【シュヴァリエ・ド・タストヴァン認定】されたワイン
（ブルゴーニュ利き酒騎士団）

タストヴィナージュ TASTEVINAGE 毎年春と秋の2回、あの有名なクロ・ド・ヴージョで催される騎士団の集まりがあります。 ブルゴーニュワインを利き酒騎士団が評価し、優れたワインと認めたワインにだけ与える栄誉ある称号がダストヴィナージュです【右ラベル】 ブルゴーニュワイン騎士団は、「ラ・コンフレリー・デュ・シュヴァリエ・デュ・タートヴァン（La Confrerie des Chevaliers du Tastevin）」直訳すると「小さな銀皿の騎士団」。

ふくよかで円熟味がある
官能に訴える味わい

ゆっくりとグラスを伝わる粘性。

まだ9年熟成ですが、エッジはオレンジの様相を見せ
色調は深みのあるルビー色。いい感じにスモーク感、
熟成香がではじめています。

イギリスの著名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソンは「カベルネ・ソーヴィニヨンは知性に訴え、ピノ・ノワールは官能に訴える」と著書で綴っていますが、

その言葉を思い出すような、何とも言えない官能的な香りが誘ってきます。赤から黒系のベリーの香り、スモーク香、シナモン、レッドペッパーのようなスパイス香。

☆☆☆　テイスティングコメント　☆☆☆

グラスのエッジは熟成の入りかけたオレンジの縁取り。
透明感があり液面が輝きのあるルビー色。

スモーク香、レットペッパー、シナモン、ザクロ、生肉、森の中を歩いているような、湿った土の香り。なめし皮、トリフのような香りも微かに感じます。

口に含むと、円熟味のあるボディ、酸も円やかで、果実感が豊か。甘さ、旨み、ミネラル、塩味、様々な味わいが絶妙にバランスが取れていて、柔らかく引き込まれるような、魅力を持っています。

飲む2時間前に抜栓。 供出温度18〜20℃前後。 コショウに効いたテリーヌ。 生ハムやソーセージ辛子添え。ビーフ・シチュー。 鴨や地鶏をカリッと焼き、塩・胡椒をかけたものなどとも相性が良いでしょう。

（2010年4月　伊藤テイスティング）