シャトー・プリュレ・リシーヌ 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 カントナック村
格付:メドック第4級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン メルロ プティ・ヴェルド
セカンドラベル: ド・クレルフォン
白ワイン:
公式サイト: http://www.prieure-lichine.fr/
シャトー・プリュレ・リシーヌの特徴
格付けにおいて4級という位置づけになっているワイン銘柄に、シャトー・プリュレ・リシーヌという銘柄があります。シャトー・プリュレ・リシーヌという名称の由来は、小修道院、旧オーナーの名前です。年間生産量は24万本、平均樹齢は28年から30年です。
多くのワインと同じように、シャトー・プリュレ・リシーヌもオーナーの変遷が頻繁に行われました。しかし、ワイン生産に力を注ぐオーナーが多かったことで、生産が止まるようなことはありませんでした。また、品質の高さも常に維持されていて、愛好家から見放されることもなかったのです。
ステンレスタンクやコンクリートタンクを使用していて、手摘みによる丁寧な作業が行われています。シャトー・プリュレ・リシーヌの飲み頃が続くのは、収穫後の5年から12年程度とされていて、できるだけ美味しく楽しむためには、この期間内に飲むようにしなければなりません。
1982年が当たり年となっているワイン銘柄が目立つ中で、シャトー・プリュレ・リシーヌは1982年を避けた方が望ましいとされます。シャトー・プリュレ・リシーヌは、1986年のものが非常に印象的となっている銘柄で、高い評価を受けています。
シャトー・プリュレ・リシーヌの歴史
ワインは、銘柄ごとに個性的な歴史を持っています。よく見られるような歴史のワインもありますが、有名銘柄の中には驚くような歴史があったりします。例えば、シャトー・プリュレ・リシーヌという銘柄にも、注目するべき歴史があるのです。
シャトー・プリュレ・リシーヌの起源をたどっていくと、教会でのワイン作りが起源であったことが分かります。12世紀頃のことでした。最初の頃は、規模が非常に小さかったので、あまり大量の生産は行われていません。しかし、ブドウ栽培の他に食糧農産物の生産も行われるようになっていて、これがシャトー・プリュレ・リシーヌの始まりだったとされます。
シャトー・プリュレ・リシーヌは、少しずつ規模を広げて生産が行われていきます。フランス革命の後には、ボルドーやメドックといったワイン生産で有名な地域に在住している一族のところにシャトーの所有権が渡っていきました。この頃から、本格的な生産がスタートするのです。
シャトーの規模拡大によって、高い品質を維持することも可能になっていきます。ワイン生産に携わる人々が必死に努力を重ねた結果、シャトー・プリュレ・リシーヌは、高い格付けを得る銘柄へと成長していきました。
シャトー・プリュレ・リシーヌを探す
お電話でのお問合わせ、ご注文も可能です。※[会社概要]参照
シャトー・プリュレ・リシーヌはボルドー地方 オーメドック地区 カントナック村にある格付シャトーです。
パワフルなワインの産地として、ボルドーは世界で最も歴史があり、ワイン愛好家達から支持されている場所に違いありません。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
シャトー・プリュレ・リシーヌは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史を持ちます。 シャトーのオーナーはその長い歴史の中で何度か変わっているものの、そのシャトーと土地に宿る精神が受け継がれてきました。
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・プリュレ・リシーヌを訪問
シャトー・プリュレ・リシーヌの魅力はその生産の地、フランス、ボルドー地方 オーメドック地区 カントナック村にある。メドック第4級の格付けは伊達ではない。 十分にそのクオリティーを予感させてくれる。これからも期待できるシャトー、生産者だ。
このワインに合う料理
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このワインに合わせたいおつまみ
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ボルドーは人口20万人を超える大都市でもある。
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