（つまりファブリス・マルタン氏は従兄弟の関係）、非常にバランスがよく質の高いワインを少量生産で造ってきました。

その様子はワイナートの特集記事に掲載されています。

DRCの醸造責任者ベルナール・ノブレの従兄弟であり、ドメーヌの右隣には、故アンリ・ジェイエの家があるのだという情報等も記載されていますが、ここで感じ取れるのは、彼が非常に飾らない自然体の人間で、少ない生産量で丁寧にワインを造りをしていると言う事でしょう。

『醸造は100％除梗、朝ルモンタージュ、夜ビジャージュをしながら、28度の最高温度で、3週間発酵、マセラシオン。「30度にすると香りがコンフィやプルーンみたいになるから、低い温度にする」と言う。』 （ワイナートより抜粋：詳しくはこちら）

■ドメーヌ・ファブリス・マルタン　ヴォーヌ・ロマネ２００６

特価　5,480円（5,754円税込）

品種　ピノ・ノワール１００％
樹齢　70〜80年

濃いルビー色で、アカシアやハイビスカスの香りに赤い果実などの香りを感じます。濃い赤い果実や赤身肉などの印象が現れ、濃厚です。シンプルな印象ながらどことなく深みがあり、余韻の奥深くに、凄味を感じさせてくれます。（輸入元資料より）

■ドメーヌ・ファブリス・マルタン　ジュヴレ・シャンベルタン２００５

特価　5,680円（5,964円税込）

品種　ピノ・ノワール１００％
樹齢　50〜80年

濃いルビー色で、赤い果実にジャム、ハーブ、赤身肉、ジャーキーなどの香りを感じます。濃いと感じさせてくれるほどの果実感に、しっかりとしたタンニンがあり、まだ硬さを感じますが、奥底に感じる複雑実はこのワインのポテンシャルの高さを感じ取れます。余韻が長く、ほのかに甘さを感じます。（輸入元資料より）