シャトー・マルキ・ド・テルムは第4級に格付けされるフランスボルドー地方のワインです。
長期熟成向きなボルドーの特徴のひとつに、いくつかのブドウ品種を混ぜて造る事が挙げられます。
シャトー・マルキ・ド・テルムはカベルネ・ソーヴィニョン メルロ カベルネ・フラン プティ・ヴェルドなど個々の品種の特徴がブレンドする事で奥行きもでて複雑な香りや味わいが生まれ、また造り手によってそのブレンド比率が異なる為、多様なワインが造られ、シャトーの個性も引立ちます。
若いうちはタンニン分が豊富でパワフルなカベルネ・ソーヴィニヨン/メルロのワインは最も長期熟成に向くワインのひとつで、熟成と共にエレガントさや滑らかさ、複雑味が増すと言われています。
シャトー名は、1800年代初めにこのシャトーを所有していた貴族ペギルハムの公爵名からとられており、「テルム」とは「ローマの浴場」という意味をもちます。