限定！数本ずつ！
テヌータ・ディ・トリノーロの
アンドレア・フランケッティが手掛ける
マニア垂涎のイタリアワイン

伊マニア向け代表格ヴァレンティーニも！

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イタリアのシンデレラワイン

こんにちは、デリバリーワインの太田です。

イタリアワイン界の鬼才、 アンドレア・フランケッティ氏。

テヌータ・ディ・トリノーロのラベルを見れば、「あ〜！これしってる！」とお分かりの方も多いかも知れません。ボルドー・サンテミリオンのグランヴァン、「シャトー・シュバル・ブラン」を目指して造られた、カベルネ・フラン主体のスーパー・トスカーナです。 なんと言っても話題を呼んだのは、テヌータ・ディ・トリノーロが造られるトスカーナの「サルテアーノ」という土地は、元々、果物やトウモロコシ等が植えられていたワインとしては全く未開の地だったということ。 その場所に突然土地を買い（９２年）、独学でワイン造りを始めたフランケッティ氏が、スぺインやフランスの有名醸造家たちの力を借りて、今や世界中で評価されるシンデレラワインを産み出し（９７年初リリース）、世界に知られる有名人となったのです。

日本でも、ワイナートなどで取り上げられ（ワイナート12号の表紙を飾り、1999年ヴィンテージは99点『空前絶後のトスカーナ』と評されました）一躍有名になりました。

今度はシチリア島のエトナ火山！
標高1,000mを越える山の斜面で！

前置きが長くなりましたが、そのアンドレア・フランケッティ氏が次に目をつけたのは、イタリア・シチリア島の北西部に位置するエトナ火山。いまだ火山活動を続けるこの山の斜面でワイン造りを始めたのです！！ その畑はエトナ火山の北斜面、なんと標高1,000mを越える場所にあるそう。その影響で、イタリアの強い日差しを浴びながらも、午後はぐっと冷え込む特殊な気候。葡萄の熟成は非常に時間がかかり、収穫ができるのは11月なのだそう。

この標高がポイントで、標高600mを超えると、繊細さ、上品さ、が際立ち、逆に標高500m以下では、全くタイプの違った重いがっちりしたワインになるのだそうです。

更に樹齢100年を超えるネレッロ・マスカレーゼの古樹が、火山からのミネラル分や養分を豊富に含み、複雑みのあるエトナ特有のテロワールを表現すると言われています。

最高のエレガントワイン
「ネレッロ・マスカレーゼ」＝シチリアのピノ・ノワール！？

最近マニアなワイン好きの間でちらほら話題になっている「ネレッロ・マスカレーゼ」という品種。（かなりマニアな集まりですが・・・）

フランケッティ氏がこのエトナのネレッロ・マスカレーゼで素晴らしいワインを造り始めた事がキッカケで、一気にエトナという地にワイナリーが増えたと言われています。

けれど標高の高い好立地でエレガントなネレッロ・マスカレーゼのワインを造っているのはやはりまだ極僅かなのだとか。 そんな極僅かな最高の「ネレッロ・マスカレーゼ」は、「シチリアのピノ・ノワール」とも言われます。この辺りは地質も様々で、クリュごとの違いもブルゴーニュの様とも言われているので、今後目が話せないエリアです。

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２００８年がファーストヴィンテージとなるパッソピッシャーロのクリュシリーズとなるコントラーダ。※2008年はバックラベルを確認しないと、どのクリュが判断できませんでしたが、2009年からは、各クリュ名の頭文字がラベルに記載されています。 パッソピッシャーロがエトナ山に存在する複数の畑で取れたブドウをアッサンブラージュした上でボトリングされるのに対し、コントラーダは畑の位置する高度の違いとそれに由来する土壌の違いを表現する為、単一クリュワインとしてボトリングされたものです。

世界で最も活動的な火山であるエトナ山は殆ど常に噴火しており、高度によって異なる溶岩の流れが地質に影響を与え、それが土壌の違いを生み出す一要因となっているようです。

「コントラーダ」とは、イタリア語で「名前がついている畑の区画」のことを意味します。

今回リリースされる4つのクリュワインは樹齢80〜120年という古木からなるネレッロ・マスカレーゼ100％で、中にはプレフィロキセラの木も含まれているとのこと。

それぞれ1500本ずつという極めて少ない生産量となっております。

パッソピッシャーロが「全体の調和」を目的したワインであるとすると、コントラーダはそれを構成する「部分の個性」を表現するワインであると言えるでしょう。

パッソピシャーロ　コントラーダ・キアッペマーチネ　２００８
パッソピシャーロ　コントラーダ・キアッペマーチネ　２００９

〜フランケッティ氏コメント〜 畑名の意味は「ひき臼石を採る場所」。この畑は海抜600メートル地点にある小さな畑で、下層は砂岩層のタワーになっている。その周りは薄く固まった溶岩が広がり、冷たい微風が吹いている。ブドウの根には石灰岩まで到達しているものもあり、そのためこの畑からできるワインは豊かな味わいとなり、最初の一口でまさにそれがわかる。

