ムートンの中でも傑出した年!98年!パーカーポイント96点!
1998年ヴィンテージは、パーカーが100点をつけた1986年ヴィンテージに次ぐ偉大なワインとして、ムートンの中でも傑出した年!PP96点、非常に良く出来た当たり年のシャトー・ムートンです!
セパージュはカベルネソーヴィニョン86%、メルロー12%、カベルネフラン2%の比率でブレンド。
当たり年らしい凝縮感のあるワインで、しっかりとした豊富なタンニンがあるため、飲み頃になるまで忍耐強く待つ必要がありそうです。パーカーの予想する飲み頃は2012年から2050年。長期熟成が楽しみな1本です。
1998年のシャトー・ムートン・ロートシルトのラベルは、メキシコ人画家のルフィーノ・タマヨ(Rufino Tamayo)によって描かれました。
実は既にこの作家は亡くなっていましたが、故人の家族から寄贈された画をムートンはこの年に採用したといいます。
ムートンのラベルに故人の作品が採用されたのは1973年のピカソに次いで2度目のこと。
実はタマヨ氏は1990年のラベルを依頼されていたのですが、それを描き上げた直後1991年に亡くなってしまい、当時ムートンのラベルは、存命活躍中の画家に依頼することが原則であったために、90年は他の作品が代わりに採用されました。
その後タマヨの遺族がその作品をムートンに寄贈し、ムートンはその気持ちを受け取ることを決意し、原則を曲げて改めて1998年ラベルにタマヨの作品を採用したという経緯があります。
主題は乾杯の音頭をとる男性の姿。