3,480円(税抜)
+消費税
(白)ドメーヌ・ミシェル・グロ
オート・コート・ド・ニュイ・ブラン
フォンテーヌ・サン・マルタン 2014
3,480円(税抜)+消費税
Domaine Michel Gros
Hautes Cotes de Nuits Blancs
Fontaine St Martin
【フランス/ブルゴーニュ
AOCオート・コート・ド・ニュイ 白】
※お届けは4月22日(北海道、九州、沖縄は23日)以降となります。
こんにちは、デリバリーワインの江下です。
代表酒井が美味しいブルゴーニュの白ワインを見つけました!
このワインを造っているのは、常に安定した美味しいワインを提供してくれる ミシェル・グロ。 今回出合った白ワインは、彼のお父様の代から地道に手入れをし続けてきたオート・コート・ド・ニュイの中でも特別な畑で収穫した葡萄で造られたワイン
フォンテーヌ・サン・マルタン 2014 です。
この特別な畑の完成には40年以上の歳月をかかりましたが、ついに2014年ヴィンテージより モノポール として認定されたました!今回ご紹介のワインはその初ヴィンテージとなる記念すべきワインでもあるのです。
実際テイスティングをした酒井は、
「オート・コート・ド・ニュイのワインはたくさあるけれど、ミシェル・グロが造る このフォンテーヌ・サン・マルタンの味わいは他の生産者が造る同地域のものとは味わいとは違い、オート・コート・ド・ニュイのすっきりとしたミネラル感に加え、独特の旨みを感じる」
「ワンランク上のワイン。 7千円、1万円のワインとも勝負できるレベルのものだ」
と、とっても美味しいワインだと熱く語っておりました。
丁寧な作業、まじめな人柄のミシェル・グロが父の代から丹精こめて作り上げた畑の葡萄で完成させたワイン。
絶対に美味しくない訳がありません!ブルゴーニュ白好きの方、お見逃しございませんように!!
7000円、1万円のワインとも勝負できる、豊かな味わい!
デキャンター誌でも90点獲得! “superb wine”
オートコートらしい綺麗な酸とミネラル感があるすっきりとした味わいなのだけれども、いわゆる「旨み」が最初から余韻にまであって、果実の甘さ、まろやかさとともに丸みのある味わいを作っていて美味しい。
2014年というまだ若いヴィンテージなので、他の生産者の同じ地域のワインも飲んだが、そちらは酸が強い印象がありとがった感じがした。そういうツンとした感じがミシェル・グロのこのワインにはまったくなくて、バランスがよく、若いヴィンテージながら既に完成している味わいでした。この値段とは思えない味わいで安い!と思いました。
まったり濃厚、というワインではなくブルゴーニュらしい繊細さもあって、果実の凝縮感を楽しむことができる白ワイン。とにかく美味しくて、7000円一万円のワインとも勝負できるレベルのもの。
ちなみに、イギリスのワイン評論誌 デキャンターでは 90点を獲得しています!
ミシェル・グロが父ジャンとともに40年以上かけて作り上げた区画
今回ご紹介する フォンテーヌ・サン・マルタン は、彼が所有するオート・コート・ド・ニュイに存在するひとつの区画です。 畑は標高400メートル弱の東南東の斜面に、階段上に広がっています。 こちらで収穫した葡萄も他の区画のワインとブレンドして オート・コート・ド・ニュイ としてこれまでも販売されていましたが、以前から フォンテーヌ・サン・マルタンには他にはないポテンシャルがある、と感じていたミシェルと父ジャン・グロは40年以上もかけて畑の手入れを行ってきました。
もともとシトー派の修道院が所有していたこの畑は19世紀末のフィロキセラ禍で壊滅して以来、その大部分が森と化していたそうです。1976年にミシェルの父ジャンがこの森の開拓に着手。ミシェルもそこに加わり畑を再建しました。
そして、1981年に4ヘクタールの畑にピノ・ノワールを植えると、1987年には残りの3ヘクタールにシャルドネを植え、2007年に購入した最後の1ヘクタールにも葡萄を植え、フォンテーヌ・サン・マルタン全体の再統合を果たすことに成功、現在に至っています。
クロ・デ・レアに次ぐ、第二のモノポール
ミシェル・グロはオート・コート・ド・ニュイのワインについて、これまでも区画ごとに醸造をしていたため、各々の区画ごとのワインの瓶詰めにいたるまでの熟成過程、ポテンシャルを把握したうえで最終的にブレンドしオート・コート・ド・ニュイとして販売してきました。 ですから、今回モノポールとしてリリースしたフォンテーヌ・サン・マルタンの魅力とオリジナリティについて30年以上にわたって観察し続けてきました。
この畑の土壌はジュラ紀のオックスフォーディアン後期の石灰とマールが混ざっており、同じような土壌は5キロ離れた白ワインの銘醸地コルトンの丘にも見られることからも、恵まれた畑であることが理解できます。
こうした背景から、グロ父子はこの区画のポテンシャルの高さに早い段階から気づき、畑の再建に熱心に取り組んできたそうです。ちなみに、ミシェル・グロが所有するモノポールの畑は ヴォーヌ・ロマネ の クロ・デ・レア に次いで2つめとなります。
長い年月を経て、初めてモノポールとしてリリースされたのが、今回ご紹介のワイン フォンテーヌ・サン・マルタン 2014 なのです。
ヴォーヌ・ロマネの名門 ミシェル・グロ
ブルゴーニュのワインをみると、「グロ」という生産者の名前をよく目にします。
代々ワイン造りに携わる一族の歴史は1830年代まで遡ることができるのですが、父の代で兄弟3人がそれぞれにドメーヌを立ち上げます。
今回ご紹介するミシェルの父ジャンはその兄弟3人の中でも特別な実力を持つ生産者であり、次第にワイン評論家たちから高い評価を獲得するようになり、一族の歴史に栄光をもたらすこととなりました。
偉大なる父のドメーヌ、ジャン・グロは1995年までワインを造り続けていましたが、晩年は長男でありボーヌ大学を卒業しそのまま父とともにワイン造りに携わってきたミシェルが、1979年に立ち上げた自らのドメーヌとともに手がけていた、と言う話は余りにも有名です。
献身的に父の手伝いをしながら、その哲学、こだわり、具体的な手法の全てを間近にしたミシェルにも3兄弟があり、それぞれにワイン造りを行っていますが、やはり、ミシェル・グロが生み出すワインが、偉大なる父のスタイルに最も近いといわれています。
ミシェル・グロ氏
ミシェルはたびたび来日していますが、彼が立つ試飲会の会場では、いつも人だかりができています。それは、彼の造るワインが超一流の美味しさに溢れていることは勿論なのですが、どんなに疲れていても自らワインを注ぎ、笑顔を絶やさない彼の人柄によるところも大きいのだと思います。本当に温かい空気が流れている方なのです!
<テクニカルノート>
土壌:泥灰土
発酵・熟成:醗酵:ステンレス・タンクにて3分の2まで醗酵、その後オーク樽へ移し醗酵
熟成:オーク樽熟成 (新樽比率20%)
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