パッソピシャーロ　コントラーダ・ポルカリア　２００８

〜フランケッティ氏コメント〜 畑名の意味は「豚のいる場所」。海抜750メートル、理想的な高度に位置する広大な畑。まるで飛行機のような形をした畑で、北向きに突出している。そしてここは、山の裏側に太陽が落ちるまで最も長く太陽光が降り注ぐ。ワインは豊かでみずみずしく、アロマが絶えず変化していく。濃く、骨格がしっかりしていて、すこしキャラメリゼした砂糖の香りがする。

パッソピシャーロ　コントラーダ・ランパンテ　２００９

〜フランケッティ氏コメント〜 畑名の意味は「高山で斜面をよじ登る動物」。おそらく一番高い位置にある畑（海抜1000メートル）であり、現在も耕作中である。ソリキアッタの町を見下ろしながら溶岩でできた斜面を登っていくと、急勾配の場所に北北東向きの段々畑がある。すでに枯れかけていた古い畑であったが、新規開拓者によって生まれ変わった。土壌は砂礫質で、大昔の流れ出した溶岩が酸化したことで、他の土地よりも白みがかっている。ワインはとてもすっきりとしていて、しなやかさと長命に耐える白ワインのような感じが若干うかがえる。最も収穫の遅い畑。

パッソピシャーロ　コントラーダ・シャラヌオーヴァ　２００８
パッソピシャーロ　コントラーダ・シャラヌオーヴァ　２００９

〜フランケッティ氏コメント〜 畑名の意味は「新しい溶岩」。エトナ山にある優れた畑のひとつで（他にはグアルディオラとポルカリーアがある）、海抜約850メートル地点に位置する。可塑性のある溶岩は、冬の間はほぼ雪に覆われている水路の中でまるで湿った石炭のようにバラバラになる。一日中太陽が当たるため、濃厚な果実味に加え発酵した干し草の豊かな味わいが広がる。

パッソピシャーロ　フランケッティ　２００９

パッソピシャーロ　フランケッティ　２０１０

（輸入元資料）

グアルディオラに土地を購入し、繁茂な急坂に位置する広大な台地に育つどの品種を植えるかを決めることが挑戦の始まりであった。火山で育成可能な品種は既にネレッロ・マスカレーゼが存在していた。 空想の産物であったエトナワインは2001年にチェザネーゼ・ダッフィレ（香り高く、ローマ南東で栽培されている品種）を植え、ボルドー・メドックのサン・ジュリアンからプティ・ヴェルドをセレクトしたことから始まった。

2009年、非常に小さいブドウ果実を成熟させるために必要な夏の暑さがエトナ山の高地には十分でなかった。10月最終週に収穫した我々の全ての畑は溶岩に囲まれている。
ブドウの成熟は非常にゆっくりしたものであった。それは、24時間で最大20度の温度変化があったためである。ブドウは香り高さを高めるために確かにそのポテンシャルを封じ込めていた。なぜなら、2011年3月（収穫18ヵ月後）に樽内のワインはパイナップルやバナナではなく、突如南国の西洋版を連想させるショウノウ、マジパン、シトロン、月桂樹の驚くべきフレーバーを爆発させた。これに導かれように、私はチェザネーゼとプティ・ヴェルドのブレンドを始め、プティ・ヴェルド20％、チェザネーゼ80％のブレンドを作り上げた。

セパージュ：80％チェザネーゼ・ダッフィレ、20％プティ・ヴェルド

パッソピシャーロ　グラルディオーラ　２０１０

（輸入元資料） 例年より涼しい夏、成年に達し始めたブドウ木は樹齢8年を迎えた。 2010年は9日間（9月6日〜15日）4.5ヘクタールのシャルドネを収穫した。 ブドウジュースは、圧搾・濾過され、早急にスチールタンク内で醗酵後、澱を取り除き、50hlのセメント樽に移動し、マロラティック醗酵を施した。 5月には深みや熟成感を見せ始めた、その後濾過し、今まで最高なグアルディオラをボトリングした。

セパージュ：100％シャルドネ
収穫：9月6日-15日
樹齢：8年
植密度：12,000本/ha
海抜：1000メートル.
収量：3トン/ha
化学肥料：不使用
散布剤：銅、硫酸塩
熟成：40hlオーストリア製オークバレルにて3ヶ月、セメント樽にて3ヶ月
生産量：10,000本（2011.5月）

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お届け日は８月２５日（木曜）以降になります。
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