スキアヴェンツァ
バローロ セッラルンガ 2009
希望小売価格 6,160円税込みのところ
期間限定 4,830円税込
Schiavenza Barolo Serralunga 2009
【イタリア/ピエモンテ 赤】
こんにちは、デリバリーワインの江下です。
先週も古典的バローロの雄「ジャコモ・コンテルノ」のバックヴィンテージをご案内しましたが、今回もとっても美味しい正統派バローロをご紹介します!
生産者の名前はスキアヴェンツァ。
クラシックな造りにこだわり生み出されるワインはエレガントで香り豊か!
果実味も、酸もタンニンも全てのボリュームがしっかりとあるのですが、その全てが溶け込んだようなその味わいはまるでシルクのよう。
するーっと滑らかで、ほんの少しの冷涼感もあって、大人のワインだな。。。と思わされます。
恵まれたテロワールの良さを全て出し切ったような造りは、今流行のモダンバローロ(新樽を使用し甘みとボリュームを引き出した造り)とは一線を画す、まさにクラシックなイタリアワインならではの味わい。ブルゴーニュにも通じるような香りの強さと繊細さをあわせ持っています。
わかりやすい派手さはないのに、しみじみとかみ締めながら味わうことができる深みのあるバローロなのです。
流行のタイプかクラシックな造りか、どちらを選択するのかは、まさに好みの分かれるところではありますが、伝統的なフランス、イタリアワイン好きの方なら、絶対に満足できる旨み溢れる、本当にオススメのバローロです!
あの三つ星シェフのアラン・デュカスが、毎年シェフソムリエなど、スタッフを現地に買い付けに行かせるほど愛着を持つワイン!
実際、スキアヴェンツァのバローロを愛するフランス人三ツ星シェフのアラン・デュカスは、自分のレストラングループのシェフソムリエを筆頭にスタッフを派遣し、毎年直接買い付けをさせるほど、このワインを高く評価し愛用しているそうです。
味にうるさいフランス人をここまで熱心にさせるということからも、このバローロのエレガントさ、実の高さを納得いただけるのではないでしょうか?
イタリアワインに精通した評論家をも感動させるバローロ
さらに、イタリアのワイン評論誌「ヴェロネッリ」のテイスター、ダニエル・トマセスは偶然訪れたこの小さな生産者のバローロをテイスティングしてその質の高さに感動し、以降ピエモンテを訪れる際には必ず立ち寄るほどのお気に入りに。
そして、トマセス氏は2006年の「ヴェッロネッリ」にて、初めてこのスキアヴェンツァのワインを紹介するとともに、97点という高得点を与え、さらには年間ベスト20に値する「イル・ソーレ」に選出しました。
こうして、世界に認知されるようになったスキアヴェンツァのバローロはその後ワインスペクテイターなどで非常に高い評価を獲得するようになりました。
こんなに美味しいバローロが4,830円で楽しめるなんて、本当にお買得!!
バローロは「イタリアワインの王様」という表現が用いられ、この愛称とわかりやすから、大変人気のあるワインとなっています。そのため、価格も不釣合いに高いワインが多いのも事実で、ちょっと名のある銘柄になると、1万円前後してしまうことがほとんどです。
逆にお手ごろな価格のバローロをいただくと、バローロという名前ばかりで、ワインの王という風格は残念ながら感じることができないことも多々あります。
そんな中にあって、スキアヴェンツァのバローロは「まさにバローロ!」という深みを持ちながら、この価格設定は本当に破格!味わいもコストパフォーマンスも抜群のバローロです!
いくらお手ごろとはいえ、通常は6000円は下らないワインが、なんと今だけの超特価4,830円!
どうぞこの機会をお見逃しありませんように!
こんなに美味しいバローロが5000円以下で飲めるなんて、滅多にない素敵な機会だと思います!!
テイスティングコメント
淵にうっすらとオレンジを感じるガーネットの美しいワイン。
香りはさくらんぼの甘みを感じる果実とともに、ドライローズやドライな杏が感じられる。グラスを回すとなめし皮やラムレーズン、カカオなど上質なブルゴーニュとも共通する香りが広がる。この香りをかいでいるだけで、心躍ってしまったのですが、本当にたまらなく良い香りなのです!
飲み口は柔らかいというのが第一印象。しかし、バローロらしい果実、酸、タンニンのボリュームが大きく実際にはかなりしっかりとしたワインです。
これらのボリュームを柔らかく感じることができるというのは、他の生産者よりも半年以上長く熟成させる独特のスタイルであったり、収穫を10月末まで待って行う果実の成熟にこだわる造りがあるからこそなんだと思います。
コンクールにはほとんど出品しないにもかかわらず、獲得する高い評価の数々!
スキアヴェンツァは醗酵が終わると大樽で熟成させる前にタンクで6ヶ月間ワインを休ませます。そのため、他の生産者よりもリリースのタイミングが半年遅くなってしまうため、コンクールへの出品や、ワイン評価誌へのサンプル提出が難しく、あまりメディアには登場しませんでした。
しかし、たまたまスキアヴェンツァに立ち寄ったヴェロネッリのテイスターがこのバローロに感銘をうけ、2006年の同誌において100点満点の97点と評価。さらに、年間ワインのベスト20の一つに選んだのです。 |
こうして、ようやくマスコミにも登場するようになると、ワインスペクテイターなどでも軒並み高得点を獲得するようになりました。
さらに特筆すべきは、同様の高評価を獲得しているワインが軒並み日本円で1万円以上の高価格となっているにもかかわらず、スキアヴェンツァはその半額程の価格でワインを提供しているという点。
こんなに美味しくて、しかもこれだけの高い評価を獲得していながら、謙虚ともいえる価格設定は素晴らしい!の一言だと思います。
こだわりの醸造と熟成
ブドウの収穫は完熟ギリギリまでタイミングを待って行うため、10月末とかなり遅めです。もちろん全て手摘みでの作業。
そして、醗酵は野生の天然酵母のみを利用し、コンクリートタンクにて15~20日間25~30度の温度管理の元行われます。 |
コンクリートタンクを用いることで、醗酵温度がゆっくりと上昇するため、滑らかな果実味を得られるとのこと。
そして、醗酵後6ヶ月間ワインを休ませたうえで、バローロの伝統的な大樽で36ヶ月間熟成されます。 |
この熟成前に6ヶ月間休ませるというのも、バローロの伝統的な手法なのですが、この期間をとることで、コンクールやガイド誌へのサンプル提供が遅れてしまいマスコミへの登場がしづらくなってしまいます。
そのため、最近の生産者はこの期間をとらない人も多いのですが、スキアヴェンツァではあくまでも味わい重視、昔ながらの醸造方法にこだわりを持って取り組んでいます。
頑なに味を守り続けるルチアーノ・ビラ氏
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