シャトー・マルキ・ド・テルム 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 マルゴー村
格付:メドック第4級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン メルロ カベルネ・フラン プティ・ヴェルド
セカンドラベル: テルム・デ・ゴンダ
白ワイン:
公式サイト: http://www.chateau-marquis-de-terme.com/
シャトー・マルキ・ド・テルムの特徴
ワイン銘柄の名称というのは、生産されている土地の名前、あるいは所有者の名前に由来して付けられることが多いです。例えば、シャトー・マルキ・ド・テルムという銘柄は、創始者である侯爵の爵位マルキ・ドに由来しています。テルムの部分はローマの浴場を意味しているとされます。銘柄の特徴を知っておくことは、ワインを楽しむ上で、非常に重要なことです。名称の由来を知ることも、特徴を掴む手がかりとなります。
シャトー・マルキ・ド・テルムは、格付けにおいて第4級とされています。年間生産量は16万本、平均樹齢は35年です。粘土質、ローム質、砂質、砂利質という複数の性質を持った土が見事に調和していて、高い品質のシャトー・マルキ・ド・テルムが生産されるようになっています。
収穫を行う際は手摘みによる丁寧な作業がなされています。2週間から3週間の発酵期間を設けることで、しっかりと熟成させていて、味が深くなっていきます。飲み頃が続く期間は、収穫後5年から18年とされていて、この期間内に飲むことが、シャトー・マルキ・ド・テルムの真の味を楽しむためのポイントになります。
シャトー・マルキ・ド・テルムの品質は常に高く、愛好家を満足させています。
シャトー・マルキ・ド・テルムの歴史
メドック地区で有名になっているワイン銘柄の1つに、シャトー・マルキ・ド・テルムという銘柄があります。このシャトー・マルキ・ド・テルムという名称は、侯爵の名前が由来となって付けられています。非常に個性的な歴史を持っていて、ワインの味だけでなく、その歴史においても愛好家を楽しませています。ワインを楽しむには、背景となっている歴史を理解することが大切なのです。
シャトー・マルキ・ド・テルムの起源は、18世紀頃にあります。侯爵が結婚した際、妻の持参した財産に含まれていた畑が、シャトーの原点となりました。1855年の万国博覧会の頃には、シャトー・マルキ・ド・テルムの格付けが第4級とされています。
他の多くのワインと同じように、19世紀から20世紀の辺りには、シャトーが非常に困難な状況を迎えることになりました。所有者が何度も変わっていきます。しかし、その状況で廃れてしまうシャトーもある中、シャトー・マルキ・ド・テルムは持ちこたえます。所有者の必死の努力によって、ワイン生産が続けられる環境が整えられていき、高いクオリティーのワインを生み出せるようになったのです。危機を乗り越えたことで、ますます強いワインへと成長しました。
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シャトー・マルキ・ド・テルムはボルドー地方 オーメドック地区 マルゴー村にある格付シャトーです。
フランス・ボルドー地方のワインはブルゴーニュと並び、フランスを代表するワインの生産地ですが、ボルドーのワインは「クラレット」「ワインの女王」という呼び名で当時支配下だったイギリス人に親しまれて来ました。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
シャトー・マルキ・ド・テルムは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史を生き続け、メドック第4級としての品質を守り続けてきましたが、それは年も変わりありませんでした
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・マルキ・ド・テルムに魅せられて
このワイン、シャトー・マルキ・ド・テルムほど私を魅了して毎年の出来を楽しみにさせてくれるワインは無い。その艶やかで深い色合いからは、これほどまでに複雑で驚くほどキメが細かく密度の高い質感は創造できない。シャトー・マルキ・ド・テルムは今後も人々を魅了し続けていくだろう。
このワインに合う料理
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このワインに合わせたいおつまみ
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ボルドーは人口20万人を超える大都市でもある。
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