シャトー・ラグランジュ 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 サンジュリアン村
格付:メドック第3級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン メルロ プティ・ヴェルド
セカンドラベル: フィエフ・ド・ラグランジュ
白ワイン:
公式サイト: http://www.chateau-lagrange.com/Accueil/
シャトー・ラグランジュの特徴
シャトー・ラグランジュの歴史は古く、記録によると1631年までさかのぼります。17世紀のワインマップにも掲載されていました。フランスのボルドー地方には100以上のグラン・クリュ(特級畑)のシャトーがあり、シャトー・ラグランジュは最も有名と言われるメドック地区で第3級を獲得したグラン・クリュです。ワインの特徴としては深みがあり凝縮されています。また、カシスなど黒系果実の風味豊かな香りがあります。ぶどう畑が立地するその地域の特性とぶどうの品種に徹底的にこだわり、その個性を最大限に引き出すべく、果実が最適な形で成熟するようにぶどう園の管理が徹底されています。また、若い樹のぶどうは他のワインに使用するなどして、シャトー・ラグランジュにそぐわない、やや品質の劣るぶどうがシャトー・ラグランジュに混じらないようにすることで品質を維持しています。シャトー・ラグランジュは1983年に日本のサントリーが所有者となっています。ぶどう園の管理にも日本人が関与し、水の使用量やCO2の排出量を削減するなど環境への配慮も怠りません。こうした取り組みにより安定的に品質の高いワインの生産を続けているため、その味わいは格付け2級に値するという評価も多く受けているワインです。
シャトー・ラグランジュの歴史
シャトー・ラグランジュはフランスボルドーのシャトーの一つです。
シャトー・ラグランジュの歴史は、17世紀頃に作られたと言う、ワイン地図にシャトーが掲載されている事からも、かなり古くからワイン造りに携わっているシャトーであると言えます。
このシャトー・ラグランジュは、1842年にデュシャテル伯爵が所有者となり、その13年後の1855年には、メドックの格付けの中で3級に格付けされたという歴史があります。
しかしながら、経済状況が悪化した事により、デュシャテル伯爵はシャトーを手放し、その結果他の所有者に変わったのです。
そのため、所有者が変わったことで品質が悪化してしまったと言われています。
このように、このシャトーは、一時は資金難に陥ってしまったこともあり、その間は3級と言う格付けには相応しくないワインが生産されていた時期があったのです。
しかし、現在では1983年に日本の酒造メーカーがシャトーを購入して、品質を向上させていると言います。
栽培されるブドウは厳格な選別が行われ、シャトー・ラグランジュで生産されるワインは、堅牢で色が濃いのが特徴です。
また、古典的なメドックのタンニンを持ち、安定したワインであるという特徴もあるのです。
シャトー・ラグランジュを探す
お電話でのお問合わせ、ご注文も可能です。※[会社概要]参照
シャトー・ラグランジュはボルドー地方 オーメドック地区 サンジュリアン村にある格付シャトーです。
フランス・ボルドー地方のワインはブルゴーニュと並び、フランスを代表するワインの生産地ですが、ボルドーのワインは「クラレット」「ワインの女王」という呼び名で当時支配下だったイギリス人に親しまれて来ました。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
シャトー・ラグランジュは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史と、伝統を持ち、そしてたくさんの人々に愛されてきたシャトー。年のワインもまた多くの人を魅了したに違いありません。
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・ラグランジュに魅せられて
正直、シャトー・ラグランジュはどのワインよりも好きである。このワイン、いつも期待を裏切ることなく、驚くほどキメが細かく濃厚、そしてスパイシーさも兼ね備えた味わいである。一口飲むと実感するビロードのようななめらかさ。そして、ほのかに甘みを感じさせるタンニンがフレッシュな果実の甘さとそしてエレガントな酸との絶妙なバランスが調和している。
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