安くて美味しい泡が欲しいよね、と代表・酒井と話し始めて数ヶ月、ようやく納得のいく美味しい泡を見つけました!
バルバディージョ・ベータ エスプモーソ
黄色い桃や、白い花に、イーストのニュアンスがほんのり。口に含むと泡は繊細で柔らかくムースの食感!
グラスから一口飲んで、「旨い!」「美味しい!」と大きくうなずいてしまいました。
スペインのアンダルシア地方で造られるこの泡は、2世紀にもわたってシェリーを造り続けてきた名門バルバディージョが、この地方の生産者として初めて手がけた エスプモーソ (=スパークリングワイン) で、誕生したてのニューフェイスです。
フルーティさにイーストのニュアンスが入ってリッチな香り!泡は細やかでムースの舌触り!
濃い目の麦わらがかったイエローの中に豊かな泡が立ち上がります。
黄色い桃とそのシロップ漬けのフルーティな香りとともに、白い花、そしてイーストのニュアンスが華やかに香り、豊かさを感じます。複雑とまではいかないまでも、果実にイースト香がまじり変化に富んだリッチな香りが楽しめて嬉しい気持ちになります。
口に含むと泡は細やかで柔らかく、その舌触りはムースの食感。味わいはすっきりとした酸が全体に感じられ、そこに綺麗な柑橘系果実あわさり旨みを感じる味わいです。辛口でドライでありながら、イーストの柔らかさがあってバランスがとてもよくグラスが進んでしまいます!
スペイン全土のレストランで取り扱い量ナンバーワンの白ワインを造り上げた、歴史あるシェリー生産者
シェリーの生産者としてとても有名なバルバディーショですが、彼らは大きな資本に飲み込まれることなく2世紀にわたり家族だけでシェリーメーカーとしての地位を守り続けてきました。
さらに、シェリーだけしか造っていなかった地元アンダルシアのマンサリージャにおいて、初めて白のスティルワイン(辛口白ワイン)を造り上げたのです。
この白ワインは地元アンダルシアで人気を博すだけでなく、あっという間にスペイン全土で人気を博し、現在ではスペイン国内のレストランで一番多く取り扱われ、飲まれているワインとなっています。
伝統的なシェリー生産者として揺るがぬ地位を守り続けながら、最新技術をいち早く導入して辛口白ワインでも大成功しているバルバディージョ。
革新的な実力者 バルバディージョが新たにチャンレンジしたのが、今回ご紹介する泡 バルバディージョ・ベータ エスプモーソ です。
アンダルシアで初めての挑戦!シャンパンと同じ 瓶内二次醗酵!!
現在バルディージョを取り仕切る醸造家 モンセラット・モリーナ女史は圧倒的な人気を誇る先代が作った白ワインに負けないようなことをしたい、もっと人々を感動させたい、という強い思いで今回のエスプモーソを造りました。
今回のエスプモーソは、この地方における初めてのスパークリングワインの誕生の物語でもあります。
シェリーで生み出した潤沢な資金をもとに、低温管理できるステンレスタンクを使用して15日間かけてじっくりと醗酵をさせたのち、シャンパンやカヴァと同じ瓶内二時醗酵を行います。瓶内二次醗酵の期間は9ヶ月ととても贅沢なのです。
チャレンジ精神に溢れる女性醸造家
現在バルバディージョで醸造長を務めているのは、モンセラット・モリーナ女史です。
アンダルシアでは女性の醸造家はまだ珍しい存在で、彼女はその草分け的人物。大学ではまず薬学を専攻したのち、葡萄栽培と醸造学の修士号を取得後、さらにシェリー産地に直結するカディス大学の醸造学科も卒業しました。
現在、バルバディージョ社の生産および醸造部門の責任者と研究開発リーダーを務めています。
絶滅寸前の土着品種を復活させたり、この地方で初めての赤ワインの生産を開始するなど、研究熱心でチャレンジ精神に溢れた女性です。
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