シャトー・ローザン・セグラ 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 マルゴー村
格付:メドック第2級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン メルロ カベルネ・フラン プティ・ヴェルド
セカンドラベル: メーヌ・ド・ジャネ
白ワイン:
公式サイト: http://www.rauzan-segla.com/
シャトー・ローザン・セグラの特徴
シャトー・ローザン・セグラは、1661年に貿易商でありシャトーマルゴーの支配人でもあるピエール・デメジュール・ドゥ・ローザンによって、創設されました。トーマス・ジェファーソンが視察でボルドーを訪問したときに、シャトー・ローザン・セグラの高品質に感動し、自ら数ケースを注文していったという逸話もあります。1994年にシャネル社がオーナーになると、濃厚でタンニンの多い、凝縮された感じのするワインにするために、ブドウの収穫量を半分にし、さらにブドウ栽培を減農薬栽培で行うようになります。その結果として、シャトー・ローザン・セグラは、滑らかで優美さをたたえた口当たりのワインと評されるようになります。シャトー・ローザン・セグラは、色の深みにも特徴があります。シャトー・ローザン・セグラを支えているテロワール(土壌)は、地下深くに砂利層が重なっていて、表面では粘土質に黒土が重なっています。シャトー・ローザン・セグラのテロワールは、果実とスパイスを感じさせる香りをもたらしてくれています。特に果実の風味は、濃縮されたジャムを連想させる、甘い優美さを備えています。使用されているブドウの品種は、カベルネ・ソービニヨン54%、メルロ41%、プティヴェルド4%、カベルネフラン1%というブレンドになっています。
シャトー・ローザン・セグラの歴史
シャトー・ローザン・セグラは、建物の一部が300年を経たものであり、マルゴー地区における最も古くまた有名なクリュです。もともとはシャトー・ローザン・セグラとシャトー・ローザン・ガシは単一畑つまりシングルヴィニャードでした。1661年に、ピエール・デ・メジュール・ドゥ・ローザンが購入して、シャトー・ローザンと名乗りました。その後1792年に畑は分割されます。ローザン家の最後の末裔であるバロンヌ・ドゥ・セグラが3分の2を所有し、残りの3分の1は政治家のセギュール・ドゥ・ガシに渡りました。1903年にはクリューズ家に移転しますが、1956年に大霜の被害にあい、1957年にメロン氏に売却されます。この時に葡萄の全面的な植え替えが行われました。1960年にはジョン・ホルト社に売却されますが、名声はなかなか上がりません。1983年にジャック・テオ氏が管理を引き継ぎ、コンサルタントに著名な教授を迎え、醸造設備を一新するなどの改革がおこなわれました。その甲斐あって1983年以降シャトー・ローザン・セグラは2級シャトーに復活となります。1989年にブレント・ウォーカー社に売却され、1994年にシャネルのオーナーであるヴェルト・ハイマー氏が所有し、植え替えや減農薬栽培、排水設備の完備など6億円以上の投資を行ったといわれ現在に至っています。
シャトー・ローザン・セグラを探す
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シャトー・ローザン・セグラはボルドー地方 オーメドック地区 マルゴー村にある格付シャトーです。
ワインの女王と呼ばれるボルドーワインはライバルブルゴーニュと比較して濃厚でパワフル、渋みとボリューム感溢れる重いワインというイメージでしょうか。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
シャトー・ローザン・セグラは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史を持ち、メドック第2級としての品質の維持につとめてきました。 またそれは年も変わりありませんでした
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・ローザン・セグラが大好き
シャトー・ローザン・セグラの魅力はその生産の地、フランス、ボルドー地方 オーメドック地区 マルゴー村にある。緻密さと繊細さが表裏一体となり、絡みつくように口の中を広がる味わい。 そしてシャトー・ローザン・セグラにしかない官能的な味わい。いつもストックしておきたい、そう是非ケース買いしたいワインだ。
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