サロン Salon
こんにちは、デリバリーワインの酒井です。
別格のシャンパン! 良く「あなたはどのシャンパンが一番好きですか?」という質問をして、シャンパン好きの方が答える一番多い答えがルイ・ロデレールのクリスタルとそしてこのサロンではないでしょうか? ナッツのような香ばしさと何年経ってもその繊細な味わいを失わない力強さはサロン以外ではありえない特別なもの、これはシャンパンではなく、サロンだ! と言いたくなってしまう程他のシャンパンとは別物で美味しいと思うのです。
出会う機会が少ない しかしロデレールと比べて圧倒的に生産量が少なく近年なかなか飲む機会が少ないため、実際にサロンを飲んだことがある方は少ないのではないでしょうか? 私がサロンを知ったのは10~12年くらい前だったと思います。 しかしその後世界の景気が上昇していく中で、日本国内ではほとんどサロンを目にする事が無くなって行き飲む機会もどんどん減っていきました。。。
熟成させてから飲むべし そんなサロンですが、一度だけ期待したものとは違う味わいで残念に思ったことがあります。 味わいは フレッシュでパワフルなのですが、まだサロン独特の香ばしさや複雑味が感じられず、とてもシンプルでストレート、甘味もほとんど感じられないものだったのです。 普通のシャンパンであれば飲み頃は過ぎ、力を失ってしまうものがほとんどでしょうがサロンはそれからが本領を発揮する長期熟成シャンパンなのです!
しかしその頃になって探してそんな古いヴィンテージはもどこでも売っていないため買えないのがサロンです。
デリバリーワイン 代表 酒井
|
■サロン1997 1500ml マグナム(木箱入)
品種:シャルドネ100% 生産地区:フランス/シャンパーニュ地方 |
■サロン1995 化粧箱入り
品種:シャルドネ100% 生産地区:フランス/シャンパーニュ地方 |
■サロン1995 木箱入り6本セット
品種:シャルドネ100% 生産地区:フランス/シャンパーニュ地方 |
サロンが世界中で崇敬される訳
『サロンは50年100年熟成させることの出来るスタイルになる年にしか造らない。』とまで言われるほど、とにかく熟成に時間がかかると言われるサロン。 シャンパーニュは比較的リリースされた直後から楽しめるモノが多い中、サロンでは最低でも約10年近く瓶内熟成を経てからリリース(一般的なヴィンテージシャンパーニュの瓶熟期間は3年)する上、その後更に熟成を要するヴィンテージが多いといわれています。 それでも中々古いヴィンテージのものは手に入れることが出来ない為、若すぎるうちに飲んでしまって「大したことがない」という印象に終わっている人も多いかもしれません。 ですがこれほどまでに世界中の人々がサロンを崇敬しているのは、飲み頃になったサロンが発揮する感動の味わいに出遭ったからでしょう。そしてまだ経験していない人も、いつかその感動を得たいと願いながら、サロンのシャンパーニュに夢を描いているのでしょう。
97年は早くから楽しめるスタイル! 97ヴィンテージは、長熟を必要とするサロンの中でも、非常に早いうちから愉しめるといわれているヴィンテージ。サロンの偉大さや魅力を、今から感じることの出来るヴィンテージです。
徹底した完全主義を貫く サロンの独特な生産スタイルは、他のメゾンやドメーヌにない、究極のこだわりがあります。ご存知の方も多いと思いますがご参考までに。 ●造るのは良年のヴィンテージシャンパーニュのみ サロンが生産するのは良年にのみしか造らない、ただ1種類のみのヴィンテージシャンパーニュ。ヴィンテージシャンパーニュとは一言で言うと、特定の年に収穫された葡萄だけで作られたシャンパンのこと。 通常多くのメゾンやドメーヌは、毎年NV(ノン・ヴィンテージ)のシャンパーニュを売りに出します。ノン・ヴィンテージと いうのはその名の通り収穫年を記載しておらず、複数年のモノをブレンドすることにより品質を均一化にしたもの。(アッサンブラージュといいます)実はシャ ンパーニュ地方は葡萄栽培には大変厳しい気候の地方である為、豊作の年もあれば不良年もあると言うことから、救済措置として、シャンパーニュは唯一、ブレンドが許可されているのです。 ヴィンテージシャンパーニュは、通常、不作の年とブレンドしてしまうにはもったいないくらい最高の葡萄が収穫できた年に造られます。 サロンは不作の年は生産を見送り、良年のみにしか造りません。 いまや伝説となっていますが、サロンはもともとシャンパン好きの趣味が高じて造られたメゾンであり、それゆえに、一切妥協を許さず完璧なシャンパーニュを創りあげたのです。そのスタイルは守られ続け、1911年に生産を始めて以来未だに、わずか32ヴィンテージしかリリースされていないのです。 ●モノ・セパージュ=ブラン・ド・ブランの真髄 代表的なこだわりがモノ・セパージュ(単一種)。