先に２本限定でご案内(エルニド・メルマガ)いたしました、超稀少なプレミア・ワイン、スペインの最高峰「エル・ニド」(18,800円（19,740円税込）)。この醸造家の一人、ミゲル・ジル氏がエルニドと同じフミーリャの地で造るワインが今回ご紹介の「ホアン・ジル」。「シルバー・ラベル」はその中で最も世界的評価が高く、ワイナリーが誇る看板ワインです。

飲んだ瞬間から「２千円台でこの満足感は凄い！最高！」と喜んでしまう美味しさ。実際その日友人達と数種類のワインを飲む機会がありましたが、圧倒的に人気だったのがこのワインです。

ガツンとボリュームのある果実味とアルコール感があり、ビロードのような舌触りがたまりません。

ワイナート６１
（2011年3月号）掲載

「ワインバーの料理はワインの名脇役であるべき」と言い切る新宿のワインバーのシェフが薦める一押しワインだったのがこのホアンジル・シルバーラベル！

堂々１ページに渡って紹介され、

「ブラックチェリー、ブルーベリーのコンフィ、干し葡萄、動物系の香り・深くバランスの取れた味わい。」 「深く濃い色合いで、ブルーベリーなどの果実、ほのかなオリエンタルスパイスに、樽由来のトースト、スモークの香りが溶け合う。」

などと表現されています。

マリアージュで紹介された「イノシシの赤ワイン煮込みとミラノ風リゾット」は、ホアンジルのベリーの香りに合わせてクレームドカシスで６時間じっくり煮込み、ボリュームに合わせてリゾットはバターやチーズを多めにしているそうです。

リッチで食べ応えのあるお肉お料理にぴったりなホアンジル・シルバーラベル！想像しただけで美味しそうなマリアージュですね！

漫画「神の雫」にも

さすが話題のワイン。漫画「神の雫」にも紹介されました。

「口の肥えた日本のボルドー好きにお薦めなのが『フアン・ヒル』。ボルドーのボディとブルゴーニュの香りがある。コート・デュ・ローヌの三銃士、『ラ・トゥルク』、『ラ・ランドンヌ』、『ラ・ムーリンヌ』が、その10分の1の価格で飲める」

スペインで最も信頼されるワインガイドギア・ペニン（Guia Penin）でも９２点を獲得。「この地のモナストレルの頂点」と評されました。

『バルクワインの産地から高品質の元詰めワインの産地へと急激な変貌を遂げた、世界が注目するフミーリャ。スペイン南東部の標高の高い地域にあり、昼夜の寒暖差が大きい乾燥した気候がブドウの熟度と酸度のバランスを保ち、白亜や石灰から成る石だらけの痩せた土地が自然と収量を制限。凝縮感と海抜の高さからくるエレガンスを備え、香りは限りなくセクシーかつフローラル。甘くジューシーな果実はベルベットのようなタンニンに縁取られ、ミネラルにより生き生きとした表情が与えられています』

黒紫に近い深い濃い色合い。濃く、グラスをゆっくりと流れ落ちるワインの足が、アルコールの高さと凝縮した果実の濃厚さを予想させます。

ブルーベリーのコンフィチュール、ラム酒にたっぷり漬けたレーズン、よく熟したチェリー、プルーン、豊かで凝縮した果実の香りに溢れます。

口に含むとガツンと凝縮した果実味とアルコール感をしっかり感じながら、舌触りはビロードのように滑らかで、丸く熟したタンニンがリッチに広がります。

まったりとしたモナストレルの凝縮感はラム酒に漬けたレーズンのように香り高く、果実のアロマが豊かでリッチなフルボディでありながら、飲み飽きない洗練された要素があります。

時間をかけるとだんだんスパイシーな要素も加わって、アフターにはビターチョコレートのような苦味と深くて甘いコクがあり、ストラクチャーもしっかりしています。

お料理にはやはりお肉料理！トロトロに煮込んだボリュームのあるお肉料理や、表面をカリカリに仕上げた鴨のコンフィなどにも合いそうです。

4世代にわたってワインを造り続けているフミーリャを代表するボデガ、ホアンジル。

4代目のミゲル・ジル氏は、伝統を守る昔ながらのワインメーカーである一方、スペイン最高峰のワインを目指した壮大なプロジェクトに挑戦、『エル・ニド』は彼自身がオーナーを務めるなど、現代スペインワインの立役者でもあります。

ホアンジルの醸造責任者は2003年より、『フミーリャの地のテロワールを良くあらわしたキャラクターの濃い赤を作らせたら5本の指に入る』とされる醸造家、バルトロ・アベリャン氏を向かえ評価を一気に上げました。

夏は40度に達するほど暑く、冬はしばしば氷点下に見舞われるほど寒さが厳しい大陸性気候のフミーリャ。 土壌は石がゴロゴロとした砂っぽい石灰質。

厳しい気候、痩せた土地、収量は自然と制限され、粒の小さいブドウからはフルボディで香り高く、色調、アロマ共にリッチなワインが生まれます。

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テイスティングコメント

黒紫に近い深い濃い色合い。濃く、グラスをゆっくりと流れ落ちるワインの足が、アルコールの高さと凝縮した果実の濃厚さを予想させます。 ブルーベリーのコンフィチュール、ラム酒にたっぷり漬けたレーズン、よく熟したチェリー、プルーン、豊かで凝縮した果実の香りに溢れます。 口に含むとガツンと凝縮した果実味とアルコール感をしっかり感じながら、舌触りはビロードのように滑らかで、丸く熟したタンニンがリッチに広がります。 まったりとしたモナストレルの凝縮感はラム酒に漬けたレーズンのように香り高く、果実のアロマが豊かでリッチなフルボディでありながら、飲み飽きない洗練された要素があります。

時間をかけるとだんだんスパイシーな要素も加わって、アフターにはビターチョコレートのような苦味と深くて甘いコクがあり、ストラクチャーもしっかりしています。 お料理にはやはりお肉料理！トロトロに煮込んだボリュームのあるお肉料理や、表面をカリカリに仕上げた鴨のコンフィなどにも合いそうです。

（2011年5月 太田テイスティング）

樹齢40年の古樹のブドウを使用。浅い白亜質の下に石灰石や石の層を持つ痩せた土壌と不毛な気候により、収量は自然と制限される。

ブルーベリーやブラックベリーなどの果実やオリエンタルなスパイスの中に、樽由来のトースティでスモーキーな香りがよく溶け込んでいる。ベルベットのように艶やかなタンニンは甘く、熟した果実は非常にジューシー。ボリュームあるアタックだが、ミネラル・酸により瑞々しさも備えており、果実、アルコール感、オークのエレガントなバランスが素晴らしい。長い余韻には、深みのある果実の旨みが力強く続く。

（インポーター資料）