シャトー・パヴィ 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 サンテミリオン地区
格付:サンテミリオン第一特別級B
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ カベルネ・フラン
セカンドラベル:
白ワイン:
公式サイト:
シャトー・パヴィの特徴
フランスのボルドー地方で生産されるワインは、シャトーと呼ばれるブドウ農園の評価によってランク別に格付けされています。有名なものではメドック地区やソーテルヌ地区で生産されるワインなどが挙げられますが、それとは別にサンテミリオン地区やグラーブ地区でも格付けが行われています。特にサンテミリオン地区の格付けは10年毎に見直しされているため、今現在のシャトーの価値が明確に分かる格付けだと言えます。
シャトー・パヴィはサンテミリオン地区で生産されているワインで、この地区では長い間二つのシャトーがトップに君臨していましたが、2012年に行われた格付けの見直しにより、シャトー・パヴィも格付けのトップに昇格されました。
1997年にオーナーが交代したことから、シャトー・パヴィの品質は近年格段に向上しています。メルロと呼ばれる品種のブドウをメインに使用した味は、果実味をしっかりと味わえる濃厚さが大きな特徴となっています。また、オークの樽の香りもほのかに漂い、上品でエレガントな仕上がりが魅力の逸品です。
シャトー・パヴィは以前から高価なワインとして知られていましたが、オーナーが交代した1997年以降はさらにその価値が増しており、日本でも高級ワインとして静かな人気を呼んでいます。
シャトー・パヴィの歴史
シャトー・パヴィという銘柄は、特徴を持ったワインとして有名な銘柄です。その起源は4世紀にまで遡ります。パヴィの丘に、ブドウの樹が初めて植えられたのが、4世紀のことでした。
シャトー・パヴィというのは、サンテミリオン地区で特によく知られたシャトーで、10世紀以上にわたって様々なパヴィを産み出してきました。パヴィとは桃の一種で、フルーティーな味わいを持っているのです。
19世紀の中頃から、シャトー・パヴィはサンテミリオン地区で1級の扱いを受けるようになります。非常に高い品質が評価されるようになったのです。何度も所有者が変わっていく中で、シャトー・パヴィの魅力は高まっていきました。他の所有者からも土地を買い足したりして、十分な生産が可能になるように規模を拡大していったのです。
20世紀に入ってから、サンテミリオン地区で正式な格付けが行われ、第1特別級Bという格付けになりました。その後も、高い評価は維持され、ブドウ栽培が見直されていきます。出来の良くない株を排除して、良いものだけを残したのです。危機的状況に陥ることもありましたが、他のワインと同じように、その危機を乗り越え、魅力的な銘柄に成長しました。
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シャトー・パヴィはボルドー地方 サンテミリオン地区にある格付シャトーです。
ブルゴーニュと比較されることの多いボルドーですが、一般にカベルネ・ソービニヨンやメルロー種を主体に使ったボルドーワインはピノ・ノワールを使ったブルゴーニュのワインと比較して重く、濃いワインとして知られています。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
また、このワインの産地サンテミリオンでは1955年より独自の格付けを行っており、この格付けは1855年以降ほとんど見直されないメドック地区とは異なり、数年ごとに見直されています。
シャトー・パヴィは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史の中で素晴らしいワインを生み出し続けてきました。 またそれは年も例外ではありません。
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・パヴィの魅力
シャトー・パヴィの魅力は当然一言では語れない。しっとり、深みがあり、完熟した果実味がたっぷり。まろやかな口当たりとこなれたタンニンが柔らかに広がり重厚感のある味わいのワインだ。上質感と繊細さを感じる素晴らしいワイン。
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