
1,380円(税抜)+消費税

(赤)ドメーヌ ラ フローラン フローレセンス ルージュ 2012
1,380円(税抜)+消費税
Domaine La Florane Rouge
【フランス/ACコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ 赤】
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こんにちは、デリバリーワインの江下です。
香り抜群!旨みたっぷりの美味しい赤ワインを見つけました!
フランスのローヌ地方で、オーガニックにこだわり造られるこの赤ワイン、香りはベリーやイチジクの果実に、クミンやホワイトペッパーのスパイシーさ、そして、ローズマリーのハーブ感が重なり、グラスを回すたびに次々と新しい表情が浮かびあがってきて、香りをかいでいるだけでもワクワクしてしまう魅力に溢れています。
口に含むと大地の恵みが感じられるまろやかな旨みがいっぱいに広がります。がっつりとしたタンニンや濃厚な果実味とは一線を画す、上品で複雑さを兼ね備えたミディアムボディの味わいがとっても印象的!
恵まれた畑で健康な葡萄を育て、なるべくストレスを与えずにワインを造る。
シンプルながら手のかかる作業を行っていることが、このワインを一口飲めばしみじみと伝わってきます。そんな滋味溢れるワインなのです。
ベリーにスパイス、ローズマリー、、、織り重なるように溢れ出てくる豊かな香り!
グラスに注ぐと若々しくクリアな赤紫の色合いがきらきらと輝きます。
香りの第一印象はラズベリーの赤い果実に、セミドライのイチジクのドライな果実感。しかし、グラスを一度回すと、クミン、ナツメグ、白胡椒の魅力的なスパイスと、ローズマリーのハーブ感が顔を見せ始め、いかにも南フランスらしい深みのある香りが広がります。
さらに、コーヒーのこうばしさ、ほんのり香るきのこっぽさ、懐かしさを誘う干し草、海苔っぽいミネラル感など多様な香りが織り重なって溢れ出てきて、グラスを回すのが楽しくなってしまいます!
繊細さと奥深さを感じる、旨みいっぱいの赤ワイン!
味わいはベリーの熟した果実味とクリアでまろやかな酸味が絶妙にバランス!まろやかな旨みが口の中いっぱいに広がり、それが余韻にまで長く続きます。大地のエキスをたっぷりと含んだ、豊かなミネラルがこの価格とは思えないような深みを与え、じんわりと舌で広がりなんとも幸せな気持ちに満たされます!
ガッツリとしたタンニンはなく、上品で複雑さをそなえたミディアムボディの味わいがとても良い感じです。
口の中にたっぷりと旨みを残しながら、スーッと喉の奥に吸い込まれていくこの味わいは繊細さと奥深さに満ちていて、ついついグラスが進んでしまいます!飲み疲れとは無縁、上品で上質な味わいを楽しむことが出来るとっても美味しい赤ワイン。

なるべく自然に、ワインにストレスを与えない。その想いが伝わってくる滋味溢れるワイン!
このワインを造る生産者は1982年創業と歴史の深いローヌにあっては、比較的新しい生産者の一人です。現在は父と息子、二人でワイン造りを行っています。
21ヘクタールと決して広いとはいえない畑では、100%エコセール公式認定を受ける有機葡萄を造り、醸造過程では品種ごと、区画ごとに分別した葡萄をそれぞれステンレスタンクで醗酵させ、フリーランスジュースだけを使用してワイン造りを行っています。
また葡萄やワインに余計なストレスがかからないように、醸造設備は地下に作られています。そうすることで、収穫された葡萄は余計な手を加えることなく、流れるように醸造過程にいきつくことができるからです。
繊細な配慮をしながら、葡萄にはストレスをかけず、しかし、細かいところにまで目配りをして作られた彼らのワインには滋味が溢れ、とてもこの手頃な価格とは思えない上質な風格を感じることができます。
家族経営のこじんまりとしたドメーヌだからこそ出来る、素敵なワインです。

ローマ法王が所有しワイン造りをさせていた、高品質ワインの産地 ヴィサン
生産者のドメーヌ・ラ・フローランはローヌ地方にあるヴィサン村でワイン造りを行う生産者です。
ヴィサン村は12世紀から14世紀にかけて、ローマ法王が所有してワイン造りを行っていた伝統のある地域で、1966年にはA.O.C.コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの認定を受けています。歴史を遡っても質の高い葡萄が収穫できる村として名高い場所のひとつです。

伝統の地で、手をかけたこだわりのワインを造る
このヴィサンの畑の質の高さに惹かれた創業者のフランソワ・ファーブルは、1982年にこの地にドメーヌを設立しました。彼のワイン造りの理念は「質が高く、繊細で奥深いワインを、なるべくリーズナブルに提供する」ということ。このこだわりを念頭におきながら、実現させるために葡萄の栽培や醸造のみならず、醸造設備の設計、にいたるまで細かい配慮を行ってきたそうです。
彼らが所有する畑は、A.O.C.コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの中でも最も標高が高い場所にあり(海抜195~295メートル)、斜面も南向きのため日照的にも恵まれているのですが、2001年に息子のアドリアンがドメーヌに加わると、長年の夢であった環境に優しいオーガニックな葡萄栽培、ワイン造りに取り組みはじめます。
現在、彼らがつくる葡萄は「100%有機葡萄」として『エコセール公式認定』をうけています。

『質が高く、繊細で奥深いワインを造る』 ために、
父と二人で栽培から醸造まで行う アドリアン・ファーブル氏
所有する21ヘクタールの畑は一続きとなっていますが、斜面の上部と下部では土壌の構成が異なることを利用して、品種ごとに栽培する場所を細かく吟味し、最高のパフォーマンスが発揮できるよう配慮をしています。
ちなみに、フローレセンス ルージュ の主要品種である グルナッシュ は、畑の最も標高の高いところで(海抜280~295メートル)栽培され、ミストラルのお陰で健全な葡萄が育つようになっています。一方、ワインに幅広いアロマを与えているシラーは、海抜195~230メートルと、彼らが所有する畑の中では最も標高の低いところで栽培されています。
テクニカルノート
■葡萄品種
グルナッシュ 90%、シラー 10% (有機葡萄として100%エコセール公式認定)
■醸造
品種の区画ごとに異なるステンレスタンクを使用し醸造を行う。7度で4日間マセラシオンを行う。醸造過程において、イーストや添加物を加えることなく、伝統的で自然な方法でワイン造りを行っている。
プレスの際には自然に流れ出たフリーランスジュースのみを使用。瓶詰めの2ヶ月前にブレンドを行い、フィルターなどは使わずに卵白を使用して清澄し、ワイン本来が持つ風味が最大限引き出されるよう配慮している。

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