まさに飲み頃!5つ星生産者が造るとっても美味しいローヌ赤、見つけました!
先日開催された試飲会で代表酒井が美味しいローヌワインを見つけてきました。そのワインは ローヌの大御所 ギガルが手がける ジゴンダス 2011。
ギガルはパーカーポイントで100点満点を何度も獲得し、五つ星生産者と認められた、ローヌのみならずワイン界全体における超一流の実力者!彼らが造る一番お手頃な コート・デュ・ローヌ でも絶対に外さない安定の美味しさを誇る生産者です。
今回酒井は輸入元の試飲会でギガルが出すワインを下はコート・デュ・ローヌから始まり、コート・ロティまで一通りテイスティングしてきたそうです。その中で圧倒的に美味しかった!!というのが今回ご紹介する ジゴンダス です。
すぐに取り寄せテイスティングしてみましたが、グラスに注いだ途端に開く豊かな香り、口に含んだ時の柔らかな味わい、今飲んで間違いのないリッチな味わいの美味しい赤ワインでした♪ 高価なワイン コート・ロティ も熟成させたら豊かな味わいを堪能できるはずですが、今すぐ飲むにはちょっと硬すぎてしまいそのポテンシャルを堪能できないまま終わってしまい、個人的には勿体無い、、、と思ってしまうワインです。その点、ジゴンダスは葡萄の品種構成の違いもありますが、今飲んで美味しい!と満足できるワイン。
気温が下がってきたこの季節、是非とも召し上がっていただきたい美味しいワインです!
甘く柔らかな香り、口いっぱいに広がる豊かな旨み!
いつまでも飲んでいたい美味しいワイン!
濃厚な赤紫の液体をかいでみると、甘く柔らかで鼻を包み込むような優しい香りがします。プラム、チェリー、黒胡椒、インク、バニラビーンズ、カカオ、レーズン、バニラビーンズなど多様な要素が顔を覗かせます。複雑さを持ちながら硬さはなく、解れた暖かな印象です。
口に含むと、ジュワッと広がる果実、その旨みが舌の上を覆いつくして旨みがたっぷり!美味しい!!!
香りの印象そのままの、硬さのない柔らかなニュアンスで優しく口の中が暖められます。これは程よいアルコールの厚みも作用しているかもしれません、飲み進めるうちにホッコリとした気持ちに満たされます。
ジュワットかみ締めることができる旨みがたっぷりとあり、その後自宅に持ち帰りゆっくりと楽しみましたが、いつまでも飲み飽きることのない、とても美味しいワインでした。果実の凝縮感、穏やかな酸味、まろやかなタンニン、これらの要素が綺麗に交わりバランス抜群の味わいです。
今飲んで心から美味しい!と思えるとってもオススメしたいワインです!
パーカー氏によれば、飲み頃は今から2026年まで!
このお値段で長期熟成させる楽しみも味わえます!
私自身はこのジゴンダスを飲んで、今がとっても美味しい!!と感激したのですが、ふと見かけたロバート・パーカー氏の評価によると、このワインに90点の高評価を与え、飲み頃予想は2014〜2026年としていました。
ということは、かなりの長期熟成が期待できるヴィンテージのようです。もしセラーに余裕がある方がいらっしゃいましたら、10年後を目指して毎年熟成ぶりを観察してみる価値もありそうです!このお値段で熟成の可能性を試すことができるのも、さすがギガル!と感心します。
ボルドー、ブルゴーニュの名門と人気を争う、ローヌ最高の生産者
ギガルの創業は戦後間もない1946年と比較的歴史の浅い生産者です。
しかし、ご存知の方も多いかと思いますが、かのロバート・パーカーから満点5つ星の生産者と評価されており、彼らが造る最高峰の「コート・ロティ」は常に5万円近い値を付け、ボルドーやブルゴーニュの一流生産者の造るワインと同等、あるいはそれ以上の人気を獲得しています。
エティエンヌ・ギガルが創業し、2代目のマルセルが ヴィダル・フルーリィー社を傘下におさめ歴史的なドメーヌである「シャトー・ダンピュイ」を手に入れ、その後も少しずつ素晴らしい畑を傘下におさめながら、最高峰のローヌワインのヴァリエーションを増やしていきました。
創業者 エティエンヌ・ギガル氏
現在、ワイン造りの全ての責任を負っているのは3代目にあたるフィリップであり、創業以来変わらない家族経営を続けながら、自社で熟成用の樽を製造する拠点を構えるなど、新しい取り組みをしながら、高い評価を獲得する高品質なワインを造り続けています。
2代目、3代目ファミリー
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