古いシャンパンって美味しいの?
皆様は数十年経ったシャンパンを飲んだことがありますか?
たまに「家にもう古くなっちゃったシャンパンがあるんだけど、まだ飲めるかな?」「もう悪くなっちゃってると思うんだけど・・・」なんて事をおっしゃる方がいます。(そこまで多くはいませんが….(^^;;)
さて、数十年経ったシャンパンはまだ大丈夫なのか? ?美味しく飲めるのでしょうか?
30年経ったドンペリを開けてみた!
先日弊社の在庫の中から 1990ドン・ペリニョンを開けて試飲しちゃいました。
1990年って割とつい最近のように感じてしまうのは昭和生まれの私だけでしょうか?
でもよく考えると1990年からはもう30年もの時が経過しています。
30年経過したシャンパン、ドン・ペリニョンのお味はどうなのでしょうか!?
開けてみました!
まずコルクを抜いたのですが、シャンパンのコルクは外に出ている先端が丸く大きくなっており、ボトルに入る部分が小さくテーパー型に下に広がっています。
この下に広がるテーパー型のコルクとそれを外から押さえる金具のストッパーによってシャンパンボトルの中のガス圧でコルクが自然に飛び出さないよう、少々きつくシールしているのですが、これがキツすぎるとなかなかコルクを抜くことが出来ずとっても苦労します。
皆さんもそんな経験、おありではないでしょうか?
しかし、年月が経つとこのコルクの栓の部分が縮んで細く小さくなっていき、あまり力を入れなくても簡単にコルクを抜く事が出来るようになる傾向があります。
そして状態が悪いと、そこからガスが漏れ泡がなくなってしまうなんて事もあるのです・・・
今回開けたボトルも流石に30年も経っているのでコルクはきつくなく、それ程苦労すること無く抜くことができました。
抜くともうテーパー上には広がらず真っ直ぐな形になっています。
そして、「中身は、、泡は大丈夫かな?」 と 心配しつつグラスに注ぎます・・・