Chateau Lafite
シャトー・ラフィット　１９７０

Chateau Pichon Lalande　1987
シャトー・ピション・ラランド　１９８７

Chateau Giscours　1983
シャトー・ジスクール　１９８３

●シャトー・ラフィット　１９７０
Chateau Lafite

●Chateau Pichon Lalande　1987
シャトー・ピション・ラランド　１９８７

ポイヤックの貴婦人！
大人気の「スーパー・セカンド」！

ピション・ロングヴィル・コンテス・ドゥ・ラランド（＝ピション・ラランド）は、ポイヤックの貴婦人と呼ばれるボルドー格付け第二級の人気シャトー。

女性的でエレガントなのが特徴で、一級並みの価値と品質を持つと言われ、高値で取引される「スーパー・セカンド」の中でも、最も人気の高いシャトーの一つです。

シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドという名は、ピション・ロングウィルというシャトーを分割した際にラランドの王女（コンテス・ラランド）が相続したことから付きました。

ポイヤックとサン・ジュリアンの境にあり、ラトゥールやラス・カーズの近くに位置していますが、ポイヤック地区の中では、メルローの比率を高めにした特徴的なワイン造りで、しなやかで上品、柔らかなスタイルを持ち味としています。

●Chateau Giscours　1983
シャトー・ジスクール　１９８３

昔ながらのファン多し！
オフヴィンテージも安定の信頼シャトー！

フランス・ボルドー・メドック地区第３級に格付けされる有名なワインで、ボルドーの中でも非常に歴史あるシャトーです。

標高約20ｍの東西に延びるマルゴーで最も南に位置する畑を所有し、表層は砂利質、下層は石灰質で水はけが良く、日照量の多い小高い丘の上に位置する為、オフヴィンテージでも安定した品質を保つと定評があります。

ジスクールと同じチームが造るワイン「オーメドック・ド・ジスクール」は漫画『神の雫』に掲載されて、日本でも非常に人気のあるシャトーです。

●Chateau Priure-Lichine　1988
シャトー・プリューレ・リシーヌ　１９８８

格付けシャトーが集まる「カントナックの丘」に位置
８８年は「優秀な年」でした。

メドック格付第４級、ボルドーのマルゴー地区、格付けシャトーの畑が集まる「カントナックの丘」に位置するワインです。
1951年、フランスワイン書のバイブル的存在『新フランスワイン』の著者であるアレクシス・リシーヌ氏に購入された事で知られています。

講談社 『BORDEAUX第3版』 より
この1988年ものは、ライトボディからフルボディのワインで、香水のように香り高く、バランスがとれている。1988年の多くのメドックものの個性となっている過度なタンニンは免れている。中程度の暗さのルビー色で、木やカラント、ハーブ、ミネラルの魅力的なブーケがある。

●Chateau Grand-Puy-Lacoste　1987
シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト　１９８７

長命で肉付きの良いフルボディタイプ
パーカーが「第三級に格上げすべき」
と褒め称える注目シャトー

シャトー・グラン・ピュイ・ラコストはランシュ・バージュやクロワゼ・バージュと隣接する、ポイヤック南のバージュの丘にあり、バージュ台地のグラン・ピュイ（大きな丘）にちなんでいます。

1978年からはデュクリュ・ボーカイユを所有するボリー・ファミリーが経営しています。オーナーのグザヴィエ・ボリー氏は数年前までデュクリュ・ボーカイユを取仕切っていましたが、その後弟のブルーノ・ボリー氏に任せ、現在グラン・ピュイ・ラコストとオー・バタイィに専念しています。

グザヴィエ氏のお陰でこの２つのシャトーは評価を上げ、安定した品質で５級格付けシャトーのリーダー的存在で、ポイヤックらしい正統派のワインだと定評があります。

長命で肉付きの良いフルボディタイプで、ロバート・パーカー氏も、格付け変更があれば第三級に格上げすべきと推奨しているシャトーです。

Chateau Lafite
シャトー・ラフィット　１９７０

Chateau Pichon Lalande　1987
シャトー・ピション・ラランド　１９８７

Chateau Giscours　1983
シャトー・ジスクール　１９８３