☆☆☆ テイスティングコメント ☆☆☆
シャンパングラスにひかるゴールデンイエロー。
フレッシュ感と共に柑橘系の引き締まった香りと酸味を口の中に感じ、ぐっと凝縮感のある味わい。
まるで干したて白ブドウをそのままほおばったようなイメージ。甘ったるすぎず、酸がしっかりしているのでお料理にも合わせられますし、とっても贅沢な大人な味わいです。
シャンパングラスに注げば、細かい泡が立ち上がり、お酒が飲めない方でも飲んでいる気分になって楽しくなれそうです!
お酒好きの方は、コニャックのチェイサーとして飲まれたり、コニャックをジュースで割るのも乙な飲み方です。 |
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※収穫したブドウをそのまま搾っているので、ジュースの色合いや味わいは年によって異なることもあります。それもまた1つの楽しみにしてみて下さい。
☆2011年葡萄生育リポート☆
Paul Giraud Harvest Report 2011
Paul Giraud Harvest Report 2011
The last reference we had for a sunny and dry year was 1976, and it as the first time we harvested in September the 27th if my memory is good.
And the first day of f harvest we had a terrible storm with 160 mm of rain in two hours after five month without a drop of rain !? Curious isn’t it? I had to tell, that in this period we used to begin the harvest between 5th and 10th of October it was two weeks before.
But this year it seem that we are earlier than 1976.? The actual prevision are for the beginning of harvest around 5th of September.? That is to say ONE MONTH earlier compare to the fifties, sixties, seventies.? How could it happened?
Even the winter was normally cold for our region, the month of April was particularly warm with few days at 25/28 degree, that is to say too warm for the season, May was rather cold but we were definitely in advance for around 3 weeks on the normal calendar.? And we never loose it since the beginning.
The only but main problem is that we have no rain since March except two days of 25 mm each one.??? And now we are at a moment where the vineyard needs water for the development of the grams of the grapes.? The growth of the grapes depends of the future rain ・・・ or not.
I am a little bit afraid desapointed in fact of this situation, because I have ( and nobody in Charentes had ) not this experience, me or my parents, but for the moment the healthness of the grape is very good, grapes are big and beautiful the promise of a good quality is in fact of us we need only two things before the harvest rain and normal summer, not too hot.
Paul Jean Giraud
? Bouteville 4th July 2011
☆2011年葡萄生育リポート☆
乾燥した暑い夏といって思い出せるのは、私の記憶が確かなら、1976年だと思います。この年には、9月27日に収穫をしました。5ヶ月間一滴の雨も降らなかったのに、収穫当日にはひどいストームが来て、2時間で160ミリも雨が降ったことを、よく覚えています。変ですよね?当時の収穫は、10月5日〜10日の間に始めるのが、普通でした。
でも今年は、1976年の記録を塗り替えそうです。今のところ、9月5日前後が適当ではないかと予測しています。これは、1950年代、60年代、70年代と比べて1ヶ月も早いです。いったい、どうしてしまったんだろうと思います。
この地域としては冬は寒く、対して4月には数日間25℃〜28℃という、いくぶん暑すぎるともいえる日がありました。5月には落ち着き温度が下がりましたが、カレンダーを見ていると、気候の変わり方が3週間ほど前倒しになっているのを感じます。そして絶対に、普通に戻らないのです。
唯一の、でも大きな問題としては、二日間だけ25ミリずつ降りましたが、それを除いて3月から雨がほとんど降っていないことです。畑はカラカラで、ブドウの実を重くするにはいまこそ雨が必要なときなのですが・・・さて、どうなることやら。
自分としては、自分はもとより私の親も、またコニャック地方内の誰も体験したことがないようなこの状況に、不安もありますし落胆もしていますが、でもブドウそのものの生育状態をみますと、とても健康ですし、大きくまた美しく育っていて、あとは雨が降ることと、暑すぎない普通の夏が来ることを、祈るばかりです。
2011年07月4日 ブートビルにて
ポール・ジャン・ジロー |