チャリティーオークションで落札されたワイン!
このワインはブルゴーニュのボーヌ地方で収穫されたピノ・ノワールのワインですが、その中でも「オスビス・ド・ボーヌ」という特別な名前が冠されています。
「オスピス・ド・ボーヌ」というのは、ブルゴーニュのボーヌ地方に存在している慈善病院です。そこでは毎年11月の第3日曜日にチャリティーオークションが開催されており、ここでの落札価格がその年のブルゴーニュワインの価格を左右すると言われるほど規模の大きいオークションです。
オスピス・ド・ボーヌでは、中世から20世紀半ばに至るまで恵まれない人々に医療サービスを提供してきましたが、毎年開催されるこのオークションの収益は、病院の運営に寄付されていました。
好みの樽を競り落とすと、信頼のおけるワイン生産者に樽ごと託し、飲み頃を迎えるまでの間熟成を依頼します。
こうして完成したワインの一つが、このワインです。
オスビス・ド・ボーヌの名前がついたワインを好んでコレクションする収集家もいる人気の高い銘柄の一つです。