「ワシントン州のラフィットだ!」 byロバート・パーカー
現地アメリカでもリリースと共に完売してしまう、超少量生産のプレミアムワイン デリール・セラーズ ハリソン・ヒル。 このワインを以前メルマガでご紹介したところ、配信と同時に完売するほどの大人気をいただきました!
私も試飲したのですが、香り高く緻密なつくりが、とってもエレガントで非常に完成度の高い美味しいワインなんです!
できることならハリソン・ヒルをもっとご紹介したいのですが、とにかく現地に問い合わせていただいても、無いものはない、ということで入手できない状況が続いております。
見つけてしまいました!ハリソン・ヒルの流れを汲む、貴重なセカンド D2!
そのような中、その『ハリソン・ヒル』のセカンド的存在のワイン 『D2』 を見つけてしまいました!
セカンドとはいえ、やはり生産本数は多くなく、輸入元での在庫もカウントダウン状態になっているとのこと。
そして、その味わいも、カシスやブルーベリーの豊かな果実香に、葉巻やバニラの香ばしさ、胡椒やシナモン、のスパイシーなニュアンスが加わり、とても香り高いワインです。口に含むと、香りにあった黒い果実のボリュームがいっぱいに広がりながら、舌触りはシルキーでエレガント。
余韻にかけて、気持ちのよい香りが長く続き、それはやはりハリソン・ヒル を彷彿させる気品あふれるテイストが存分に発揮されているのです。
たっぷりとしたフルボディのワインにもかかわらず、今飲んで柔らかくて香り豊かなのも嬉しいところです。
世界中のプレミアムワインを飲みつくした、抜群の舌と確固たる自信。
生産者クリス・アップチャーチはワインを造るもの、葡萄の時点からワインの完成形をイメージできなければならない!と、自分の理想とするワインを造り上げるために、世界中の最上級のワインを飲みつくしたという逸話の持ち主。
生産者 クリス・アップチャーチ氏
その結果、彼の理想とするワインは「ボルドーのグラン・ヴァン」であり、ワシントン州の土壌、気候にはボルドーに匹敵する葡萄を生み出す素地があると判断し、この地でのワイン造りを決意しました。
クリスのポリシーは、偉大なワインを造り上げるのは、偉大な葡萄があってこそ、ということ。あらゆる味わいを感じ分けることができる、という確固たる自信を持つ舌をもつ彼は、季節を問わず常に畑に立ち続け、上質な葡萄を生み出すことに膨大なパワーを捧げています。
世界最高のワインを飲みつくした男が造る充実のセカンドワイン!
D2を口にすると、お値段は半分ほどにもかかわらず、ハリソン・ヒルを飲んだときのような、優雅でエレガントな味わいが口いっぱいに広がります。
彼が「完全なワイン」と表現する彼の理想形「バランスがとれたエレガントなワイン」の姿が存分に表現されているのです。
ギューット集めた球体のような味わいはデリール・セラーズのワインの特徴と言えるのかも知れません。
ハリソン・ヒルが『ワシントン州のラフィット』ならば、このD2は『ワシントン州のカリュアド・ド・ラフィット』と言って差し支えないと思います。
絶対お買得!緻密でエレガント、香り高い美味しいワインなんです!
カリュアドを買うんだったら、こちらのほうがいいな、、、と個人的には思ってしまいました。だって、2〜3万円もする、今や普通に開けるにはあまりにも勿体ないお値段となってしまったラフィットのセカンド。
一方D2はパーカーさんが「ワシントン州のラフィットだ!」と太鼓判を押すほど、エレガントで濃密なつくりのワインにもかかわらず、そのセカンドは6000円ちょっとで楽しめてしまうんです。
そして何より嬉しいのは今すぐに抜栓して「いいワインだな」と素直に感動できる、バランスのとれた上品な造り!
日常のちょっと贅沢なワインとして、是非ともオススメした、とっておきのワインです!
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