シャトー・ カノン 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 サンテミリオン地区
格付:サンテミリオン第一特別級B
葡萄品種:メルロ カベルネ・フラン
セカンドラベル: クロ・ジー・カノン
白ワイン:
公式サイト:
シャトー・ カノンの特徴
シャトー・ カノンは、フランス・ボルドー地方のサンテミリアン地区で生産されるワインの銘柄です。
醸造所の名称でもあるシャトー・ カノンの名は、18世紀の所有者で、
1760年以降その土地のすべてを葡萄栽培に捧げたジャック・カノン氏に由来したもの。
オーナーは1919年にフルニエ氏に変わり、1996年「シャネル」のオーナーである
ヴェルテメール家が購入したことで知られています。
シャトー・ カノンでは、非常に伝統的な製法でワインを作っています。
オークの発酵槽で、高温・長時間に及ぶ発酵を行ない、
新樽は毎年、最低50%を使用しています。
プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBの格付けを受けており、
Aのシュヴァル・ブラン、オーゾンヌに次いで高い評価を受けています。
シャトー・ カノンのワインとしての特徴は、その凝縮感にあります。
深い果実味、濃厚で複雑な味わい、しっとりとした飲み口。
ガーネットの深い色と、フルーティーかつエレガントな芳香。
こうした個性が重なり合って、このワインの奥深い魅力を醸し出しています。
収穫年度による出来のバラつきが少ないのも、高評価を得る要因のひとつ。
粘土質を含む恵まれた土壌と、2世紀に及ぶ歴史あるワイナリーのもと、
高い品質のワインが連綿と作られ続けているのです。
シャトー・ カノンの歴史
シャトー・ カノンは、フランスのサンテミリオン地区にあり、そこで作られるシャトー・ カノンは、シンデレラワインと評価されています。
第一特別級Bという階級には14のシャトーがあり、その内の一つでもあります。
このシャトー・ カノンの歴史は古く、はじまりは1760年にまでさかのぼります。
当時、フランスの海軍だったジャック・カノンが、この土地がぶどう栽培に適していると考え、手に入れた土地全てを、ぶどう畑に替えてしまいました。
これがシャトー・ カノンのはじまりであり、それが現在にまで受け継がれています。
シャトーは、石垣に囲まれているのが大きな特徴としてありますが、これはフランス革命時に、死刑を恐れて追われた人々が、このシャトーの地下にある大きな貯蔵庫に逃げ込んだため、難を逃れたという歴史を持っています。
ですが、その後老朽化した貯蔵庫によって、1992年〜1996年に作られた大半のワインに、カビ臭さが残る原因となってしまったという皮肉な出来事もあります。
その老朽化した貯蔵庫ですが、今はもちろん一新されて全く新しい貯蔵庫に生まれ変わりました。
実は、このシャトーの現オーナーは、あのシャネルです。
シャネルであれば余計に、シンデレラという評価がうなずけます。
このワインは、女性におすすめしたいワインの一つです。
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シャトー・ カノンはボルドー地方 サンテミリオン地区にある格付シャトーです。
凝縮された果実味豊かで重くそしてパワフル、そしてふくよかで複雑味溢れるボルドーワインのイメージ。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
また、このワインの産地サンテミリオンでは1955年より独自の格付けを行っており、この格付けは1855年以降ほとんど見直されないメドック地区とは異なり、数年ごとに見直されています。
シャトー・ カノンは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史を持つ生産者として多くのワイン愛好家達に支持され年のヴィンテージもまた人々に飲まれました。
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・ カノンとパーカーポイント
これ程まで私を虜にするシャトー・ カノン。驚くほどキメが細かく濃厚、そしてスパイシーさも兼ね備えた味わいである。これからも期待できるシャトー、生産者だ。
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