バローロはイタリアを代表する赤ワインの一つです。 「イタリアワインの王」とも呼ばれ、固有品種ネッビオーロ種のみを使用し、栽培から収穫、醸造、熟成に至るまで細かく規定が定められており、生産者はバローロを名乗るために、これらの法律を厳格に順守しています。
生産者のマルケージ・ディ・バローロは、200年近い歴史を有する生産者で、フランス貴族の女性をファレッティ侯爵が迎え入れところから歴史が始まっています。
当時、甘口微発泡の造りであったバローロの味を気に入らなかったそのフランス女性は、フランスから醸造家を招き、ネッビオーロ種が本来もつ奥深い赤ワインの魅力を引き出すことに成功しました。
この改革が現代のバローロの礎となっています。