ピノ・ノワールやピノ・ムニエは使用せず、コート・デ・ブランのグラン・クリュのなかでも最良の土地、ル・メニル・シュール・オジェに特化し、その畑から採れるシャルドネのみを使用しています。 しかも一番絞りの果汁のみを使用。通常はほとんどのメゾンが一番絞りと二番絞りを用いるのに対して、サロンではよりクリーンな一番絞りのみを、惜しみなく贅沢に使用しています。 ●長い年月、蔵で瓶内熟成を経てから出荷 一般的なヴィンテージシャンパーニュの瓶熟期間が3年のところ、サロンでは最低でも約10年近く瓶内熟成を経てからリリースします。 本当にポテンシャルの高い葡萄のみを使用しており、またマロラクティック醗酵を経ていないために天然の酸が非常に強く、驚くほど長期熟成を可能としています。 リリースしてからも熟成を要するヴィンテージが多く、『サロンは50年100年熟成させることの出来るスタイルになる年にしか造らない。』とまで言われるほどです。 ●全て手作業の職人技、生産量もごくわずか サロンは世界中で需要が高まり、有名になった今も、職人技の手作業スタイルを変えません。例えばオリを瓶の口の部分に集める作業、ルミュアージュ。現在ではほとんどのメゾンが機械を導入していますが、サロンでは昔のままに職人がこの仕事を行なっています。 その為年間の平均生産本数は約6万本程度。多い年でも7千ケース前後、少ない年だとその半分の量しか生産されません。
徹底した完全主義で貫かれたシャンパーニュ、サロン。高価でも決して後悔のない至高のシャンパーニュです。 |
以下 http://www.champagnesalon.com/ より冬から春にかけて、温かな気候と厳しい寒さが交互に訪れたル・メニル・シュル・オジェでは、6月11日に葡萄の花が咲き始めました。
葡萄がよく熟すためには欠かせない、暑くて乾いた夏を越え、9月22日に始まった収穫は、日が沈むと温度の低下が目立ちましたが、日中は素晴らしい夏日和の天候の中で進められました。 サロン1997:絹のような官能性 顔を出したばかりの太陽、まるで真珠光沢を思わせる淡い黄色のワインの中でわき上がる、活発できめ細かな泡。 究極でミステリアスな繊細さの中に、白い花やアカシア、サンザシの芳香を含むミネラル感に溢れる、複雑な香り。わずかな塩気が、パンのみみやブリオッシュ、発酵香の風味を引き立て、青りんごやノワゼットのアロマも秘めています。 口あたりは、ピュアでバランスがよく、慎重である一方、さわやかなパンチもきいています。まるで、泡が口の中で踊りだし、ムースが絶妙な愛撫を続けているかのよう。 早朝の静かな爽快感の中でゆれる、絹のスカーフを思わせる軽快な逸楽。 つまり精妙な魅力が溢れています。 熟練された自らのスタイルを持ち、気骨でありながらもエレガントで、感動的なフレッシュ感。 サロン1997は、絹のように精妙で、長い余韻が続き、奥深いながらも軽快で、官能的であると同時に自己主張の出来る女性的なワインに仕上がりました。 それはつまり、確実に悦楽を感じさせるワインです。 |
|
お探しの誕生年をクリックしてください | ||||
ワインを探す | 1918年 | 1919年 | 1920年 | |
1921年 | 1922年 | 1923年 | 1924年 | 1925年 |
1926年 | 1927年 | 1928年 | 1929年 | 1930年 |
1931年 | 1932年 | 1933年 | 1934年 | 1935年 |
1936年 | 1937年 | 1938年 | 1939年 | 1940年 |
1941年 | 1942年 | 1943年 | 1944年 | 1945年 |
1946年 | 1947年 | 1948年 | 1949年 | 1950年 |
1951年 | 1952年 | 1953年 | 1954年 | 1955年 |
1956年 | 1957年 | 1958年 | 1959年 | 1960年 |
1961年 | 1962年 | 1963年 | 1964年 | 1965年 |
1966年 | 1967年 | 1968年 | 1969年 | 1970年 |
1971年 | 1972年 | 1973年 | 1974年 | 1975年 |
1976年 | 1977年 | 1978年 | 1979年 | 1980年 |
1981年 | 1982年 | 1983年 | 1984年 | 1985年 |
1986年 | 1987年 | 1988年 | 1989年 | 1990年 |
1991年 | 1992年 | 1993年 | 1994年 | 1995年 |
1996年 | 1997年 | 1998年 | 1999年 | 2000年 |
2001年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 2005年 |
2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 |