シャトー・ダソー 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 サンテミリオン地区
格付:サンテミリオン特別級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ カベルネ・フラン
セカンドラベル:
白ワイン:
公式サイト:
シャトー・ダソー の特徴
航空機メーカーで知られるダソーグループの一つ、シャトー・ダソー。
1969年にサンテミリオン地区の格付けで、グラン・クリュ・クラッセ(特別級)を獲得しています。
このサンテミリオン地区はボルドー近郊に位置し、ほとんどが不動の格付けとなっている中ではとても珍しい、格付けの見直しを行っていることで有名です。
そういったことから、新しく実力のあるシャトーがひしめき合う中での厳しい競争を勝ち抜き得た格付けは、古くて名ばかりといったことも少なくないワイン業界において信頼できる指針と言えるでしょう。
シャトー・ダソーでは、「モダンで凝縮感を持ちながらも、エレガントで伸びやかなスタイル」という目指すべき方向を定め、ローランス・ブリュン・ヴェルグリエット女子によるキメ細かい手入れや収穫のコントロールを行い、品質強化に励んでいます。
実はシャトー・ダソーは、1990年代初め、ワインにカビ臭さが感じられるという致命的なことを経験しました。
そういった経緯から、現在まで厳しく徹底した管理を行い、とても真面目に、健全にワイン造りをしているシャトーであると言えます。
そんな実直さはワインにも現れ、丁寧にその目指すべきスタイルを辿るような、魅力的かつしなやかなものを感じます。
長く熟成させるよりも、若いうちに飲むことをお勧めします。
シャトー・ダソー の歴史
1862年、フランスボルドーに近いサンテミリオン地区にてヴィクトル・ベイロ氏がシャトー・クープリを創設。
シャトー・ダソーの歴史は、1955年にそれをマルセル・ダソー氏が購入し、シャトー・ダソーと改名したことに始まります。
実はこのマルセル・ダソーなる人物、軍用機ミラージュや民間機ファルコンなどを製造する航空機メーカーの生みの親として有名です。
彼は手広く事業を行っているので、このシャトー・ダソーはそのグループの傘下の一つとなっています。
気になるのはシャトーの格付けですが、1954年に制定されたサンテミリオンの格付けは、階級変動がほとんどないフランスワイン界において珍しく約10年に一度見直しが行われているもの。
そのため腕に自信のあるシャトーがところ狭しとひしめき合い、競争は激化、階級が分かりづらいといったことまで起きているワインの激戦区です。
その中においてシャトー・ダソーはグラン・クリュ・クラッセ(特別級)を取得しています。
1995年から現在、お父さんの後を継いでローランス・ブリュン・ヴェルグリエット女子がその運営を管理しており、女性の手によるキメの細かい手入れと品質強化対策が実行されています。
そういった努力が実ってか、最近のヴィンテージは特に高い評価を得ています。
シャトー・ダソー を探す
お電話でのお問合わせ、ご注文も可能です。※[会社概要]参照
シャトー・ダソー はボルドー地方 サンテミリオン地区にある格付シャトーです。
カベルネ・ソービニヨンやメルローをメインの品種として使った伝統的なボルドースタイルのワインは、一般的に凝縮された果実味豊かで重くそしてパワフルなイメージを持っています。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
また、このワインの産地サンテミリオンでは1955年より独自の格付けを行っており、この格付けは1855年以降ほとんど見直されないメドック地区とは異なり、数年ごとに見直されています。
シャトー・ダソー は格付のワインとして、100年以上もの長い歴史と、伝統を持ち、そしてたくさんの人々に愛されてきたシャトー。年のワインもまた多くの人を魅了したに違いありません。
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・ダソー を愛する
このワイン、シャトー・ダソー ほど私を魅了して毎年の出来を楽しみにさせてくれるワインは無い。このワイン、いつも期待を裏切ることなく、驚くほどキメが細かく濃厚、そしてスパイシーさも兼ね備えた味わいである。ボルドーのワインとしての要素を十分に兼ね備え、堪能させてもらえるワインだ。
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