シャトー・デュ・テルトル 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 アルサック村
格付:メドック第5級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン メルロ カベルネ・フラン プティ・ヴェルド
セカンドラベル: レ・ゾー・デュ・ テルトル
白ワイン:
公式サイト: http://www.chateaudutertre.fr/
シャトー・デュ・テルトルの特徴
シャトー・デュ・テルトルの特徴は、しなやかで果実の味わいが充実していること、できばえが安定していることが挙げられます。
メドックの格付けは5級ですが、近年シャトー(フランスでワイナリーのことをそう呼ぶ)を改良したことで大きく向上しました。
いまいち有名ではないためにお値打ち価格で手に入るワインとして人気がとても高まっているのも大きな特徴です。
マルゴーワインの産地でもっとも標高の高い土地(テアトル)にシャトーがあり、
バランスの取れた味わい、フルーティで力強く豊かな風味がかすかに青くさくそれによって力強さを感じさせるワインです。
シャトー・デュ・テルトルは、60年代に有名シャトーの持ち主のガクストンと仲間の投資者により葡萄を入れ替える建て直しがされ、
90年代の終わりに有名シャトーのジスクールの所有者イエルヘルスマが購入して、ジスクールの兄弟ワインとして
劇的に品質を向上させました。
質のよさが実績で証明されているわりにネームバリューがいまひとつなために低価格なので、シャトー・デュ・テルトルは過小評価されているワインといえます。
フルーティな味わいで、
ポテトサラダやソテーなどの鶏肉料理、牛肉やきのこのカレー、チーズを使ったペンネなどさまざまな料理に合います。
シャトー・デュ・テルトルの歴史
シャトー・デュ・テルトルは品質の高いワインでありながらネームバリューがあまりないため、ワインそのものの品質と比べとてもお買い得なワインと言えます。テルトルはマルゴーのアペラシオンでもっとも標高の高い大地にあり、カロン=セギュールの所有者であったフィリップ・カベルン・ガスクトンが1961年に手に入れたシャトーです。ガスクトンはその当時かなり悲惨な状態であったこのシャトーを立て直し、ブドウを植え替える大規模な計画に着手しましたが、残念ながらこのシャトーのワインは忘れられがちでした。その後1998年このシャトーはガスクトン夫人によりエリック・アルバダ・イエルヘルスマに売却されたという歴史があります。1978年以降最高のヴィンテージワインは比較的深みのある色と溢れるような力強さや豊かさを特徴としていますが、フィネスヤやマルゴーワインの魅力である極上の芳香にはやや劣るとも言われてきました。けれどもシャトー・デュ・テルトルは手ごろな価格でずっと販売され続けているため、ボルドーの格付けシャトーの中でかなり過小評価されているという現状があります。シャトー・デュ・テルトルはボルドーの格付けシャトーで最もお値打ち品のワインでありながら1978年以来ずっとムラのない上質のワインを生産し続けています。
シャトー・デュ・テルトルを探す
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シャトー・デュ・テルトルはボルドー地方 オーメドック地区 アルサック村にある格付シャトーです。
カベルネ・ソービニヨンやメルローをメインの品種として使った伝統的なボルドースタイルのワインは、一般的に凝縮された果実味豊かで重くそしてパワフルなイメージを持っています。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
シャトー・デュ・テルトルは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史を持ちます。 シャトーのオーナーはその長い歴史の中で何度か変わっているものの、そのシャトーと土地に宿る精神が受け継がれてきました。
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・デュ・テルトルを愛する
その存在感はボトルから漂っている。 威厳に満ちたシャトー・デュ・テルトルはその外観もまた魅力に溢れている。メドック第5級の格付けは伊達ではない。 十分にそのクオリティーを予感させてくれる。美味しいワインはいつの時代にも支持される。
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