ルモワスネ・ルノメ

味わいはとても落ち着きがあり、しっかりとしたミネラルを中心に一本筋の芯とそれを包み込む果実味が全体のバランスを整えています。

カシス等のフレッシュな赤い果実、小梅のような甘酸っぱい香り、杏やプラムなどの熟した甘み、優しいほのかなドライフラワーの香りやハーブ香、紅茶のような優しい熟成香。

繊細で、シンプルで、ピュア。

タンニンもすっかり溶け込み、酸、果実味、熟成香、甘み、旨味、全ての要素が繊細でありながら、綺麗に波長を合わせバランスがよく、素直に身体に入ってきます。

熟成したワインは多少のボトル差もあり、また繊細なワインなので合わせるお料理や環境などで随分違った印象を持つことがあります。

私はそれも、熟成ワインを楽しむ1つの愉しみであると感じています。

果実の甘みを強く感じるとき、ミネラルを感じるとき、酸を感じるとき、香りもどこか微妙に印象が異なったり･･･。

今日はどんな表情をしているのかな、と想像しながら抜栓する愉しみが気軽にこのお値段で楽しめるなんて、嬉しい事ですね。この価格にしてこんなにも状態の良い熟成ワインには滅多に出会う事が出来ません。

ルモワスネ氏自慢のスペシャルキュヴェ！

「ルノメ」（=名声の意）は最高の年にだけ、素晴らしいキュヴェだけを選りすぐって造られるルモワスネ氏自慢のスペシャルキュヴェ！！

評判も高く、お値段の何倍もの価値がある商品だと思います！

完売

１本(750ml)

お買得！６本セット

1,008円お得！
お買得！１２本セット

明るく透明感のある、赤褐色。ふちは透明がかり徐々に熟成感のあるオレンジ、そして中心部に向かって綺麗なガーネット色の輝き。

香りには、カシス等のフレッシュな赤い果実に加え、小梅のような甘酸っぱい香り、杏やプラムなどの熟した甘み、そしてグラスを回し温度が上がるにつれて徐々に優しいほのかなドライフラワーの香りやハーブ香、紅茶のような優しい熟成香も湧き出てきます。

味わいはとても落ち着きがあり、しっかりとした酸を中心に一本筋の芯とそれを包み込む果実味が全体のバランスを整えています。

繊細で、シンプルで、ピュア。

タンニン、酸、果実味、熟成香、甘み、旨味、全ての要素が繊細でありながら、綺麗に波長を合わせバランスがよく、素直に身体に入ってきます。

お料理はキノコのオープン焼きや、ポルチーニ茸のリゾット、ミネラルがしっかりしているのでお肉料理にも合いそうです。ソースはシンプルに、お肉の素材を生かしたローストが良いでしょう♪

気が付いたらグラスが開いている・・・

滑らかでシンプルな熟成感を気軽にお家で楽しみたいです。

和食にもよく合います♪

温度は少し冷やしめで頂くのが良いのではないかと思います。

（2012年11月　太田テイスティング）

ルモワスネ社前当主のローラン・ルモワスネ氏は、ニコラ(フランス最大のワインショップ)のクルティエ(仲買人)であり、またワイン界で多くの生産者から高い評価と尊敬を得ているすごい人ですが、ブルゴーニュで最も富豪といわれる家系の一人でもあります。

フランス・ボーヌにあるワイナリーには古くから、膨大な広さを持つワインカーヴを所有しています。

その大きなワインカーヴィに眠っているヴィンテージワインの数はなんと、100万本とか！約500種類ものヴィンテージワインが眠っているのだそうです。

（ベルナール氏は、「これを1000種類にするのが夢なんだ」と、語っていらっしゃいました）

まさにブルゴーニュNO１のお宝カーヴです。

そこには、「飲み頃になるまではリリース（世に出すこと）しない」というルモワスネ社が断固として守りつづけている信念があります。

（その為には広い土地と資金が必要で、望んでいても実現出来ないドメーヌばかりなのが実情です）

まさに、大金持ちだから実現できた、完全蔵出しワインなのです。

ビン詰めされたワインはすぐカーヴへ置かれ、リリースまで、何十年もの間全く動かされることなく、静かに、大事に熟成されます。

ワインにとって最高の環境下で育ったワイン達は、市場に出回り旅をしているワイン等とは比べ物にならない、「力強さ」が残っています。

20年に1回の澱引き、そして出荷前のワインは必ず、そっとコルクを抜いて不足分を補填し、リコルク（新しいコルクに替える事）して世に出されます。

とってもとってもデリケートでリスクを伴う作業ですが、熟成ワインにはとっても大事なメンテナンス、そして消費者にとっては安心で確実（しかもラベルが綺麗で目減りがないなんて！）かなり嬉しいサービスですよね。

ベルナール・ルポルト氏来日試飲会

ルモワスネ社のベルナール・ルポルト氏が来日した時の事です。何と言っても感動したのは、土地の特徴・ヴィンテージの特徴がありながら全てのワインにおいて、

古酒とは思えないほど、濃く、若々しい色合い、芯の通った骨格（ボディ、コク、酸）

があることでした。そしてその中に、滑らかで、熟成した優しさ、エレガントな落ち着いた味わいがあることのです。

1967年ヴィンテージ（ちなみにヴォーヌ・ロマネのレ・ショーム）もいただきましたが、若々しいこと。
40年前のワインだなんて到底信じられないほど、ジューシーで余韻が長くて、骨格がしっかりと残っているのです！

これは私の中の「ヴィンテージワイン」のイメージを、一気に変えてしまうほどでした。