シャトー・ラスコンブは、17世紀、初代オーナーとなった騎士ラスコンブ氏により名づけられたメドック地区2級の伝統あるシャトーです。
2001年、アメリカ、フランスなどの欧米各国の企業によって組織されている投資組合コロニーキャピタルが株式を買収し、それ以降、
様々な取り組みがなされています。
その結果、各界から大きな注目を集め、マルゴー地区で最も規模の大きいシャトーの一つであると同時に、最も良く話題にのぼるシャトーともなりました。
徹底的に地質調査を実施し、メドックでは珍しい粘土質石灰岩の土壌をもつ区画には、その土壌を活かすためカベルネ・ソーヴィニヨンからメルローへの植え替えを行いました。
また、醸造コンサルタントのミッシェル・ロラン氏やアラン・レイノー氏をコンサルタントとして起用し、品質は飛躍的に伸びました。
メルローの比率の高いそのワインは、滑らかな口当たりで上品な印象。果実味が凝縮しており、きめ細かいタンニンが溶け込んだ仕上りになっています。