シャトー・オーゾンヌ 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 サンテミリオン地区
格付:サンテミリオン第一特別級A
葡萄品種:メルロ カベルネ・フラン
セカンドラベル:
白ワイン:
公式サイト:
シャトー・オーゾンヌの特徴
サンテミリオン格付けにおいて別格と言われるプルミエ・グラン・クリュ・クラッセA(第1特別級A)に座する二大シャトーの一つであり、ボルドー九大シャトーの一つとしても有名なシャトー・オーゾンヌ。
不調な時代があったことも確かですが、現在は小さな葡萄畑に更に収穫量を制限し、セカンドラベルを採用することで品質を細かく分け、徹底して品質向上を目指すアラン・ボーティエによる運営で、さらに進化を遂げています。
口に含むとエレガンス、フィネス、ミネラルをベースとした他ではない個性がまず感じられ、完熟した果実の風味がやってきます。
100年以上の熟成に耐えるとも言われ、若いものは判断が難しく厳しい評価を受けることもあります。
ですが飲み頃を迎えたシャトー・オーゾンヌには複雑甘美なアロマに、コクを持った独特の強烈な個性に、飲むものを魅了させます。
といってもまずシャトー・オーゾンヌは流通量が極端に少なく、サンテミリオンの最高位を得ていてもなお安価な設定をしていることから、なかなかお目にかかることが出来ないどころか入手はほぼ不可能とまで言われる、非常にレアな一品です。
手に入れたとしても若いものであれば飲み頃まで数十年待たなければ本当の飲み頃を味わえないという、なかなか気持ちを焦らされるワインです。
シャトー・オーゾンヌの歴史
シャトー・オーゾンヌと言えば、多くのシャトーがひしめくボルドー地方サンテミリオン地区において、別格扱いのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセA(第1特別級A)を頂く2強の1つであり、ボルドーの九大シャトーにも数えられることで有名です。
見晴らしの良い丘の急斜面に広がる葡萄畑、シャトー・オーゾンヌの立地は、4世紀にローマの政治家であり詩人のアウソニウスが植えた場所と言われており、オーゾンヌとはアウソニウスのフランス語読みから名づけられました。
古くからの葡萄畑として続いていたようですが、18世紀初頭に当時のオーナーによって畑を買い集められ、今も残る畑の元が出来上がりました。
ですがワイン造りに関する知識に乏しく、パッとしない時代が続いています。
盛り上がりを見せたのは、オーゾンヌの土地を所有するシャロンがエドワード・デュボワとの婚姻したことから、20世紀初頭の話となります。
その盛り上がりもデュボワの死後長くは続かず、不調を続けることになります。
転機は1970年代半ばにパスカル・デルベックを雇い入れたことで、そこから明らかに味が変わります。
1990年代半ばにデルベックが去った後から現在は、シャロンとデュボワの娘がボーティエ家に嫁入りしたことにより、ボーティエ家が所有、管理をしています。
現在別格と言われるシャトー・オーゾンヌですが、苦しい時代を経て現在の地位を得ているということになります。
シャトー・オーゾンヌを探す
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シャトー・オーゾンヌはボルドー地方 サンテミリオン地区にある格付シャトーです。
ワインの女王と呼ばれるボルドーワインはライバルブルゴーニュと比較して濃厚でパワフル、渋みとボリューム感溢れる重いワインというイメージでしょうか。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
また、このワインの産地サンテミリオンでは1955年より独自の格付けを行っており、この格付けは1855年以降ほとんど見直されないメドック地区とは異なり、数年ごとに見直されています。
シャトー・オーゾンヌは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史の中で素晴らしいワインを生み出し続けてきました。 またそれは年も例外ではありません。
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・オーゾンヌが大好き
その存在感はボトルから漂っている。 威厳に満ちたシャトー・オーゾンヌはその外観もまた魅力に溢れている。しっとり、深みがあり、完熟した果実味がたっぷり。まろやかな口当たりとこなれたタンニンが柔らかに広がり重厚感のある味わいのワインだ。ボルドーのワインとしての要素を十分に兼ね備え、堪能させてもらえるワインだ。
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