シャトー・カントナック・ブラウン 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 カントナック村
格付:メドック第3級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ カベルネ・フラン
セカンドラベル: カヌエ
白ワイン:
公式サイト: http://www.cantenacbrown.com/
シャトー・カントナック・ブラウンの特徴
しっかりと特徴を理解してワインを楽しむことが大切です。ワインは、どれも同じではありません。銘柄ごとに特徴があるのです。シャトー・カントナック・ブラウンなどの有名ワインであれば、他の銘柄との違いが明確に出てきます。本当の特徴まで理解することによって、シャトー・カントナック・ブラウンがますます楽しめるものになるのです。
シャトー・カントナック・ブラウンという銘柄の名称は、所有者であったイギリスの動物画家、カントナックという地名・村名に由来しています。特徴を掴む上で、名称についての理解は重要です。名称は、銘柄の基本となるものです。
年間生産量は14万4千本、平均樹齢は35年です。カントナック台地の西側で、砂利混じりの土質を持っています。15ヶ月から18ヶ月という期間の樽熟成で、タニック・辛口・渋みを特徴としています。しなやかさは、あまり感じられません。飲み頃が続くのは、古いものでは収穫後10年から20年でしたが、現在は収穫後5年から10年とされています。
古いヴィンテージは、悲惨な出来だと言われていたシャトー・カントナック・ブラウンですが、次第に味も良くなり、安定してきています。今では愛されるワインの1つになっています。
シャトー・カントナック・ブラウンの歴史
シャトー・カントナック・ブラウンの歴史は、波乱に満ちていて、繁栄と荒廃の歴史でもあります。
1754年、ボルドーに住む、ジャックボイドという名の騎士は、カントナックに土地を購入、葡萄栽培をしていましたが、その土地は、後に、シャトー・カントナック・ブラウンとなる敷地の前身で、その後、1806年には、英国の動物画家、ジョン・ルイス・ブラウンにその土地は渡り、彼は、そこにルネッサンス様式のシャトーを建て、盛大なワインパーティを行っていました。
そして、1843年、このシャトーは、銀行家に売却され、1855年のワインの格付けでは、初代の土地の所有者であるボイドの名で、3級クラスに格付けされました。
1860年には、アルマン・ラランドに、売却され、貯蔵庫の近代化、ワイン醸造の向上と共に、シャトーをカントナック・ブラウンと名付けました。
やがて、時代は移り、シャトーの権利は、転々とする一方、戦前の恐慌もあり、葡萄畑は荒廃して行きましたが、新しい所有者のヴィヴィエ家は、20年の歳月をかけ、葡萄を植え、土地を購入し、畑を拡張していきました。
1980年には、コニャックの名門、レミーマルタンに、シャトー・カントナック・ブラウンは売却され、さらに、1987年には、購入者のミディ社とアクサと合併後には、最新技術を導入したり、畑の改良が大規模に行われました。
シャトー・カントナック・ブラウンを探す
お電話でのお問合わせ、ご注文も可能です。※[会社概要]参照
シャトー・カントナック・ブラウンはボルドー地方 オーメドック地区 カントナック村にある格付シャトーです。
ワインの女王と呼ばれるボルドーワインはライバルブルゴーニュと比較して濃厚でパワフル、渋みとボリューム感溢れる重いワインというイメージでしょうか。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
シャトー・カントナック・ブラウンは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史を持つ生産者として多くのワイン愛好家達に支持され、それは年も変わりありませんでした
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・カントナック・ブラウンが大好き
ボトルを開けたときに部屋中に立ち込めるシャトー・カントナック・ブラウンの香りはなんとも言えないお気に入りだ。香り豊かで、ブラックフルーツ、土、そしてタールの特徴を持ち合わせている。美味しいワインはいつの時代にも支持される。
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