複雑な香り、味わいを持った、メドック格付け3級のグランヴァン!
現在のオーストリアとスロベニアのあたりを領地としてたオーストリア系ハプスブルク家の皇帝フランク・ヨーゼフが、最も好んでいたのが、この「シャトー・ディッサン」と言われています。
シャトー・ディッサンはボルドー、メドック地区でも最も古いシャトーのひとつで、1152年に、後のヘンリー2世とエレオノール妃との結婚式に使われたワインです。
14世紀頃には現在の「シャトーマルゴー」に肩を並べる2大シャトーの一角として君臨、15世紀には“テオポン”と呼ばれていたそうですが、カベルネソービニヨンを高い割合で含みタンニンが強くかつマルゴー村らしい女性的な味わいを持つ素晴らしい赤ワインです。
葡萄畑は砂礫質や砂利質、砂利を多く含んだ粘土質・粘土質石灰岩といった様々な土壌を持ち、水はけが良く、「プラトー・ド・カントナック」(カントナックの台地)と呼ばれるマルゴー村の有名な土地の南東部の斜面に位置ます。
畑の土壌がバラエティに富んでいるため、同じ品種でも複雑な香り、味わいを出すことが出来るといわれています。
またシャトー・ディッサンは美しいゴールドのラベルを持ち、その豪華な様が大変人気です。